横浜マラソン2019のフルマラソンに参加! 大会前に行われるEXPOの様子とは?
ココがキニナル!
横浜マラソン2019は11月10日に開催。今年は“女性ランナーにやさしい大会”を掲げ、誰でも参加しやすい大会を目指しているとのこと。大会前に行われるEXPOはどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
大会前々日~前日におこなわれた横浜マラソンEXPOに参加。当選ランナーじゃなく一般の人でも楽しめるイベントだった!ステージでは、女性ゲストランナーによる女性目線でのマラソン攻略法の話も伺えた
ライター:藤田明
実際に体を動かす体験型の出展もあり
横浜マラソン当日をイメージできるブースの他にも、実際に体を動かして体力測定をおこなったりなど、横浜マラソンEXPOを盛り上げるさまざまなブースがある。
エネオスのキャラクター「エネゴリくん」のイラストとともに「自己ベスト達成!」などのメッセージを選んで好きな場所にプリントできるサービスも。これが人気でかなりの行列が出来ていた。
エネオスブースでは参加賞のTシャツにエネゴリくんのプリントができる
ランニングイベントらしく、血管年齢チェックや握力測定など体力測定のような体験ができたり、無料マッサージを受けられるブースも多い。これらのブースも人気で行列が出来ており、土曜日ということもあってか、ほとんどの待ち時間が30分以上と、多くの人で賑わっていた。
体力測定系はどこも行列だった
スポーツ用品のブースも必見!
EXPOのもう1つおすすめなのがスポーツ用品のブースだ。その大会限定の商品やセール品の売出しもある。ウェアからシューズまで、かなりお得なものやレアなものもあったりする。
協賛のアンダーアーマー
どれでも1000円のスポーツウェアのワゴンセールも!
1枚1000円のワゴンセールは、何か運動を始めたいと思っている初心者でも手が出しやすい値段だ。こういう掘り出し物に出会えるのもEXPOならではないだろうか。
他にも当日のエネルギー補給になるパワージェルなどのブースも
他にも、横浜マラソンオフィシャルグッズの販売ブースや、パラリンピックの出場者に応援メッセージが送れるブース、焼きそばやサンド、クレープなどのキッチンカーもあり、ランナーじゃなくても楽しめる工夫がしっかりとされていた。エネゴリくんのふわふわなどもあって、小さいお子様連れでも楽しんでいるご家族もいたのも印象的だった。
毎年恒例! ステージでのレース攻略講座は人気!
EXPO内にはステージも設置され、給水所でのパフォーマーが一足早くパフォーマンスを披露してくれる場面もあった。
「濱っ鼓・青空応援団」による応援パフォーマンス
その他、毎回人気なのが、「横浜マラソン攻略講座」。ゲストによるトークとともに、どう横浜マラソンを走るのか、しっかりとした説明があり、毎年人気だ。今年は8日、9日とも1日6回おこなわれた。
私が見た回は、横浜マラソンの大会プロデューサーでもあるマラソントレーナーの坂本雄次(さかもと・ゆうじ)さんと、ゲストランナーの市橋有里(いちはし・あり)さん。別の回では、大会を盛り上げるゲストの長谷川理恵(はせがわ・りえ)さんや谷川真理(たにがわ・まり)さんもトークショーに出演していた。
市橋さんのあまりの美しさについ見惚れてしまった
「フルマラソンを走ると必ず爪が死んでるけど大丈夫か」などランナーの素朴な疑問に答えるものから、首都高速の走り方までさまざまな話を聞けた。
青山学院大学を引っ張る原監督のVTRも
市橋さんからは、当日の紫外線対策など、多くのレースに出場している女性ランナー目線でのお話を伺うことができた。また、本当に市橋さんがスタイルもよくキレイだった。実際にお目にかかれたことで「市橋さんのように美しく速くなりたい!」と走るモチベーションになった女性ランナーは私も含め多かったのではないだろうか。
出展数は減少傾向に・・・
ただ、せっかく広い会場だったにも関わらず、もう少し賑わいがあってもよかったのでは、というのが正直な感想だ。
飲食のキッチンカーもあるが、盛り上がりに欠けた印象
3年前にパシフィコでおこなわれた2016(平成28)年の横浜マラソンEXPOと比較すると、オフィシャルスポンサーによる出展は22から17、オフィシャル出展は14から12、一般による出展数は44から24、飲食ゾーンは6から3と減少していた。
東京マラソンのEXPOなどの盛り上がりと比べても、賑わいに欠けていた様子。もう少し出展数が多いと華やかだし、出場ランナーではない一般の人もより楽しめるのではないかと思う。
取材を終えて
筆者は小学6年生の娘を連れて横浜マラソンEXPOに参加をしたが、テレビのマラソン中継でみる給水コーナーを実際に体験できたり、パラリンピックの選手にメッセージを書いたりとなかなか普段出来ないような体験をして娘も楽しんでいた。周りを見ても意外と家族連れで来ている人も多く、ランナーも、ランナーじゃない人もみんなで楽しめる横浜の一大イベントとしてEXPOがより広まればいいなと思う。
また、「女性ランナーにやさしい大会」を掲げているが、女性向けのブースがいまいち少なかったように思う。ウェアなどの販売や落ちないメイクグッズなどの女性向きの出展があればよりよかったように思った。
何はともあれ、本番は横浜マラソン当日のレース! 無事に完走できるのか!? 不安でしょうがない。
-終わり-