今年も始まった、横浜DeNAベイスターズの夏の風物詩「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2019 Supported by 横浜銀行」。7月30日から8月1日の3日間、横浜の特別な夜が繰り広げられる。

　

今年はこんなロゴも。東京ヤクルトスワローズを迎えての三連戦！
　

DeNA体制となった2012（平成24）年から、数えること8度目の夏。8度目のSTAR☆NIGHT（スターナイト）はどんな様子だったのか。横浜スタジアムと、ハマスタ以外でイベント会場となった場所も含め、今年のSTAR☆NIGHT初日の様子をお届けする。

特別なユニには特別なビールを

スタジアムの中が盛り上がっているのはもちろんのこと、球場の外側も盛り上げるのがDeNAベイスターズのスタイルだ。

　

　

試合前から多くの人が行き交う横浜公園。ワクワクする時間帯
　

平日の17時45分プレーボールにも関わらず、ハマスタ周辺には試合前から多くの人が集まり、屋台やイベントブースでにぎやかな雰囲気。
2013（平成25）年のSTAR☆NIGHTから続く、スペシャルユニフォームのプレゼントはもちろん今年も実施され、先日の記事でも紹介した“スペーシー感”を盛り込んだユニフォームが配布された。

　

スペユニ発表会での一枚。取材日は井納、三嶋両投手は出番なしだった（過去記事より）
　

試合開始前から会場に来ているファンに話を聞いてみた。
葉山町から足を運んだ長谷川さん夫妻は、「昔は負けるのが当たり前だった」とベテランファンならではの含蓄あるコメントを聞かせてくれるが、「もちろん強いチームはうれしい」と感慨深げ。
首位・巨人を追い抜いての逆転優勝を達成するために必要なのは、「ラミレス監督の采配」とご主人。奥さんは「東（あずま）投手の復活」を挙げてくれた。

　

ご主人はチームがハマスタに移ってきたころからのファンだそうだ
　

さっそく着用しているスペシャルユニフォームについて聞いてみると、「カタツムリみたい」と笑う奥さん。
市内から訪れた別の男性ファンは「いいですよね」と好感触。「最初は、どうかなって思ったんですけど、みんなが着てるのを見るといいなぁって」とのことで、スペシャルユニフォームを気に入っているファンは多くいたようだ。
ある球団スタッフによると、「こういうユニフォームって批判されがちなんですけど、今年のは好評ですよ」と手応えを得ている様子だった。

梅雨明けが宣言され真夏を迎えた横浜には、この日から、おなじみとなりつつある球団オリジナルのビールの新顔も投入された。

　

屋台とは言わせないオシャレなお店、BAY BEER HOUSE
　

ハマスタBAYビアガーデンに設置された特別店舗「BAY BEER HOUSE」では、STAR☆NIGHT初日となる7月30日から、「BAYSTARS SUMMER IPA」と「BAYSTARS AMANATSU ALE」「BALLPARK COFFEE STOUT」の3種類の販売がスタートした。 BAYSTARS SUMMER IPA とBAYSTARS AMANATSU ALE は8月14日まで、BALLPARK COFFEE STOUT は8月29日までの期間限定なので、この機会に要チェック。

　

BAYSTARS SUMMER IPA は480mlで800円（画像提供：横浜DeNAベイスターズ）
　

BALLPARK COFFEE STOUT は350mlで500円（画像提供：横浜DeNAベイスターズ）
　

さらに、8月16日から29日の期間には、「BAYSTARS KÖLSCH」「BAYSTARS WHITE ALE」の2種類もお目見えする予定だそうだ。

　

暑い夏と野球。ビールを飲まずに何を飲むというのか
　

それぞれにクラフトビールならではの工夫がこらされ、ここでしか味わうことのできない個性的な味となっているようで、猛暑に見舞われたこの日もお店の前には長蛇の列ができていた。