たまプラで楽しむディープな旅。はま旅Vol.6「たまプラーザ編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第6回は、駅舎がピカピカのたまプラーザ駅。意外にも下町っぽい空間についつい長居してしまい・・・。
ライター:松宮 史佳
思わず「ただいま」と言いたくなる店「チャイ処 キング」
御位牌を見ることができたので、駅方面に戻りランチを食べる場所を探す。
途中で商店街を見つけたので行ってみる。
たまプラーザ駅前通り商店会
ナゼか床屋にいたファンキーな二人組
ん? 「チャイ処 キング」?しかもネパール料理??
…とにかくこれは入るしかない。
目立ちまくりの「チャイ処 キング」
勇気を出して店内へ。カウンター近くのテーブル席に座ってチキンカレーを頼む。
しばらくしてスタッフが熱々のカレーを持ってきてくれる。カレーはさらさらとしてあっさり味。
とても食べやすくて美味しい!
ランチメニューチキンカレー 700円
ランチチャイ:エジプトのカルカデ(ハイビスカスティー) 200円 甘酸っぱくてグー!
左:店長の吉村さん 右:スタッフのはなさん 笑顔に癒される
ランチを食べ終わり、お腹も落ち着いたので店長の吉村さんに突撃インタビュー。
吉村さんはあざみ野出身。世界を旅するTV番組「あいのり」を観てネパールに運命を感じたらしい。以来、「日本とネパールの架け橋になるような店を開きたい」と思っていたところ、ちょうど叔父さんが「喫茶キング」を閉めることになり、“キング”の名前を引き継ぎ、「チャイ処キング」を2010年にオープン。
「たまプラっぽくないとはよく言われます」と笑う吉村さん。
6月から1ヶ月ほど店を閉めてネパールに旅立つとのこと。その自由な行動力、ステキ過ぎる!
B級グルメの王様「肉屋のポール」
気づいたらあっという間に2時間が経過。
あまりに居心地がよく、これ以上いたら帰れなくなりそうなので店を出る。
プラプラ歩いていると、美しが丘公園で楽しげに遊ぶ子供達の姿が見える。
たまプラは緑が豊かで子供にはよい環境だろう。
子供達がいっぱい。美しが丘公園
公園を通り過ぎ、歩いていると「肉屋のポール」の看板が!…ここには何かある!と直感的に感じたので店内へ。
アツアツの揚げたてを食べられる
アツアツのメンチカツ。
肉がギッシリ入っていて重量感アリ。外はサクサク、中はジューシー!!
肉100パーセント!!!メンチカツ100円
続いてコロッケを食べる。
ホクホクしたポテトの甘みがたまらない!
余計なものは何も入っていない直球勝負のコロッケ60円
浸水から復活!「バリエタ」
だんだん暗くなってきたし、さすがにもうお腹いっぱいなので駅へ向かう。
が、しかし、またいい感じの店を発見し、フラフラと入ってしまう。
ドーナツ&ベーカリー「バリエタ」
ショーケース内にあった鮮やかな色の「ブルーベリーのクリームチーズ」を1つ買う。
甘酸っぱいブルーベリーと中に入ったクリームチーズが絶妙の味わい!
ブルーベリーのクリームチーズ220円
夕方になると人気のパンは売切れてしまう
バリエタはもともとデパートにドーナツを販売するためのセントラルキッチンとして2年ほど前にオープンしたのだが、2010年12月に起こった集中豪雨で店内が浸水してしまい、営業困難に。そのため、店を続けたかった店長の青木さんは独立し、パンとドーナツを販売する店として2011年3月にリニューアルオープンしたのだという。
復活してよかった。これからもずっと頑張ってほしい!
左:大井川さん 中央:店長の青木さん 右:秋山さん
ここでもすっかり話を聞き入ってしまい、気づいたら辺りが真っ暗に。
実はディープな街、たまプラ
結局、たまプラには9時間滞在した。初めはリッチで整然としたたまプラに馴染めないと思っていたが、下町っぽい場所やまったりしてしまう空間が混在する面白い街であった。さまざまな表情を持つたまプラで自分好みの場所を探してみてはどうだろう。
■今回のはま旅 「たまプラーザ駅」周辺
・「満願寺」 横浜市青葉区あざみ野4-27-6
・「JA横浜 ハマっ子」 横浜市青葉区美しが丘2-15-1
・「チャイ処キング」 横浜市青葉区美しが丘2-21-1-101
・「肉屋ポール」 横浜市青葉区美しが丘2-28-5 美しが丘ショッピングセンター内
・「バリエタ」 横浜市青葉区美しが丘2-28-1
― 終わり ―
Taka.さん
2014年09月22日 15時48分
たまプラーザに住んでましたチャイ処キングのそばです懐かしいなまた戻りたいなと、感じる街です