横浜の夏を彩る楽しみな花火大会が今年もやってくる。
一流の花火職人が集結して美しさと技を披露する「第27回神奈川新聞花火大会」が、あす8月1日（水）、横浜・みなとみらい21地区の港湾パーク前面海上で開催される。
　

1万5000発の花火が夜空を彩る

例年とはひと味違った演出も！

今回は、神奈川新聞70周年記念と冠し、例年とはひと味違った趣向で行われる。例年約8000発打ち上げられていた花火の数は、今回は1万5000発にほぼ倍増。さらに、音楽に合わせて花火を楽しむことができる演出が予定されているという。

また今回も、直径約480メートルの大迫力「２尺玉」が登場。市民の協賛によって打ち上げられる「市民の花火」も健在だ。神奈川新聞花火大会実行委員会事務局の担当者は「いろいろな花火が登場するので、とっても楽しめますよ！」と自信をのぞかせる。

音楽に合わせた演出を間近で楽しむなら、事前に「花火鑑賞券」を購入するのがおすすめ。安全対策のため、臨港・新港パーク周辺は入場制限が実施されるが、エリアに設けられた観覧席に入場すれば、打ち上げ場所の近くからその迫力を堪能できる。なお、昨年同様、シートの持ち込みは禁止。
チケットと引き換えに専用シートを受け取り、エリア内で場所を確保する必要があるので、早めに会場入りするのがいいだろう。
　

昨年の臨港パーク内の様子

現在、ローソンチケット「ローチケ.com」にて「花火鑑賞券（大人2000円、子ども500円）」を販売中。
店頭の端末「Loppi（ロッピー）」でも購入できる（Lコード：35555）。まだ残りがあるそうなので、早めに購入しておきたいところだ。また、市営地下鉄3駅（「横浜」、「桜木町」、「関内」）の駅事務室では当日までチケットを取り扱っているが、こちらは混雑具合によって変更もありそうだ。

道路は大混雑の見込み。周辺駅の対応は？

例年19万人を動員する同大会は、今年も多くの人出で賑わいそう。
一般道では、18時から22時ごろの時間帯に、みなとみらい21地区、新港地区、臨港幹線道路および中央市場付近、コットンハーバー地区、大さん橋の道路およびその周辺道路、国道357号、馬車道を中心に車両通行止めなどの交通規制が行われる予定だ。

日本道路交通情報センターによると、会場周辺はもちろん、首都高速湾岸線も混雑の影響が出る可能性があるとのこと。ベイブリッジから大黒ジャンクション、本牧ジャンクションなどで車線規制が行われるという。
　

首都高速湾岸線では車線規制などが行われる予定

各鉄道会社の対応はどうか。
会場にもっとも近い、みなとみらい線「みなとみらい」駅の担当者に話を聞くと、当日は花火大会の終了時間に合わせて、出入口の制限のほか、ロープを使った改札規制を行う予定だという。会場に面した２番、４番出口は、花火大会から帰るお客さんの入場専用となる。一方、反対側の１番出口は、ホームから外へ出るためだけに使われるそうだ。
　

みなとみらい駅では出入口にて規制が行われる

また、JR「桜木町」駅では、改札前のコンコースの混雑具合を見ながら、その程度によって入場制限を行えるよう備えてあるという。
道路の混雑具合を考えると、電車を使って会場に足を運ぶ方がよさそうだ。

まとめ

みなとみらいの夜景と、1万5000発の花火の競演。音楽による演出や巨大花火など、今回は例年以上の迫力で盛り上がりそう。ただし、道路は相当な混雑となりそうなので、電車を使って会場に行くのが賢明。
暑さも和らぐ真夏の夜に、ぜひ出かけてみていただきたい。


―終わり―


第27回神奈川新聞花火大会
8月1日（水）19：15～20：30
横浜・みなとみらい（ＭＭ２１地区）臨港パーク前面海上
http://hanabi.kanaloco.jp/