検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 神奈川で働く!横浜・横須賀の求人情報 - [はまれぽ.com]イチオシ!求人特集
  • 横浜家系ラーメン生みの親、吉村実に「はまれぽ」がインタビュー。好評の前編に続き後編絶賛公開中!
  • かんたんな質問に答えるだけで、あなたにぴったりなお仕事を診断する「お仕事診断」 適した求職情報もご案内いたします。
  • 横浜の家系ラーメン「全店制覇への道」家系家系図を作ろう

ココがキニナル!

横浜の名産品の一つに「スカーフ」があるそうです。でも、地元民にはあまり認識されていないように思います。その由来や、現在の生産規模などを知りたいです。(mania さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

開港当時は生糸の輸出が盛んだった為、加工品のスカーフが作られるようになったのが由来。現在の出荷量はピーク時の10分の1程度となっている。

  • LINE
  • はてな

2012年02月20日

ライター:河野 哲弥

スカーフとは、主に女性が装飾品として身につける正方形の形をした薄手の布のこと。
横浜に昔から伝わる伝統工芸品のひとつであり、「横浜スカーフ」という名産品のブランドが存在するそうだ。

いろいろ調べてみると、「横浜スカーフ」の普及に努めている「横浜繊維振興会(中区相生町)」という協会があるようだ。早速、連絡してみたところ、株式会社 丸加(まるか)という「横浜スカーフ」の老舗メーカーを紹介いただいた。何でも、デザインから工場生産、納品まで一貫したスカーフ生産ができるのは、横浜では同社しか残っていないそうだ。
 


(株)丸加本社のエントランス


そこで、同社を訪問し、スカーフの歴史と現状を聞いてみることにした。



横浜とスカーフの意外な関係

対応頂いたのは、同社で取締役会長を務める遠藤さん。
大変気さくな方で、いろいろとお話を聞くことができた。
 


同社の製品「伝統 横濱スカーフ」と遠藤会長


まず、スカーフと横浜の歴史は、横浜港が開港した1859(安政6)年までさかのぼるという。
当時、日本の主な輸出品は「生糸」であり、輸出額の約80パーセントを占めていたらしい。

その後明治時代に入ると、茶や蚕種(蚕の卵)など他の輸出品も増え出したが、それでも「生糸」は、輸出額の約半分を占めていた。
 


スカーフの歴史は、生糸の歴史でもあった


そんな中、生糸を製品化し、ハンカチとして売りだそうという動きが現れた。

ハンカチの発祥の年代や経緯は定かでないが、1873(明治6)年にオーストリアで開催された「ウィーン万国博覧会」や、1880(明治13)年にオーストラリアで行われた「メルボルン万国博覧会」を通じて、日本製の絹のハンカチに注目が集まっていったようだ。

また、外国人の居留地が多かった横浜には、海外の指向や好みなどの情報も伝わりやすかったのだろう。お土産としても手軽であったため、次第に人気を呼んでいったとのこと。



横浜スカーフの誕生と衰退

では、スカーフが横浜で作られたのは、いつからなのだろう。


会長によれば、昭和初期のころではないかという。ハンカチを大きくしたものをスカーフとして売り出したところ、ヨーロッパでの人気が高まり、輸出も急速に伸びため横浜の特産品となったようだ。

当時、世界最大の絹織物の輸出国は中国だったが、1937(昭和12)年の支那事変と前後して、そのころから中国の生産量は激減していったそうだ。そこで欧米の貿易商らは、その代替えとなる生産地を、日本に求め出したのである。

戦前の大岡川や帷子川沿いには、主に多くの染色工場が立ち並び、川の水は毎日赤や青に染まっていたという。
 


戦前の大岡川沿いは、どんな様子だったのだろう


ところが、太平洋戦争で敗戦を迎えると、これらの工場は壊滅状態となってしまった。しかし、スカーフには根強い人気があったため、両川沿いを中心に、再び染色工場が軒を並べていくようになる。

同社には、その復興の様子が分かるような出荷額を年別に記した史料があったので、ここに転載しておく。
 


そのピークは、昭和51年にあったようだ


「ピーク時の横浜市内には、捺染(染色)工場だけでも200社ほどあった」と、会長は話す。デザインや縫製なども含めた関連企業や個人経営の染色工場も含めると、その数は想像もつかないという。

