浅間町の一体何屋なのかわからない食堂に突撃!
ココがキニナル!
皆楽亭という食堂が常連のお客さんが煮物だとか魚の煮付けだとかたのんでておでんの鍋もありおよそラーメン屋という感じなし。一体何屋なのか気になる(しげさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
13年前に中華メインのラーメン屋から「中華メインの総合型食堂」にスタイルを変えた「皆楽亭」。家族経営のアットホームな雰囲気と絶妙な味に至福
ライター:クドー・シュンサク
「皆楽亭」の味と理由
持ちあげ
でもスープから
・・・・・・
めちゃくちゃ美味い!
わざわざ北海道から取り寄せているラーメン用の味噌に店で調味料や諸々を、独自のブレンドで独特の甘味とほかにはないコクを演出。野菜はシャキシャキ、麺は黄色いちぢれ玉子麺でつるつるしこしこ。とにかく、尋常じゃないくらいスープがうまい。
ラーメンで衝撃が走ったのは、久しぶり。
「定食もご用意しましょうか」と舘林さんの奥さん
「ちなみにこのイラストは館林さんですか?」
「ええ(笑)」
まったく飾らない語り口調の館林さん。「普通に、とにかくお客さんが美味しいと喜んでくれて、また美味しいのを食べにここに来てくれるのが、それが一番いいことです」と話してくれた。
「皆楽亭」の味は、全店舗まったく違うとのこと。さきほどいただいた皆楽味噌ラーメンに至っては、ここの店でしかやっていないメニューだという。
「料理を教えてもらった親方の言葉がありまして・・・」
「1本芯が通っていることが大事。その芯さえ通っていれば、味やスタイルは好きにやるのがいい」という親方の言葉を守り、芯を通して、とにかくお客さんが喜び満足する料理を作り続けている。
定食がやってきました。
豪華な和定食(焼魚定食/850円)でご飯は大盛無料
しっかり、しっかり、ちゃんと美味しくいただける和定食。家庭の味。奥で中華鍋が「カンカンカン、シャァー」と鳴る音を聞きながらアジの開きはなかなかオツである。
こちらトッポギと
豚の軟骨肉入り辛豆腐もいただくことに
定食は、おかず2品(さっきはアジの開きと肉じゃが)とご飯に味噌汁と小鉢にお新香で850円。組み合わせはもちろん自由。
舘林さんの娘さんによそっていただいた
まずは豚の軟骨肉入り辛豆腐
しっかりと甘辛く煮込んだ一品。豚の軟骨肉は噛めばホロりとほぐれ、軟骨がほどよいコリコリ感。ピリリと唐辛子の辛さがたまらなくビールを呼ぶ。
「これはいかんですね、ビールが飲みたくなるですね」と言おうと思ったところで・・・
そっとビールを出してくれた
「飲んだ方が、美味しいですよ(笑)どうぞどうぞ」と舘林さん。
最高っす
しばし家族の方々と談笑。穏やかな空気が流れる。なんか、帰りたくなくなってくる。
この後、取材で大岡川で変わったボードに乗ったり野毛に行ったりしなきゃならなかったが、ここでゆっくりしたくなった。
とどめにトッポギ
本場の味というよりは日本人向けの食べやすく親しみやすい味のトッポギ。ビールがすすむところで家族の皆さんが「もう1杯どうです?」。
いきたいところです。あたたかいその心遣い、感謝です。でも怪獣が目の前で睨んでいます。
「皆楽亭」さんごちそうさまでした
取材を終えて
無いようで、有るようで、無い。ごりごりの中華で和定食。本当にあたたかい味でした。
お近くに行く際は是非、おすすめです。
それと帰り際、娘さんがいろいろ食べてビール飲んだのでフリスクくれました。
ではまた
皆楽亭
住所/横浜市西区浅間町4丁目343-1
電話/045-311-7120
営業時間/11:00~24:00
定休日/月曜
SOKUさん
2014年06月02日 11時58分
10年くらい前はよく出前を取っていたのですが、今はこんな風になっていたとは。家族経営のお店で、遅い時間までやっているので大変だなあ(夜2時くらいまで片付けしていて、お昼には開けている)と思ってました
町田県民さん
2014年06月02日 05時52分
ここは知られたくなかった…なんていうと傲慢ですが、本当に良いお店です。雰囲気もさることながら、味もすばらしい。通うほどにその味は深まるように思えます。
キャプテン☆カークさん
2014年06月02日 04時33分
グルメ道の鉄則と言う物が幾つか有って、『何でも屋は(どっちつかずで)美味しくない!』と言うのが有るのだが、この『皆楽亭レポート』を読む限りでは『例外』も有るのかなあ?と思わされる。一般的には『ラーメン屋でもカレーやスパゲッティ・お寿司も出しますよ!』・・・と言う様なお店があったとして、「ではこの店のウリは一体ドレなの?」と突っ込みを入れたくなるような例が世間では結構あるようですし。(^_^;)