3月30日、横浜中華街の飲食店で外壁が崩落し、6人が軽傷。一夜明けた様子は?
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横浜中華街の屋根崩落事故の、詳しい調査をお願いいたします(おにぎりさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
老舗台湾料理店「興昌」の外壁が崩落し、6人が軽傷。店は建物の安全が確認できるまで休業。強風や地震などの気象状況が原因の可能性
ライター:はまれぽ編集部
	休日の中華街を襲った悲劇
	
	休日の観光客らでにぎわう中華街で30日(日)夕方、飲食店の外壁が突然崩落し、通りを歩いていた人に破片が直撃するという事故が起きた。
	 
	
	外壁が崩落した「興昌(こうしょう)」
	 
	横浜市消防局によると、「飲食店の屋根が崩れて通行人に当たり、けが人が出た」などと通行人の男性から通報があったのは30日午後4時52分。消防車など8台が現場に駆けつけたところ、男女合わせて6人が頭などにけがをしていたため、市内の病院に搬送した。6人はいずれも軽傷という。
	
	横浜中華街発展会協同組合などによると、「興昌」は2階建ての店舗で、50年近く続く台湾料理の老舗。一夜明けた31日はブルーシートに覆われていた。
	 
	
	ブルーシートで覆われた店舗
	 
	現場は観光客が多く訪れる「関帝廟」の2件隣りで、周辺店舗によると、その時間も多くの観光客らがいたという。
	 
	
	左に見えるのが関帝廟
	 
	横浜地方気象台によると、30日は低気圧が発達した影響で強い風が吹き、午後3時24分に最大瞬間風速24.4メートルの風が吹き、午後4時の平均風速も10.3メートルだった。
	また、午後0時27分には山下町で震度2の地震を観測していた。神奈川県警などは、気象状況も崩落の一因として原因を調べている。
	
	近隣店舗の女性従業員は「何の前触れもなく突然壁が崩れ、その後に悲鳴が聞こえた」と当日の様子を振り返っていた。
	
	また、「興昌」には事故を謝罪し、建物の修繕と安全確認が終了するまでは休業することを告げる張り紙がされていた。
	 
	
	謝罪と休業を告知する張り紙
	 
	
	
	取材を終えて
	
	被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたい。
	中華街には長年続く店が多くあるため、もしまた、このようなことが起きれば、今回のような被害では済まないかもしれない。
	その上で、まずは早急な原因究明と、個別ではなく、中華街全体としての再発防止策などにも期待したい。
	
	
	―終わり―
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