ところが、順風になびいていたスカーフ業界に震撼が走る。
1980年代終盤~1990年代初期のバブル期に、海外ブランドが日本を席巻したのだ。

海外のブランド品が飛ぶように売れたため、横浜のスカーフ企業の多くは、海外ブランド品のライセンス生産に次々と転じた。そのため、昔ながらの下請け企業は、一気に職を失ってしまう結果となった。バブル後、ブームが去ったあとの工場の数は、かつての10分の1以下になったという。

なお、現在生き残った企業のほとんどは、スカーフ以外(繊維関係)などの産業で成り立っており、いまは発注がない限り、原則スカーフは作っていないとのこと。なお、現在の出荷量は昭和51年のピーク時の、10分の1ぐらいではないかとのこと。



横浜スカーフのデザインは数万点にもおよぶ? 次ページ≫
 

  • LINE
  • はてな

おすすめ記事

横浜発祥「ナポリタン」 現在に至るまでの歴史とは?

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

横浜限定のご当地お菓子はどんなのがある?

みなとみらいの絶景を独り占め。絶品料理とサービスが魅力の「屋形船すずよし」で最高の横浜クルージングを

  • PR

DeNAベイスターズ夏の風物詩「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」限定ユニホームを、ひと足早くお披露目!

雨でも安心の屋内施設。安全に配慮した環境で、思いきり身体と頭を使って、夢中になれる遊びがいっぱい!

  • PR

7月後半は汗と酒のパレード! 藤が丘の「汗まつり」&みなとみらいのラムフェス!

おひとり様のカフェ利用大歓迎。18種の個性豊かなお風呂に加え、有名店の味が楽しめる料理も自慢!

  • PR

新着記事

ゴールデンウイークは神奈川でキャンプ&ピクニック【編集部厳選】

    • 面白かった20
    • 面白くなかった8
    • コメント0
  • 2019年04月21日

大黒ふ頭客船ターミナルオープン!初利用はクイーン・エリザベス号!

    • 面白かった69
    • 面白くなかった3
    • コメント2
  • 2019年04月22日
小山運送株式会社 2t・4tドライバー・助手作業員募集!
横浜家系ラーメン生みの親、吉村実に「はまれぽ」がインタビュー。好評の前編に続き後編絶賛公開中!
横浜の家系ラーメン「全店制覇への道」家系家系図を作ろう
さくらまつり、ダイナソーパークなど、横浜の春におすすめのイベント満載! はまれぽ4月のイベントカレンダー

はまれぽ編集部のイチオシ

大人も子どもも遊びながら理系脳が活性。科学を身近に感じられるエンターテインメント性の高いミュージアム

  • PR

1000円で世界旅行!?40ヶ国以上から集めたワインが気軽に楽しめる「世界のワイン 葡萄屋 関内店」

  • PR

「人をもてなす」基本中の基本に忠実だからこそ再訪を誓う。「焼肉おくう横浜本店」

  • PR

秘密はオーナーの程よい“ゆるさ”! 反町にある口コミで大人気の理容室「φ(ファイ)」

  • PR

穏やかな語り口の中にある熱い思い!「子どものいない夫婦における遺言書作成の大切さ」を説く!

  • PR

地域の人、飲食店を営む人たちに愛される老舗酒店。全国の蔵元に直接足を運び実現した豊富なラインアップ!

  • PR

白楽の地にて24年。「信頼と信用、約束は必ず守る」を大切にする「株式会社ユナイト」

  • PR

Welcome to 東京TEMPLAND! 新横浜の五感で楽しめる“食のテーマパーク”に行ってきた

  • PR

アンティークウォッチの世界、のぞいてみませんか? マニアだけでなく初心者にオススメする、その魅力とは

  • PR

年中無休体制、本当に「手厚い」ケアができる「ベルジェ動物病院」

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 高齢ドライバーによる事故が引き続き多発していますが昨日の神戸市営バスの事故も他人事ではありません。昨...

  • 港北区新羽町で停電が発生しています原因と影響を調査お願いします

  • サバ神社と水の神との関係をもう一度調べてくれませんか?いずみ中央西の滝前不動尊も、対岸の須賀神社も気...

あなたはどう思う?

10連休のGWはどこで過ごす?

最近のコメント

アクセスランキング