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2016年初めから藤沢市の公道を自動走行自動車「ロボットタクシー」が走るって本当?

ココがキニナル!

藤沢市で無人タクシーの実証実験を来年にも始めるそう。人口減少、高齢化社会に向けて期待。関係者へのインタビューや現地リポートをお願いします(たこさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

2016年初めに藤沢市の公道を自動運転タクシーが走行する。神奈川県は将来的に高齢者や交通手段が少ない地域での実用化へ向けた第一歩と期待

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ライター:はまれぽ編集部

公道で自動走行



「さがみロボット産業特区」を進める神奈川県とソーシャルゲーム大手の株式会社ディー・エヌ・エーの子会社で自動走行タクシーの事業化を目指す「ロボットタクシー株式会社」(東京都渋谷区)は、2016年初めから藤沢市の公道を使って自動走行タクシー(ロボットタクシー)の実証実験を行う予定だという。
 


公道の自動走行を目指す神奈川県
 

ロボットタクシーはGPS(全地球測位システム)のほか、フロントガラスなどに設置されたカメラや車両の四隅に設置されたセンサーによって道路環境や位置情報を認識してハンドルやブレーキを制御する仕組み。

藤沢市の実証実験では「公道における有人の自動運転」を実施する。実験は2週間程度を予定しており、2台のロボットタクシーを使用。モニターとして周辺住民を50人程度選ぶ。
 


「公道での無人完全自動運転」が最終目標
 

モニターは利用したい時にスマートフォンアプリでロボットタクシーを呼ぶ。利用できるのは自宅からのみで、幹線道路を約3km走行して大型スーパーと結ぶ。ロボットタクシーには実験の担当者2人が乗車。万が一の場合に備えてブレーキやハンドル操作をできるよう、1人が運転席に座る。

タクシーは道路標識を自動で認識して走行するため、速度制限による加速・減速や方向転換の際に人間が運転するのとは乗り心地が異なるという。モニターには後部座席に座ってもらい、乗り心地などについても聞き取りを行う。

同様の実証実験は仙台市で東日本大震災の被害に遭った地域と名古屋市でも行うという。