川崎駅前に九龍城?!ウェアハウス川崎店ってどんなところ?
ココがキニナル!
川崎駅前にウェアハウスという不思議な施設があります。ゲームセンターのようですが、外観が明らかに異彩を放っています。どんなところなんでしょう?(ぐらむさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
香港の九龍城をイメージしたアミューズメントパークだった!非日常と大人の高級感をコンセプトに、落ち着いて遊べる空間が広がっていた!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
※追記 2019年10月 「ウェアハウス川崎」が11月17日に閉店
川崎駅から徒歩3分、日進町にひと際異彩を放つ建物がそびえ立っている。
赤くウェアハウスと描かれたその建物は、外観が茶色くくすんでいてとても現代のものとは思えない。
明らかに他の建物とは違う…
隣接したマンションと比較すれば、その存在の異様さは明らか。
たまたま見かけた人には嫌でも目にとまることだろう。
調べてみるとこの建物は、株式会社ウェアハウスが運営するアミューズメントパーク、ウェアハウス川崎店。
中にはインターネットカフェやゲームセンター等が入っている施設のようだ。
早速、中の様子をレポートすることに!
18歳未満は入場できない!
取材当日、店に向かうと、入口からはなんとも不思議な雰囲気が漂ってくる
入口の様子
歓迎光臨という怪しい文字が描かれた重厚な自動ドア。それを抜けると、今度は「電脳九龍城」という文字が目に飛び込んでくる。いきなり建物の雰囲気に飲まれてしまいそう。
扉を一枚抜けると「電脳九龍城」という文字が!
まずは店長の菊池さんに、この摩訶不思議な建物について話を伺った。
店長の菊池さん
ウェアハウスは主に東京、千葉、埼玉で展開するアミューズメントパークで、神奈川には2005年12月にオープンした川崎店の1店舗のみ。
菊池店長によれば、全店舗で「刺激的で大人の高級感溢れる非日常を提供」というコンセプトを掲げているそうだ。さらに各店舗でそれぞれ違ったテーマが設けられており、ここ川崎店では「香港にあった九龍城」がモチーフになっている。
18歳未満は入場できない
店ではキッズコーナーなどを設けず、ターゲットを大人に限定。ここでは18歳未満の方の入場を禁止している。
子供や中高生が入店し、ガヤガヤと騒ぐような空間では、大人が落ち着いて楽しめないというのが理由だそうだ。知らずに入って来てしまう人もいるため、巡回するスタッフが随時声かけをすることで18歳未満の方には退出してもらっているという。
そういった狙いもあって、仕事帰りのサラリーマンから主婦、おじいちゃん、おばあちゃんなども訪れる。まさに大人の遊び場となっているようだ。
まずは1階から!
それでは、入口をくぐり抜けた先の店内をご紹介しよう。
入口を抜けると薄暗い通路が続く
この建物は元々、コジマ電機が入っていた建物だったようで、主に1階は駐車場となっており、そのためエレベーターホールとエスカレーターがあるのみ。すでにこの地点で九龍城の雰囲気に飲み込まれていきそうだ。
すごく薄暗いエレベーターホール
駐車場側からは別の入口もあった。青白くライトアップされているのは本物の水
香港にあった九龍城と言えば、1993年に取り壊された巨大なスラム街の要塞。ゲーム等を楽しむ雰囲気と、スラム街に隠れて遊ぶ九龍城へのイメージが重なりあって、川崎店のテーマになったのだそうだ。