横浜で子宮頸がんの予防接種を受けてるのはどれくらい?
ココがキニナル!
全国的に中1~高2まで無料で子宮頸がんの予防接種が受けられると聞きましたが、横浜市ではどれくらいの人が受けているのですか? また、とっても痛いと言われているけどホント?
はまれぽ調査結果!
対象者8万人のうち、1万人以上が接種しているとのこと。痛みは人それぞれですが、筋肉注射なので痛みがあるのは事実でした。
ライター:桐生 由美子
よし!子宮頸がんの予防接種を受けてみよう!!(えっ??)
この流れから行くと、どうやら受けないわけにはいかなくなった。
…という理由ではないが、ちょうど高1の娘に予防接種を受けさせようと思っていたので、さっそく病院に予約を入れた。
ここからは予防接種を受けるまでの流れから、その後の経過までをお伝えしよう。
予約時間5分前に病院に到着。
受付で子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)の説明書と、予診票を受け取り別室へ。
娘は予診票を記入。未成年者は保護者のサインが必要
診察室へ移動後、先生の口からもワクチンの説明を受け、予診票に記入した内容も再度確認。
このときに、娘はインフルエンザの予防接種後に腕が赤く腫れて痛みがあったことを伝えた。
筋肉注射の痛みや副反応についても、このときにしっかり説明を受けた。
「注射は三角筋に打ちます」と説明を受けながら消毒。娘はドキドキ…
注射の針は腕に対してほぼ直角に刺される。痛いわけだ…
ひと押しで終わるので、針が刺さっている時間は2~3秒程度
絆創膏を貼って終了。記者、撮影しながら手汗があふれ出た
娘曰く、「ググっと針が奥まで入って、ワクチンが注入されるのですごく痛い!でもすぐに終わるから我慢はできる」とのこと。
注射を打ってくれたのは、宮地小児科の宮地先生。この笑顔だもの、怖さは半減
これで1回目の予防接種は終了。次回は1カ月後→5カ月後に接種予定だ。
キニナルその後の副反応は…
接種直後から数日間、娘にしつこく聞いてみた。
接種直後、「腕が少し重く感じる。注射を打ったところはそりゃ痛いよ。あと、手首の辺りが少ししびれる」
2時間後、「さっきと変わらない。めまい?そんなのしないよ」
この後娘は部活へ。
部活から帰宅後(7時間後)
「ギターは痛くてあまり弾けなかった(娘は軽音部でギター担当)。腕が肩より上にあがらない。
腕を動かすとまだ痛く、少ししびれている」
11時間後
就寝前の腕には、針の跡がちょこんと残っているだけ
「痛みはあまり変わらないけど、しびれはなくなった。でも注射したところを触ると痛い」
25時間後
「昨日より痛くないかも。あ、(思い出したように指で触って)でも触ると痛い。腕はまだ肩より上にあがらない…」
その後も数日様子を見続けたが、赤みを帯びたり腫れるなどの気配はなかった。
肩より上に腕が上がるようになったのは、接種から3日目。痛みは残っていたが、少し無理をすればバンザイができるくらいにまで回復した。
取材を終えて
子宮頸がんについての記事は、これまでにも何度か執筆してきた。
実際に子宮頸がんになった人へのインタビューもしてきたが、みなさんが口を揃えて言うことは、「あと少し早く日本でも予防接種が受けられるようになっていたら…」だった。
それでも中学生の娘を持つお母さんにとっては、昨日まで小学生だった娘が子宮頸がんになるかもしれないという実感がなく、予防接種を受けるということにも現実味がないようだ。記者自身、娘にすすめながらも、副反応の怖さがないわけではなかった。
でも今は、母として、予防接種で子どもたちを子宮頸がんから守ってあげてほしい。そんな気持ちでいっぱいだ。
―終わり―
◆横浜市健康福祉局 横浜市ワクチン相談窓口 TEL:045-671-4183
◆雨宮クリニック 横浜市中区尾上町5-76 明治屋尾上町ビル5F TEL:045-228-1535
◆宮地小児科クリニック 横浜市南区六ツ川3-86-5 TEL:045-716-1011
※子宮頸がんやワクチンの詳しい情報を知りたい方は、以下のサイトがおすすめ。
日本産科婦人科学会 http://www.jsog.or.jp/index.html
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/
karenさん
2017年02月19日 03時32分
副作用に苦しみ出席日数が足りない生徒に、横浜市はどんな対応をしているかを調べていたら、こんな脳天気な記事、まだあるんですね、驚きました。記者さんの娘さんはラッキー!ってこと?その後の国の方針転換など、記事の内容をアップデートするか、記事自体を削除した方がいいと思います。書きっぱなしで「後は知らぬ存ぜぬ」ですか? 娘の親として無責任では?ところでootaharaさん、マンモグラフィー (mammography) が死ぬほど痛いなんてことないです。台の上にオッパイを乗せて上や横からX線で撮影するため、オッパイが小さいとちょっと辛いですが、ものの数秒の世界。
ootaharaさん
2014年06月06日 11時39分
2014年の時点では、大半の自治体が「無料で接種できるが推奨はしない」となっています。重い副作用が理由っぽいです。また、横浜市は、副作用の治療を補助する事を決定しました。このガンにかかった患者さんは誰でも「予防接種が早く開発されていたら」と思うでしょうが、数種類ある子宮頸がんのうち半分くらいしか効果が無い事や副作用の重さを思うと、より正確な情報提供が必要なのかもと思います。子宮頸がんよりも乳がんの方が発症率が高いです。共学で40人のクラスのうち1人以上が発症する乳がんこそ、肺がん、胃がん並みに注意した方が良いように思いました。乳がん検査のマンモグラフィーも死ぬほど痛いそうですが、副作用は皆無です。本当に痛いのかキニナルです。
犬山しんのすけさん
2014年05月17日 08時34分
勿論、副反応のリスクはよく考えるべきでは有るけど、この記事も参考になればと思います。