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南区永田町にあるトンネル内の絵はなんですか?

ココがキニナル!

南区永田町付近のトンネル内で子どもたちが絵を描いていましたが、あれはなんですか?(りょうさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

永田小学校6年生の生徒による卒業製作です。落書きだらけのトンネルを地域や保護者と協力し、明るい空間へ再生しました。

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ライター:川邉 絢一郎

永田小学校児童へインタビュー



小川先生に話を聞いているあいだにも、子どもたちは作業を進めていく。
塗り残した部分やはみ出してしまったところなどを修正し、大きな虹を創り上げていく。

作業を進める子どもたちは、とても楽しそうだ。
だが、完成までには実際の作業だけでも2ヶ月の時間がかかったとのこと。

はたしてどんな思いで絵を描いているのだろうか?実行委員の子どもたちに話を伺った。
 


子どもたちは描画に打ちこんでいた


― なぜ、このトンネルを清掃しようと思ったんですか?
学校全体で地域の清掃に参加したときに、このトンネルも綺麗にできないかなと話し合ったのがきっかけです。掃除をする前は、薄暗くて汚いので近づきたくない場所でした。10秒以内に走り抜けないと呪われて死ぬなんていう噂もあって(笑)。

やっぱり大変でしたか?
うーん…とにかく寒かった(笑)。あと壁に描く絵を考えるのが大変でした。でも楽しいです。

―完成した絵を誰に見てもらいたいですか?
一番見てもらいたいのは、お世話になった地域の人や通学路に使う人たちです。前より通りやすくなったと言ってもらえたら嬉しい。あと、地域の人だけじゃなくて、ここを通る多くの人にも見てもらいたい。
 


子どもたちの描いた絵の一部


子どもたちは、自分たちの描いた絵をひとつひとつ説明してくれた。絵の内容は、将来の自分自身の姿や空を飛ぶ自動車、宙に舞う鳥など、大人では描けない夢のものばかりだった。

なお、この活動には、地域の協力がかかせなかったようだ。地域住民の同意がなければ壁画を描くことができないし、警察署や土木事務所からは交通誘導がないと許可が下りない。そこで、永田町内会が小学校の活動を全面的にバックアップし、卒業制作に取り掛かれたのだそうだ。


この活動をずっと近くで見ていた町内会長(永田町上第五町内会)の紙透敏夫さんに伺ったところ、楽しそうに作業する子どもたちと、夢が散りばめられた絵を見て

「自分たちが作ったものがこういう形で、思い出として残るのは良いこと」
と目を細めた。
 


子どもたちを見守り続けた紙透さん(永田町上第五町内会長)


また、ペンキや道具などの塗装に関わるものに関しては、塗装業を営む児童の保護者から提供があったという。
 


保護者の方々も学校公開日に一緒に作業を行った




学校と地域、保護者をつなぐ虹の道
 


トンネルに描かれた絵は、子どもたちの未来を描いた夢の形だった。
子どもたちが描いた夢に続く虹は、永田町の未来を担う礎となるだろう。

3月11日の大地震以来、不安な状況が続く中、永田小学校6年生児童は3月19日に無事卒業式を迎えたという。
これから色々と大変なこともあると思うが、つらい時は夢を描いた虹の道を思いだし、前を向いて歩いてほしい。

今回の取材で、地域、学校、保護者の強い結びつきが見え、なんだか温かさを感じた。
もし、この結びつきがなければ、巨大な絵は完成できなかったと思う。

他の小学校も、ぜひ永田小学校と地域、保護者の結びつきの強さを今後の活動の参考にしてみてはいかがだろうか。
はまれぽ編集部でもできる限り協力していく所存なので、もし何かできることがあればご連絡頂きたい。



― 終わり ―
 

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