横浜マリンタワーの屋上はかつて放し飼いの鳥だらけだった!?
ココがキニナル!
昔横浜マリンタワーに放し飼いの鳥園のような場所があったと記憶しています。タワーのリニューアルにともない無くなってしまったようですが、あの鳥たちは今どうしているのでしょうか?(ハゼさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
鳥園のような場所「バードピア」の鳥は2005年の閉園後は神戸花鳥園に引き取られ、一部は掛川花鳥園へ。一部の鳥たちは今でも元気に過ごしている
ライター:ほしば あずみ
なんということでしょう、横浜マリンタワーは今
リニューアル後の横浜マリンタワー(提供:横浜マリンタワー)
かつてバードピアがあった横浜マリンタワー4階は、現在「タワーレストランヨコハマ」が営業中。ここはリニューアル前、食堂があった場所を改装したもの。
写真向かって左からレストランスタッフの平瀬さんと原さん
平瀬さんはバードピアがあったころ、家族で横浜マリンタワーを訪れたことがあったそうだ。
「そこら一面、鳥だらけでした」と笑う。
以前ここにバードピアがあったと、懐かしそうに語ってくれるお客さまも大勢いるという。
「特に50代くらいのお客さまが懐かしがってくださいます」とのことだ。
いったん営業を終了したころの4階食堂部分(提供:横浜マリンタワー)
改装後。なんということでしょう、あの食堂がシックな装いに大変身
殺風景だった外側も
港の風景を望む開放的なテラス席へ
リニューアル前。4階と5階部分にバードピアの金網が見える(提供:横浜マリンタワー)
リニューアル後。モダンなデザインに一新された
リニューアルは見た目だけではない。
いったん営業を終える前の横浜マリンタワーは、2階に上るには階段しかなく、入口も段差がある構造だった。
リニューアル前。段差のある入口もバリアフリーとはほど遠かった
展望フロアからの眺め。目の前に港、足元に山下公園というロケーション
再オープンに向けて、1階からエレベーターをとりつけたり、階段の位置を直して画家の山下清氏の原画をもとに制作された壁画をより見やすくしたり、展望フロアの窓も大きくしたりと、リニューアル工事は着工から完成まで1年強に及んだという。
取材を終えて
横浜マリンタワー展望フロアの地上94メートルという高さは、すぐそばにあるランドマークタワー、スカイガーデンの273メートルに比べて、数字の上では見劣りするかもしれない。
だが実際その眺望をまのあたりにすると、地上の車や人の動きも見えて、ジオラマのような楽しみ方ができるという良さがあった。
展望フロア料金は大人750円(中高校生500円・小学生250円・幼児200円・3歳未満無料)
絶対安全とわかっていても立つのが怖いアクリル床もあり
鳥たちは神戸や掛川で今でも元気に暮らしていた。鳥の楽園は過去のものになってしまったが、新たな楽しみ方を見つけに、ぜひ横浜マリンタワーを訪ねていただきたい。
―終わり―
デトモルトさん
2019年12月28日 21時01分
映画 花とアリスで知りました。もうとっくの昔に閉園したようで残念です。タワーでの生活が鳥さんにあってるのか疑問ですが、そこらじゅう鳥さんだらけって所はそそられますねぇ。
田吾作さん
2019年05月20日 14時45分
懐かしいですねー 実は私バードピアでバイトしてたんです。1977年(昭和52年)から3年くらいですけど、もう40年以上も前のことですが・・・ そのときはM園長さんはじめバイト仲間には大変お世話になりました。オオサイチョウ、キバタン、九官鳥など色々な鳥がいました。 毎日鳥たちの世話をしてお掃除したり、バナナのエサ作りもしてました。^^この記事を見てそのときのことを懐かしく思い出しました。
シドハマさん
2016年04月29日 18時52分
そういえばありましたね~!エミューに追っかけられて怖かったのを覚えています…それが縁だったのかは不明ですが、現在はオーストラリア住まいで、エミューはとても好奇心の強い鳥だということを教わって、なるほどなあ、と。