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超レア? 横浜の老舗料理店も愛する「横浜生まれの焼酎」ってどんなもの?

ココがキニナル!

横浜生まれの焼酎があると聞きましたが、どういうことで、どこで手に入るの?/焼酎好きが集う「横浜焼酎委員会」という団体があるそう。ぜひインタビューを(yumaryo/あらめ屋まさるさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「みんなの気力」「一里山」は高島屋など専門店とネットで入手可。老舗店「荒井屋」などの飲食店でも味わえ横浜焼酎委員会は酒好きのいい方ばかり!

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ライター:濱屋 亘

みなと横濱 牛鍋処「荒井屋」


 


牛鍋処「荒井屋」本店。市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅、徒歩5分
 

取材に応じてくださった荒井亮一さん。現在の4代目の女将さんの息子さん


今回お邪魔した「荒井屋」さんは、1895(明治28)年創業の老舗店。横浜に3店舗ある牛鍋専門店のうちのひとつで、横浜開港後、初代店主がこの地で当時流行の牛鍋の店を始めた。お肉には最高級A5ランクの国産牛を使用し、牛鍋は醤油や砂糖といった調味料をベースにした割下で煮て提供している。
 


看板メニューの「牛鍋」。割下で味付けられたお肉はまさに絶品だろう


こちらのお店で現在取り扱っている焼酎は、麦系3種類、芋系5種類の全8種類。「一里山」がグラス700円、「みんなの気力」はグラス850円。とくに年配の男性からの指示が高いという。女性で注文される方もおり、牛鍋をいただきながら晩酌する常連さんも多い、とのこと。
 


荒井さんも「実は芋焼酎が苦手だったけどこの2つは本当に飲みやすい」とニッコリ


「一里山」「みんなの気力」を同店に置くことになったのは、小川名さんが実際に直接お店に来て同店の社長に「横浜でとれた芋からできた焼酎をつくった」と話し、その発想に対して「おもしろい」と興味をもったことがきっかけ。


テーブルに置かれると、周囲にはぐっとふくよかな香りが広がった


では、さっそく煮立った牛鍋と一緒に焼酎をいただいてみることに。実は筆者、アルコールに非常に弱いため、年中酒を飲み歩いているという編集部・山岸に感想を聞いてみることに。
 


荒井さん自ら調理してくださった牛鍋と一緒にいただく
 

編集部から酒豪が送りこまれてきた


「みんなの気力」は「ふくよかな香りで飲みやすい! 原酒でアルコール度数が高いのにすっと飲めてしまってキケン。割り下とよくからんだやわらかいお肉とも合う!」。「一里山」は「すっきりとしていて、これも飲みやすい。煮こまれた牛鍋の野菜の味を引き立てる感じ。ボトルでお願いしてもすぐ開けられそう・・・」とのこと。

グラスをあおる手を止めようとしない山岸をいなし、荒井屋さんにお礼を言い、次は「焼酎好き」の集う酒のプロたちに話を聞いてみることにした。
 


「焼酎委員会」の方に味のご意見を伺ってみた



今度は、横浜を活動拠点に焼酎好きが集っているという「横浜焼酎委員会」、「正会員限定」の集まりに「一里山」「みんなの気力」を持ち込んでみた。
 


大雪の後という天候ながら、約30数名ほどの参加者が!


「焼酎委員会」は、2002(平成14)年2月に横浜在住の焼酎・泡盛の愛好家が結成した会。「月に一回の焼酎例会や懇親会を通して多くの焼酎・泡盛に出会う」ため、仕事の立場や年齢の壁をこえて気軽に酒と料理を堪能し、「美味しい酒」について語るのがメンバーの楽しみだという。
 


常時20種以上の焼酎を試飲。委員会の在庫としてストックしている焼酎は450種以上


今回お邪魔させていただいたのは、みなとみらい某所で行われた特別な会。
 


当日は焼き牡蠣パーティ。たくさんお酒を飲んでも和やかにコミュニケーションしている
 

プリプリの蒸し牡蠣をいただいた! 美味!
 

「焼酎委員会」オリジナルグラスなどのグッズも!


みんなで楽しく談笑していると時間を忘れてしまいそうになる。ここで、今日ここに来た目的、「みんなの気力」を試飲していただくことに。
 


メンバー手作りの料理がずらりと並ぶテーブル


会の立ち上げメンバーの井出(いで)さんは、「紫芋の特徴がよく生かされています。三種の芋をブレンドしてあるのはとてもめずらしい。錦灘酒造という変わった酒をつくる酒蔵の酒、というのもおもしろいです」と興味津々。
 


「原酒なのにすっと飲める!」「素直においしい!」という声がおおい


総じて「きれいな芋の香りがふくよかで、でも飲みやすく白麹ならではの味がとても上品。そこが横浜らしさなのでは」と、大好評だった。
 


取材を終えて



小川名社長の「地産地消」の2本の焼酎は、農家、蔵元、そして飲食店から消費者へ、人と人とをつなぎ、思いをつないでいった。大々的な広告はしていないけれど、それでも求める人がいるのはやはり、その商品に価値があるからにほかならない。焼酎がとりもった人と人とのご縁、また、これからの将来に、私からも「乾杯!」のエールを送らせていただきたい。


―終わり―
 
口口WEB商店
http://www.kuchiguchi.jp/

荒井屋 本店
住所/横浜市中区曙町2-17
電話/045-251-5001
営業時間/平日:11:30~15:00、17:00~22:00 土日祝:11:30~22:00
定休日/第3火曜
 

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  • ほどじゃが焼酎 というのもありますが

  • 一里山、おいしそうですね。飲んでみたいと思いますが、原産地(?)たる旭区内で購入できないことに忸怩たる思いではあります。

  • 材料の芋はともかく 蔵元が九州で横浜市内で醸造してないのに横浜産という言い方はどうなんでしょう。

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