横浜駅みなみ西口ジョイナス前に現れる怪しいキッチンカ―に突撃取材!
ココがキニナル!
横浜駅みなみ西口のジョイナス前に現れる真っ黒な怪しいキッチンカ―はどんな人が営業しているの? 販売しているものは何?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
逗子海岸の海の家で働いていた仲間によって定期的に営業されている。おでんやその出汁で作った和風カレー、ワッフルアンマンなどが販売されている。
ライター:はまれぽ編集部
2019(令和元)年12月から、横浜駅みなみ西口のジョイナス前にキッチンカーが出没しているという情報が寄せられた。
普段は献血バスなどが停車しているあの場所に、真っ黒な怪しいキッチンカー・・・ということだが、いったいどんな人が何を販売しているのだろうか。
横浜駅周辺で取材をしていた、編集部・中田から「今、キッチンカ―いますよ!」という連絡を受け、早速、みなみ西口のジョイナス前へ直行した。
横浜駅に黒いキッチンカー
いたいた。噂の黒いキッチンカーだ。
「WILD BOAR(ワイルドボア)」?
道端に堂々と停車している
様子を窺(うかが)っていると、どうやらカレーやおでんなどを販売しているようだ。
いったいどんな人が販売しているのだろうか・・・と、声を掛けると驚くことに・・・
右から「ハナビヤ」の羽(つばさ)さんと越水麻糸(こしみず・まいと)さん
なんと、先日取材したばかりの市営地下鉄グリーンライン高田駅にある「ハナビヤ」の店長、羽さんがいるではないか!
ハナビヤの記事はこちら
筆者・和田「こんなことってあるんですね!!」
羽さん「そうっすね(笑)ぜひ食べてってください」と、取材をさせていただくことになった。
逗子海岸の海の家「WILD BOAR」
このキッチンカ―は、逗子海岸で営業をしている「WILD BOAR」という海の家で働いていたOBメンバーが営業をしている。
「WILD BOAR」で働いていた時の様子(提供:羽さん)
「WILD BOAR」でアルバイトをした後、個々で飲食店を構えた羽さんと越水さん。そこに、「WILD BOAR」の社長から、2019(令和元)年11月上旬に「キッチンカ―で何かの販売をしないか」という話が持ちかけられたという。
キッチンカ―の営業に協力している店舗が書かれたカフェスリーブ
越水さんは泉区にある「Bar&FACTORY MIGHTY(バー&ファクトリー マイティ/以下、マイティ)」という、アメリカンチックなお洒落バーを経営しているそう。
「WILD BOAR」「ハナビヤ」「マイティ」の3店舗でこのキッチンカ―の営業をしているということだ。
屋号がないキッチンカ―
当たり前だが、キッチンカ―を出店する許可はとっており、月に15日程度出店している。赤十字の献血車と日程調整を行ったり、雨の場合は繰り越して出店するため、スケジュールなどは出しておらず、出店する日は「WILD BOAR」「ハナビヤ」「マイティ」のSNSで告知されるという。
出店時間は11時30分から。夜は売り切れ次第ということだが、だいたい21時か22時には営業終了するそうだ。
テーブルとイスが用意されているのでランチにも利用できる
このキッチンカーは、屋号が決まっていないという羽さん。「各自が経営してる店舗の宣伝になればいいので」と話す。
キッチンカーといっても、調理場はなく、炊飯器やコンロなどを持参して温かい料理を提供している。
調理は各自の店舗で済ませ、ここまで運んできている
プロパンガスが使えないので、発電機を持参
キニナルメニューは?
ここで改めて、料理のレパートリーを見ていこう。
おでんとアルコールメニュー
おでんは、6種の盛り合わせが500円(税込/以下同)とリーズナブルな価格設定になっている。ちなみに単品でも注文することができ、タネは日替わりするそうだ。
アルコール類は、昼からも提供しているので、晴れた日にこのキッチンカーを見つけた際は、横浜駅前でおでんをつまみながら一杯ひっかけるのも悪くなさそうだ。
和風カレーとソフトドリンクメニュー
和風カレーは、おでんを煮込んだ時の1番出汁が使用されている。価格は700円だが、横浜駅周辺のランチ価格の相場を考えれば、コスパがいいと言えるだろう。
ちなみに、おでんのトッピングも1つ100円からできる。
他にも、冬には嬉しい豚まん
すると、羽さんが「今1番オススメなのがワッフルアンマンなんですよ」と教えてくれた。
ワッフルアンマン
「ワッフル生地の間にあんこを挟んだ、たい焼きみたいなものかな」と、ただ普通のメニューかと思っていたが、この後衝撃の姿で提供されることになる・・・