ご当地ヒーロー「横浜見聞伝スター☆ジャン」って何者?
ココがキニナル!
横浜にもご当地ヒーロー「横浜見聞伝スター☆ジャン」というのがいるそうです。どんな設定なんですかね?(ぺっぺっぺさん/tsurumi230さん/inocchi21さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜の文化や歴史、情報などを悪の手から守り、啓蒙(けいもう)する地域密着型ヒーローだった!
ライター:細野 誠治
意外なきっかけで誕生!?
筆者の「ヒーローとバトル」という夢も叶ったところで、休憩時間中にインタビューを決行! 答えてくださったのは、運営団体のリヴィールエンタテインメント株式会社取締役の椙元(すぎもと)泰史氏。
誕生のきっかけは飲みの席だとか。「横浜らしい何か。どうせなら地域のためになる何か面白いことができないか?」という友人の言葉だったそう。そこに、「そう言えば横浜って、ご当地ヒーローいないよね?」の声が被さった。ここからプロジェクトが動き出す。もともとタレント事務所でマネジメント業務をしていた氏が、このスター☆ジャンのために今の会社を設立した。
また、スター☆ジャンの活動は、学校などへの訪問やイベント、ショッピングセンターでのショーなどに関しては「ボランティア」で応じる、と標ぼうしている。・・・大丈夫なんでしょうか?
「タレント事務所はタレントを育てて売り出していく訳ですが、一緒に作品も世に送っていこうと思いました」
活動自体が育成の一環なんですね。なるほど。
横浜の文化を守るヒーローだ!
単に「こういったヒーローがいますよ」ではなく、映像で魅せるYouTubeでストーリーを展開し、「長い目で時間をかけて認知してもらおう」という計画だったが、反応は意外にも早かったとか。
Twitterやfacebook、ブログなどローカルからマクロへと繋がるコミュニケーションツールがスター☆ジャンを押し上げてくれたそう。早くから特撮ファンの間で話題になり、専門誌にも登場。神奈川新聞や朝日新聞ローカル版が取材に訪れたそうだ。
ネットによる情報発信で非常にうまく波に乗った好例だろう。キャストも“ご当地”にありがちな「市の職員がやってます」ではなく、プロの俳優・スタッフが精魂込めてファンに訴えかける作りが功を奏している。
苦労はあったものの、認知が進めば市への売り込みもスムーズに決まっていったあたり、徐々にではあるが横浜を代表するヒーローになってきていると感じる。
情報社会がスター☆ジャンを後押しする
インタビュー中は和気あいあいといった雰囲気。ボランティア、手作り、地域活性・・・、テレビ放送もなく全国区とは言えないが「絶対にいいもの作ってやる」と志は高い。
皆が一度は通る、憧れのヒーローが今の自分に乗り移っている感じ。そんな高揚感がデパート隅の控え室にあった。何かちょっと羨ましい。「まずはとにかく楽しんで欲しい」という言葉が何度も飛び交う現場。 うーん、ショーが見られず残念だ。
登場人物紹介じゃん!
それでは、キャストにも、思いや印象深い出来事などを聞いてみよう。
★濱尾学/スター☆ジャン役(関根裕介)
「横浜のおすすめスポットは大倉山記念館。梅もキレイだし!」
本作の主人公。おっちょこちょいでいい加減。襲われていたシズクを助けたことがきっかけとなりスター☆ジャンに変身。
「街で『あっ! スター☆ジャンだ!』と声をかけられ時は本当に嬉しかった。実は・・・ここだけの話、『はまれぽ.com』をチェックして横浜の情報仕入れてます。Web、書籍両方とも(←スター☆ジャン偉い!)。『近所のお兄さん』のような、横浜の子どもたちの“長男”になりたいです!」
★濱尾巡/タイガ▽ジャン役(内山眞人)
「野毛山動物園が好きです!」
学の弟・巡。大人しく優しい性格。タイガ▽ジャンに変身する。
「保育園にボランティアに行き、後日、先生から『子どもたちがタイガ▽ジャンの言ったことをきちんと守ってるんですよ?』と言われたことが嬉しくて嬉しくて。特撮物はこれで3作目。横浜の新しい顔になりたいです。地域を盛り上げていきたい!」
★ヒカリ/月影光役(松林早紀)
「好きなのは横浜八景島シーパラダイスです!」
皇女シズクの親友であり、親戚のヒカリ。巡にタイガ▽ジャンの力を授ける。
「役の名前で呼んでいただけたときは、本当にありがたく嬉しかったです。自分のできることをひとつずつ、やっていきたいです!」
★山田/レンガット山田(山田京太郎)
「マリンタワー好きです」
悪の組織「ブラックスター」の兵士レンガットの一員。
この山田さん、もともとはプロジェクトのボランティアスタッフだったが、覆面を取った時にいいリアクションをして、“美味しい”ポジションをゲットした。普段は寡黙な方で、ひと言、「がんばります!」。
取材を終えて
握手会の合間という慌ただしいインタビューが終わり、再び特設会場に向かったスター☆ジャン一行。2回目の登場では、先ほど握手をしたお客さんも居残っていて、新たに訪れた方々と一緒に盛り上がっていた。
「夢はメジャーになること。そして横浜にある18区すべてにご当地ヒーローを作ることです。スター☆ジャンはその上に立つ横浜の星になるんです」と言った椙元さんの言葉が蘇る。
・・・という記事を書いていたまさにその時、「tvkの番組『ハマナビ』内でテレビドラマ化が決定しました!」と連絡が入った(5月4日より放送開始予定)。
おぉ、順調に横浜のヒーローが成長している! 横浜市民にもっともっと認知されて、いずれは全国区になって横浜の良さを広めてほしい。
はまれぽ.comも同じ志なので、ともに頑張りましょう!
―終わり―
スター☆ジャンからプレゼント
リヴィールエンタテインメント株式会社より「横浜見聞伝スター☆ジャン」特製グッズプレゼント!
【A】「スター☆ジャン・エピソード0」サイン入り非売品DVD/2名様
【B】スター☆ジャン サイン入り塗り絵/20名様
【C】スター☆ジャン 特製ステッカー/20名様
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住所・氏名・年齢・電話番号と、希望の番号(A・B・C)を明記のうえ、ご応募ください。
たくさんのご応募お待ちしております。
※当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。
ゆたかさん
2013年04月17日 16時43分
この間、マリンタワーの下にいました。まばらな人だかりでした。(笑)黒山の人だかりになるように頑張って下さい。
hamachariさん
2013年04月15日 11時49分
おにいさんさん。私もそう思います^^;
おにいさん
2013年04月15日 11時00分
「スター☆ジャン」の名前の由来って、もしかしたら???