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たかし君さん
馬場町にある配水塔「ねぎ坊主」が、子供の頃より高田台に見えていましたが中はどうなっているの、そして建て替えなどしなくても良いのでしょうか(エル2さん/ツミさん)
水を高台に送るため1937年に建築された配水塔「ねぎ坊主」。現在はしごがないため中に入れず使用もされていない。耐震検査済みで建て替えの必要はなし
ライター:クドー・シュンサク (2013年10月27日)
はまれぽで記事を書き続けて思うが、横浜には風変わりなモノが多い。
キニナってしまうモノが多々ある。
今回は配水塔。中がどうなっているかキニナルような配水塔とは皆目見当がつかない。
そんな配水塔を目指し、天気のいい昼下がりの陽気で気持ちがラリラリしている編集部の担当木下と鶴見区馬場町へ。
ねぎ坊主?
東急東横線の菊名駅からバスで20分ほど、「貯水池前停留所」に到着。配水塔のある鶴見配水池へと歩を進める。
途中コンビニに立ち寄り何気なく店員の方に配水塔ってこの辺にありますよねと尋ねてみた。
「配水塔ってすぐそこの・・・」
「・・・ねぎぼうずのことですよね?」
ねぎぼうず? 花軸(かじく)の先端に花がついていて、その下から枝を出して花をつける。それを繰り返す植物の「ねぎぼうず」か、リリー・フランキーが書いた短編小説の「ねぎぼうず」なら知っているが、配水塔がねぎぼうず?
よく聞いてみると、この辺りの方々は愛称として配水塔を「ねぎ坊主」と呼ぶことがあるという。
コンビニのほぼ向かい側にあるとのこと。コンビニを出ると視界に入ってきたのは・・・
「ねぎ坊主」こと配水塔
ちょっと寄ってみるとこう
高台からみるとこうらしい(画像提供:横浜市水道局浄水部西谷浄水場)
親しみがわくフォルムではある。年季もかなり感じられる。なんでねぎ坊主かは、わからない。
とりあえず中へ入れてもらうことに
横浜市水道局浄水部西谷浄水場管理係長の小田さんと西薗(にしぞの)さんにねぎ坊主の諸々の話を伺うことに。
西薗さん(左)と小田さん
ねぎ坊主が建築されたのは1937(昭和12)年。1937年誕生ということは、美空ひばりとモーガン・フリーマンと同級生。
給水地区の高台に飲料水を送るために作られた。
そんなねぎ坊主だが、1972(昭和47 )年により設備が整った新しいポンプ場が完成したため、1973(昭和48 )年以降使用はしていないという。
ねぎ坊主全長はおよそ26メートル
ねぎ坊主ができた当時は、鶴見周辺の計画給水人口(給水区域内に居住し、水道により給水を受けている人口が何人くらいかを計画)として2万2750人をもとに配水塔として給水を行っていた。26メートルもの高さがあるのは、高さを利用した高水圧で高台の住宅にも給水ができるようにするため。
水道局のおふたりにねぎ坊主に愛着はあるか尋ねてみたところ・・・
「ねぎ坊主?」「なんでしょうかそれは?」