虚偽記載疑惑の港南区市議、本人の見解は?
ココがキニナル!
林市長の推薦を受けたと虚偽の言葉をポスターやはがきに使用していた中山大輔(35:民主)氏。同じことを山田桂一郎(47:ヨコハマ会)氏も行っていたそうですが、実際はどうなんですか?
はまれぽ調査結果!
山田氏曰く、全く問題がないとのことだが、有権者がどう考えるかは別問題!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
山田議員を訪ねる
(続き)
―報道によると、ポスターに虚偽の記載をしていたと言われていますが
「私は問題が無いと思っています。あれは共産党が繰り上げ当選を狙って騒いでいるだけですよ」
確かに、公職選挙法では3ヶ月以内に議員が失職した場合は、落選議員が繰り上げ当選されることになっている。もし、7月10日までに山田議員が失職すれば、共産党の候補者であった三輪氏が繰り上げ当選することとなる。
4月の統一地方選挙の結果(港南区)
―報道によると中山議員は立件されるという話になっていますが
「立件と言っても、検察に書類が回されるだけですので、有罪か無罪かとはまた別な話です」
―実際、「推薦します! 横浜市長」という表記は虚偽だったのですか?
「私は虚偽ではないと思っています。そういう意味合いの言葉を貰ったこともあります。中山議員もそうですが、結局表現というものはどこまで許されるかが曖昧なので、ちょっと事件になっているのだと思います」
山田議員は荷物をまとめバスで帰っていった
山田議員は、とにかく心配していないという様子で、特に気にも留めていない態度であった。開き直っているというわけでもなく、とにかく虚偽にはあたらないということに自信を持っているという思いのようだ。
虚偽でなければ許されるのか?
中山議員も山田議員も初当選というわけではない。
それぞれ、3期目、2期目ということで選挙に関して素人では無いはずだ。
逆に言えば、なぜこのような迂闊な表現をしてしまったのかというところに多大なる疑問を感じる。
横浜の街をより良くする、自身の信念で横浜を変えると言った意気込みを素直に見せることはできなかったのだろうか。両氏ともに、非常に認識が甘いと言わざるを得ない。
産経新聞の報道によれば、両氏は近く立件されるだろう。
そうなれば、有罪か無罪かは、司法の判断に委ねられることになるが、有権者はこの問題についてどう思うのだろうか?虚偽と認められなければ許されるものだろうか?
今後は、そのあたりを有権者、特に両氏に投票した神奈川区・港南区の住民に問うて行きたいと思う。
― 終わり ―
mimiaさん
2012年07月23日 16時27分
ご本人は「問題が無いと思っています」ということですが、それはそういうでしょう・・・認めちゃったらマズイもの(笑)22日、23日と横浜第3検察審査会が「不起訴不当」と議決し、東京新聞によれば「犯意は明らか」と報じていますが、これについて、今後は一体どうなるのでしょうか。検察審査会の見解が客観的に法律と照らし合わせた結果の見解だと思うので、その内容についても詳しく知りたいです。