日本国際切手展ってどんなイベント?
ココがキニナル!
今度やる日本国際切手展のレポをお願いします。(夜更かし高校生さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
切手を見るだけでなく、郵便を通じて大人も子供も楽しめるイベントだった!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
国際色豊かな展示ブースがずらり
そもそも、このイベントは世界中から様々な切手が集まったことも大きな特徴だ。
各国の切手を扱うブースの数々が目に飛び込んでくる。出店しているのは諸外国の郵政の方々。
エアメールが届くのは彼らのおかげなのだ。
世界65の国と地域から出品されている
国ごとに特徴のある切手を展示、一部を販売しておりその種類の数々には目を見張るものがあった。
フィンランド郵政ではムーミンの切手が売っている
一言に切手と言っても取り扱うものは様々で、インドネシア郵政ではパスポート入国スタンプも取り扱っていた。海外旅行の密かな楽しみでもありファンも多いのではないだろうか。
スタンプをお勧めしていたインドネシア郵政
ちなみに、郵政以外にも海外の切手商がブースを出している。
郵便発祥の地であるイギリスの切手商に、一番高い切手を見せてくれと言うと3000ポンド(日本円で約39万円)の切手を見せてくれた。
一番高い切手は、世界で初めて作られた「ペニーブラック」というもの
39万円!と驚いたが、隣にいた切手コレクターの人は「まぁこれで39万ならちょうど良いんじゃないの。
もっと高いかと思った」と言っていた。4枚連なっているのが貴重だそう。
とにかく変わった切手がたくさん
絵柄が珍しい切手や、キャラクターの切手、古い切手などはもちろんのこと。
会場内には素材そのものに特徴のある切手があり人気を呼んでいる。
香りのする切手
味のする切手
芽が出る切手というのもあった(花の種が入っている)
香りのする切手に関しては、実際に匂いを堪能することもできるので是非足を運んで体験してもらいたい。本当にチョコレートの香りがする。
その他にも鏡でできた切手や、3Dの切手など様々な珍切手には老若男女問わず人が集まっていた。
最後に
会場内にはたくさんの方がいた。国籍も年齢もバラバラだ。
それだけ郵便というのは世界文化であり、誰しもにとって身近な存在なのだと思う。
祇園祭りの切手を探していたマークさん
私が特に印象に残ったのは、この会場から手紙を出して記念と思い出を作れるということ。
家に帰ってからも楽しみが残るイベントというのは、非常に奥行きがあって楽しい。
手紙は年賀状だけ、また、それさえもメールで済ませる人もいるだろう。中には東日本大震災の被災地に送る手紙というブースもあった。
外国の子供が被災地の人に手紙を書いている姿が印象深かった
きっと被災地の方にはメールよりも直筆で書かれたメッセージの方が心に響くことだろう。
夏休みはまだまだ始まったばかり。
お盆に帰省する前に、この会場から暑中見舞いを出してみるのもまた一興かもしれない。
【日本国際切手展2011】
http://www.philanippon.jp/
◆開催日程
7月28日から8月2日まで
10:00~18:00(最終日は15:00まで)
◆開催場所
パシフィコ横浜
西区みなとみらい1-1-1
◆入場料
高校生以上:1日券 500円、 通し券(6日間) 1,000円
中学生以下、障がい者手帳をご提示の方および同伴者1名まで無料
◆イベント予定
・7月29日 ルー大柴トークショー
・8月1日 SKE48トークショー
など
― 終わり ―