横浜DeNAベイスターズ、2016年・新人合同自主トレ初日の様子をレポート!
ココがキニナル!
毎年恒例となっている横浜DeNAベイスターズの新人合同自主トレ。横須賀市の総合練習場の初日の雰囲気がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
新人10人がランニングや守備練習などをこなした。ドラフト1位の今永投手以外も柴田・戸柱選手のポテンシャルにも期待。1軍抜てきの可能性も!
ライター:田中 大輔
正月休みが終わり、世の中が平常運転に戻ってくると、プロ野球も開幕に向けて動き出す時期。
連日、スポーツニュースで報じられている通り、各球団の新戦力たちが合同自主トレを開始している。2016(平成28)1月9日(土)、我らがDeNAベイスターズも、例に漏れることなく新人合同自主トレ初日を迎えた。
10人のルーキー勢ぞろい!
前日に入寮を済ませた、育成選手を含む10人のルーキーたちは、午前10時、即戦力ルーキーと期待されるドラフト1位の今永昇太(いまなが・しょうた)投手を先頭に、横須賀市内の総合練習場に姿を見せた。
名前入りのビブスを着て、いざ練習へ
高田繁(たかだ・しげる)ゼネラル・マネジャー(GM)やコーチ陣に加え、今期からチームの指揮を執るアレックス・ラミレス新監督も登場。スーツ姿で通訳を伴いグラウンド入りした「ラミちゃん監督」は、ルーキーたちを前にまずはあいさつ。
改めて入団を祝うとともに、「優勝するために努力しよう」と檄を飛ばし、選手全員と握手を交わした。
スーツ姿で登場のラミレス監督。選手に力強い言葉をかけた
監督のあいさつが終わると、選手たちはさっそく練習へ。
練習はジョギングからスタート
この日は、DeNAベイスターズの新人合同自主トレ名物、標高133メートルの丘を駆け上がる「山登り」は行われなかったものの(11日に実施予定)、ウォームアップからキャッチボール、内野でのゴロノック、シャトルダッシュに3000メートル走などのメニューが用意された。
監督の目にとまった選手は!?
ジョギングやストレッチ、アジリティ(敏捷性)系メニューで体をほぐしたルーキーたち。
今年の10人は、ここ数年の新人選手に比べ声のボリュームが大きい。ドラフト4位ルーキーの戸柱恭孝(とばしら・やすたか)選手らが大きな声を出し、仲間たちを鼓舞。ラミレス監督も「戸柱がリーダーシップを発揮している」と高評価を与えるいい雰囲気。
「ポテンシャルを感じる」と監督に評価された戸柱
選手同士でも会話をしながらの練習で、合間合間に笑顔がこぼれるなど、リラックスしている様子が見て取れた。
体がほぐれた後は、いざボールとグローブを使ってのキャットボール。2人1組で行い、肩を暖めていった。
投手陣の仕上がりはまだ先。とはいえ、注目は集まる
肩慣らしとは言え、さすがはプロ野球選手。スパンと小気味のいい音を立てながら、一球一球感触を確かめるようにキャッチボールを行っていた。
続く内野フィールドでのゴロノックで目立ったのが、ドラフト3位で入団の柴田竜拓(しばた・たつひろ)選手だ。守備力を高く評価されている選手だけあって、動きは軽快。
守備に注目が集まる柴田の軽快なフットワーク
ラミレス監督も「しなやか動き、軽やかなグラブ捌き」と褒め、チームの課題とされるセンターライン強化のためのショート争いに「加わってほしい」と期待を込めた言葉も飛び出した。