ドリームランドの名物キャラ、ヘイヘイおじさんの現在は?
ココがキニナル!
ドリームランドにいたヘイヘイおじさんは現在何をしているんでしょうか?(hondairieさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今もお元気で、趣味の旅行や温泉を楽しむ日々を送っています。「人を喜ばせたい」というサービス精神は今でも健在でした。
ライター:ほしば あずみ
現在のヘイヘイおじさん
ヘイヘイおじさんこと、新井俊次さん(71)
当時かぶっていた派手な帽子は今でも大事に保存されていた。この帽子は3代目で、5~6年使ったとの事。「ミュージックエキスプレス」の雰囲気に合わせてご自身で選んだそう。
「グアム旅行で買ったんだよ。こういうのは日本では売ってなかったから」
帽子にぐるりとつけられている缶バッジは、お客さんたちが「つけて」と持ってきたもの。あの派手なジャケットにもそんな缶バッジがいっぱいついていたという。
「ジャケットは支給品だったけど(当時の価格で47万円!)、今も持ってるよ。でも太ったから入らなくなっちゃった」と新井さんは笑う。
新旧混ざる缶バッジ
まずはドリームランド閉園後の事を伺ってみた。
「うちで働かないかと誘ってくれた遊園地はあったの。八景島シーパラダイスとか、よみうりランドとかね。でも少し体を壊していたし、やろうって気持ちがないとできないもんだよ」
中でも栃木県の小山ゆうえんち(2005年閉園)からは、ミュージックエキスプレス共々来てほしいと頼まれたという。
「でも遠いじゃない。通うのも大変だし、知らない町に引っ越すのも嫌で断ったら、ミュージックエキスプレスを引き取るという話もなくなったの。悪いことしちゃった」
その後、相棒ミュージックエキスプレスは東南アジアの遊園地に船便で運ばれていったという。
「今でも現役で動いてるんじゃないかなあ。遠いから行けないけどね」
ヘイヘイおじさんとミュージックエキスプレス(当時の写真はすべて新井さんご提供)
その後、ボウリングの指導員をしていたというのは事実だそう。
「昔からボウリングは好きだったからね。今でもレーンが残ってるのも知ってる。一般開放してやらせてくれたらと思うけど、音の問題とかで難しいらしいんだよね」
ドリームボウル閉鎖まで指導員をした後は、引退。
今は近くのスーパー銭湯に通ったり旅行に出かけたりとのんびり暮らしているそうだ。
「今でも声をかけてくれる人がいるんだよ。当時みたいな派手な格好もしていないのに、覚えていてくれて、わかるもんなんだね」
ヘイヘイおじさん宛に手紙もたくさん届いたそうだ。「今までありがとう」と、楽しかった思い出や、「将来自分が親になって子どもを連れてくるものだと思っていたのに」という閉園の寂しさがつづられていた。
手紙は今でも大事にとってあった