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保土ケ谷駅東口に密集!? 「ディープな雰囲気の店」に突撃取材!

ココがキニナル!

保土ケ谷駅東口の駅前の「きときと」という居酒屋と、バスターミナルの並びにある「ごん太すし」といういなり寿司を名物としてる店が、どっちもディープな雰囲気なので気になります。(環2の星さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

ディープといえばディープ。正統派といえば正統派。美味いか不味いかでいえば相当美味い保土ケ谷駅駅東口の名店2軒。

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ライター:クドー・シュンサク

創業15年「きときと」



駅の方へ戻り、もういっこのディープ「きときと」へ。きときとって、なんだろうか。

 

おじゃまします
 

よろしくです
 

一杯いただきたいところですが、まずはお話から。ご夫婦で15年間、保土ケ谷で居酒屋を切り盛りしている島田さんご夫妻。はじめは焼鳥屋。それからもう1店舗保土ケ谷で経営していた居酒屋を2012(平成24)年に閉めた際、「きときと」を焼鳥屋から魚も美味しい居酒屋にモデルチェンジ。

 

品書き
 

なんかいいですね
 

知らない言葉も多い。とにかく「きときと」という言葉の意味がなんだろうか。そうしているとこんなとこに「きときと」と書いてある。

 

はい
 

誰や
 

奥からご主人が「“きときと”は、富山の方言で“いきいきとした”とか、“新鮮な”って意味だね」とのこと。富山の産物、鮮魚をメインに扱う「きときと」。島田さんご夫妻はもちろん富山出身。

 

島田さんご夫妻
 

富山県の魚津漁港の新鮮な海の幸をいただいてみることに。

 

まずは小バイ貝の煮つけ(300円)から
 

となるとこれも注文
 

富山の地酒、吟醸「蜃気楼の見える街(790円)」をいただきます。
甘く煮付けられた小バイ貝は、身のシマりが強いがスッと歯が入る。うま味がギュッとつまった小バイ貝を噛んで噛んで吟醸を流す。これは、良いです。

 

続いて甲イカの昆布〆(590円)
 

ねっとりしっとり、昆布の香りとイカの甘みがとてもいい調和になっていて、これも噛めば噛むほど「グッ」と口の中にうま味が広がる。

 

このねっとりがうまい
 

普通じゃなかなかない、富山の良さを出すのがこの店の決まりごと。魚津の漁港に勤めている古い友人から毎日直送で新鮮な海の幸を送ってもらっているとのこと。鮮度のいいものを出したいから、盛り合わせとかそういうのじゃなく、少量で美味しくいただける量ずつ出す。それが、一番新鮮においしくいただけるから。

 

ニギスの塩焼き(390円)
 

今回個人的には一番美味しくいただいたニギスの塩焼き。身がふっくらして、それで身のコクと磯の香りがほどよい。ふっくら、べっぴんさんの味。鱚(キス)に似ていると書いて似鱚(ニギス)。最高です。

 

「きときと」では外せない焼鳥(手前から日南地鶏ねぎま/日南地鶏もも:160円)
 

かるくレア状態で肉汁あふるる焼鳥。肉汁が、あふるる。

 

あふるる
 

いただいた料理すべて、美味い。上級の美味い。
丁寧な仕事と郷土愛の味、ごちそうさまでした。



取材を終えて



ディープといえばそうだが、容易くないものがいただけるということがそういうオーラを出していたのかもしれない。ただ、本当に両方美味かったです。


―終わり―


ごん太鮓
住所/横浜市保土ケ谷区岩井町124
電話/045-741-7500
営業時間/10:00~19:00
定休日/木曜

きときと
住所/横浜市保土ケ谷区岩井町54
電話/045-721-5084
営業時間/16:00~23:00
定休日/日曜(祝日も休みの場合あり/店舗に要確認)
 

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  • 素朴な料理とお店の紹介が、同じく素朴なレポートで好感が持てました。^^;

  • 趣と歴史のあるお店ですね、ごん太鮓。とても興味湧きました。

  • 道中振り分け弁当は500円。CPが良さそうです。

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