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港の見える丘公園の崖下を整備する計画がある!?

ココがキニナル!

港の見える丘公園のガケ下がずっと整備されていないのですが何か計画は無いのでしょうか?(yh19399さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

計画はあるが、ほかの公園整備などとの兼ね合いもあり時期は未定。内容も今のところ決まっていないが、いずれは整備される予定です!

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ライター:田中 大輔

今年の10月で開園から50年を迎える「港の見える丘公園」は、“丘”というだけあって高台にある公園だ。キニナルにある新山下側、つまり海側は崖状になっている部分がけっこうある。

キレイに整備された階段を下りた先が“工事中のよう”とはどんな感じなのか。
まずは現状を見るため、現地に向かってみた。




高くそびえる崖と手付かずの崖下



調べてみたところ、今回の話題になっているのは神奈川県近代文学館の辺りで、山下公園や元町・中華街駅から来ると一番奥になる部分のことのようだ。
 


地図の左側に山下公園、上側に海がある
 

階段は右に曲がった後、左カーブしながら新山下方面へ続いている


確かにしっかりした階段があり、これを降りていくと新山下の方へ抜けることができる。
階段の柵には「あぶない! 柵の外に出てはいけません」という看板がある。この柵の向こうがどうなっているかというと……

 


現在、問題の場所は立ち入り禁止になっている


なるほど、確かに崖である。
キニナルの崖下というのは、平地になっている部分のことを指しているんだろう。「安全第一」と書かれたフェンスに囲まれ、工事中のような雰囲気もある。

 


崖は平均して20mくらいの高さ。その下に細長い土地が


細長い土地ではあるがそこそこの広さはあるので、なにか造ろうと思えばできそうな気もする。市としてはなにか計画を立てていないのだろうか。
それを確認するため、横浜市環境創造局に取材をお願いした。




果たしてあの土地を整備する計画はあるのか!?



取材に応じてくれたのは、公園緑地部都心部公園担当の得能(とくの)さんと、みどりアップ推進部の諏訪さんのおふたり。

得能さんは、西区と中区の大きな公園を管理するのがお仕事。諏訪さんは、新しく公園を造る際に用地を確保するのが主な業務なんだそうだ。

 


環境創造局のおふたり。左が得能さん、右が諏訪さん


まずは、あの土地の概要について聞いてみた。
あの土地自体は国有地で、横浜市が国から借りて管理をしているんだそうだ。
実は、港の見える丘公園も国有地と市の土地が混在していて、同じように市が借りて管理をしている。

今回の話題に登場する階段は、平成17年に今の形になったもので、それに前後してあの崖部分も崩れないように工事を行っているんだそうだ。

 


現地には「国有地」であることを示す看板もかかっていた