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横浜市の下水道料金が値上げした!?

ココがキニナル!

横浜市の下水道料金が跳ね上がりました。理由を聞きましたが処理方法が変わったから上がったと説明されましたが、解せません。わかりやすく説明してください。(よこよこはまはまさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜市の下水道料金は平成13年から変わっていない。ただし、今まで下水管を使わなかった所が、使う処理方法に変わると下水道料金が徴収される。

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ライター:吉澤 由美子

え? 下水道料金まで上がるの? と思って調べてみると、下水道料金は2001(平成13)年から値上げしていないことがわかった。

それではどうして、「よこよこはまはま」さんの下水道料金が跳ね上がったんだろう。「処理方法が変わった」ということを手掛かりに、横浜市の下水道を管理している横浜市環境創造局で詳しいお話を伺ってきた。
 


お話を伺った横浜市環境創造局の生沼(おいぬま)さん、南さん、吉岡さん(左から)




下水道料金の仕組み

下水道料金は、水道料金と一緒に請求される仕組みになっている。請求書を見ると、明細に水道料金と下水道料金があって、その合算が書かれている。電気やガスの料金などと違い、2ヶ月に1回の請求だ。

下水道料金は、台所・お風呂・トイレなどから流れる汚水を下水管に流して、水再生センターに集め、海や川に流せるきれいな水に再生し、処理で出る汚泥を資源化するための管理運営費用。下水管がつながっておらず、浄化槽で汚水を浄化して雨水(うすい)として流している場合は、下水管や水再生センターを使用していないことになるので下水道料金はかからない。

雨水というのは、雨を川や海に直接流すためのもの。大雨が降っても道路や住宅が冠水しないように張り巡らされている。マンホールに「あめ」と書いてあるのは雨水用のものだ。ゲリラ豪雨などに備えたとても太い管もあるらしい。

 


雨水用マンホール。赤レンガ近くの横浜海上防災基地近辺の路上なので、港湾局のマーク
 

「あめ」と書いてある


マンホールに「おすい」と書いてあるのが下水管。これは生活排水を水再生センターへと導く。

 


汚水用マンホール。赤レンガ風の歩道にはそこに似合う意匠
 

「おすい」の文字