火力発電所内でイチゴ狩り!? 鶴見区大黒の「東京ストロベリーパーク」ってなに?
ココがキニナル!
鶴見区大黒にいちご狩り園ができるそうです。なぜ大黒に?そもそもホント?/大黒にできるストロベリーパークってどんな施設?オススメのいちご料理は?(ランデブさん/無類のパグ好き☆彡さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2018年4月29日、東京電力横浜火力発電所内に「東京ストロベリーパーク」が開業。通年イチゴ狩りが可能なオール電化のハウスなど5施設がオープン!
ライター:はまれぽ編集部
イチゴラボ
新鮮で瑞々しいイチゴの次は、魅力的なイチゴのスイーツ作りを研究する「イチゴラボ」へ。
ここではイチゴとの相性が良いチョコレートにも力を入れており、チョコレートを使用したスイーツが輝きを放っている。
味見をしてみて特に美味しかったのが、イチゴのスムージーとチョコレートプリンが2層になった「いちごスムージーwithチョコリン(650円)」と「マカダミアナッツチョコレート(760円)」。
濃厚のダブルパンチ!!
シャキっと冷たいスムージーはイチゴの甘みと風味、そして酸味があり、本物のイチゴを飲んでいる気分。しっかりと甘いチョコレートプリンと混ぜ合わせると、独特の喉ごしを楽しめる。
そして、カリッカリのマカダミアナッツにイチゴの果肉とホワイトチョコレートを何層にも重ねたスイーツも絶品だ。
口の中でマカダミアナッツが弾ける!
ただチョコレートをコーティングしたのではなく、1時間かけて何層にも重ねているので、チョコレートがとても繊細で上品な味がする。これをバレンタインデーにプレゼントしたら、株が上がりそう。
飲食スペースもイチゴ
ほかにも、「いちごオムレット(860円)」や「もぎたてもぐもぐいちご(760円)」 、「ラボドッグ(650円)」 などイチゴ好きであれば全種類制覇したくなるメニューばかり。
筆者も研究所の一員になりたい
ベリーグッドショップ・スタジオスイッチ
続いて、1階部分の「ベリーグッドショップ」と「スタジオスイッチ」を紹介しよう。ベリーグッドショップでは、ここでしか買えない限定イチゴグッズを販売している。
スイーツ好きが卒倒しそうなビジュアル
イチゴ和三盆(750円)
オリジナルの商品が可愛いのはもちろん、施設内の至るところにイチゴが表現されており“イチゴ探し”をするのも楽しい。
フロアの床も
案内表示も
階段も全部イチゴ
ただピンクだらけにするのではなく、シンプルな施設内にうまくイチゴ感を取り入れているのがまた良い。滞在するだけで乙女心をくすぐられてしまう。
ベリーグッドショップの奥には、包丁を使わずにイチゴを使った料理作りができるスタジオスイッチ。ここでは、パーク内で収穫したイチゴをジャムにして持ち帰ることができる。
オリジナルの瓶ラベルも可愛い
料理研究家が監修した卵を使わないクッキー作りのほか、料理をしながら電力の勉強もするそうだ。
パークサイドキッチン
最後に、施設の2階部分にあるイタリアンビュッフェレストラン「パークサイドキッチン」へ。
東京ストロベリーパーク周囲に飲食できる施設がほとんどないため、パーク内にイチゴも食事も楽しめる場所があるのは嬉しい。
ピンク色の店内は200席近くあり
旬の野菜や食材を使ったイタリアンと
イチゴを存分に楽しめる
パークサイドキッチンは90分制で、平日は大人2100円、小学生以下1100円、休日は大人2500円、小学生1300円(3歳以下は無料)。基本的には予約が必要だが、座席数も多く時間制なので当日の受付も可能とのことだ。
ピンクのお皿ほしい
この湧き出るイチゴチョコレートがイチゴの酸味と絶妙にマッチして、非常に美味しかった。これなら余裕で30粒くらい食べられそうだが、ほかのお客さんが食べる分もあるので思いやりの心も必要だ。
争奪戦になりかねない・・・それほどまでに魅力的
所々に子どもが喜ぶ仕掛けもある
何か困ったことがあれば、
こちらのネクタイをしたスタッフさんに声をかけよう!
1年中イチゴ狩りができる施設を取材にきたつもりだったが、まさかここまでイチゴを追求しているとは思いもよらなかった。夢に出てきそうなほどイチゴを満喫できる、イチゴ好きにとっては天国のような場所だ。
これにて、東京ストロベリーパークの見学は終了
取材を終えて
電力会社が運営する施設ということで、照明などのインテリアにも目がいってしまった。
同じイチゴハウス内でも数種類の照明器具
上を向いて歩きたい
電力の自由化に伴い、火力発電所をより身近に感じてもらいたいという思いが込められているというこの施設。
そうしたコンセプトの中でも収益性の確保をしっかりと考えており、また最新のテクノロジーで環境負荷を抑えていることも印象的だった。
電気は目に見えないし食べられないが、イチゴは可愛いし美味しい。我々のライフラインを食に転換した施設でもあるので、エネルギーの新たな可能性を感じながら思いっきりイチゴを堪能してほしい。
ー終わりー
東京ストロベリーパーク
https://tokyo-strawberry-park.jp/
住所/横浜市鶴見区大黒町11-1(横浜火力発電所構内)
電話/045-394-5555
営業時間/平日・午前11時~午後4時、土日祝・午前10時~午後6時
休館日/水曜日
Ichiさん
2018年05月01日 09時46分
オール電化なら都心ビルの屋上とかならいいのに。発電所そばならボイラー排熱の有効利用のほうがいいな。
福三さん
2018年04月28日 17時03分
福島第一原子力発電所の廃炉も手探りの中やってるのに何呑気な事やってんだよ。久里浜の火力発電所も最新型にするとかもっと別に金を使うとこあるだろうに。
たけむらさん
2018年04月27日 17時56分
ボイラーの余熱利用かと思ったらオール電化なのか