誰が点灯している? みなとみらい21全館ライトアップの仕組みを大公開!
ココがキニナル!
タワーズミライトの点灯と消灯は誰が行っている?/主催者と電気代は?/イヴにやらない理由と通常電力とグリーン電力の切替え方法は?(さわさなぎさん/マリンルージュさん/濱のホタルさん)
はまれぽ調査結果!
横浜みなとみらい21が中心に、施設の各テナントで点灯と消灯を実施。電気代はグリーン電力をまとめて購入。24日が平日の場合はイヴに行う
ライター:はまれぽ編集部
2017(平成29)年で21回目を迎える、「TOWERS Milight(タワーズ ミライト)~みなとみらい21オフィス全館ライトアップ~」。
横浜ランドマークタワーやパシフィコ横浜など、みなとみらいのシンボルとなる施設をはじめ、クイーンズタワーA・B・C棟や横浜ブルーアベニューなどのオフィスビルも参加し、計22施設が参加する大規模なイベントだ。
今年は、2017年12月22日(金)午後4時30分~午後9時30分に開催。
宝石箱と称される光景(2016年の様子)
みなとみらいの街全体がまばゆい光に包まれ、横浜で働く人々、訪れた人々にクリスマスプレゼントを届けている。
この大規模なプレゼントの仕組みについて多数のキニナルが寄せられた。今回はタワーズミライトの仕組みを調査する。
調査に協力してくれたのは、みなとみらい21地区のエリアマネジメントを行っている「一般社団法人 横浜みなとみらい21(以下、YMM)」。
YMMはタワーズミライトに参加する施設を取りまとめており、キニナル投稿の「中心となってイベントをまとめている主催者は?」という質問の回答を1つクリアした。
クイーンモールの3階に事務所がある
お話を伺ったのは、事業推進部の中丸茂之(なかまる・しげゆき)さん、渡辺広臣(わたなべ・ひろおみ)さん、牧野育子(まきの・いくこ)さんの3名。
主に、みなとみらい21地区のPRやイベントなどに携わる業務を担当しており、毎年9月ごろからタワーズミライトに参加する施設へ声かけを行ったり、街の記録としてライトアップ当日の撮影などを行ったりしているという。
写真左から牧野さん、渡辺さん、中丸さん
早速、キニナル投稿に寄せられた質問から、タワーズミライトの仕組みを解明しよう。
誰が点灯と消灯を行っているのか
まず回答するキニナルは、「点灯と消灯は誰が行っているのか?」について。
まさか、各施設の各フロアで手作業なんてことないだろう・・・と思ったら、ズバリ、各施設のテナントスタッフによって点灯、消灯が行われているというのだ!
2014(平成26)年12月24日の様子
中丸さんによると、「基本的にはビルを運営している方々に委ねています。ランドマークタワーやクイーンズタワーA棟などは、各フロアが有人か無人かを防災センターで確認できます。全館ライトアップ当日、空室や無人のフロアは防災センターの管理システムで一斉に点灯と消灯をしている」とのこと。
はまれぽ編集部のスイッチはこんな感じ
施設によって防災センターを介さない所もあるので、未使用会議室も含めてテナントの職員さんが手動で点灯と消灯を行っており、タワーズミライトのために午後9時30分まで会社に残っていることも予想される。
また点灯と消灯だけでなく、ブラインドの開閉も行っているそうだ。