寿町ドヤ街の簡易宿泊所ってどんな所?
ココがキニナル!
日本三大ドヤ街の名も高き横浜寿町。そこにある簡易宿泊所(ドヤ)は、いったいどんな所でしょうか。料金、内装、設備など気になりますので調査お願いします。(みうけんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
簡易宿泊所の紹介所に紹介された「林会館」は1泊3000円、和室に布団を敷ける個室、共同トイレ・シャワー・キッチンは清潔。インターネット環境有
ライター:ムカイカツヲ
いざ部屋へ!
スタッフの皆さんと楽しく話をさせていただいたあと、Jamesさんに案内してもらって林会館5階の部屋へと向かった。
1階から4階の部屋はこの地区にお住まいの方々専用のフロア
館内は、階段も廊下も綺麗に清掃されていて清潔感がある。この時点で夜の8時前だったのだが、廊下にはかすかにテレビの音が漏れているだけで静かだった。
ホステルフロア(5階)
宿泊予定の5階も、廊下を挟んで両サイドに個室が並ぶ点ではほかのフロアと全く同じだ。やはり掃除は行き届いている。廊下にはやわらかな光のランプが点いていて、少し落ち着いた雰囲気を感じる。さて、いよいよ今夜のねぐらである部屋へと入る。
ついに入室
扉を開けて見ると、畳3畳分のスペースには窓際に真新しいシーツとともに布団セットが置いてあり、入口側には小さなテレビと冷蔵庫があるというシンプル過ぎる個室空間。よく見てみると、少し畳がくすんではいるが、きれい。エアコン付きで、窓の開閉も自由だった。
布団を敷くと・・・
布団を敷くとこのような感じになる。足の踏み場は・・・ない。が、ここに宿泊する人たちは、観光や就職活動など日中の活動目的があるので、布団さえあれば快適に眠れそうだ。
実際に寝てみると
試しに実際に横になってみると、身長173センチの筆者の場合でも、足元に結構余裕がある。横幅も、寝るだけなら2人までは大丈夫なのではないだろうか。一人なら広々だ。
シャワールーム
部屋を出て、通路奥には共用設備が並んでいる。シャワールームは通路の奥左手にあり、24時間無料で利用可能。あくまで汗を流すだけの簡易的なものと考えたほうがよさそうだ。一つしか無いので、宿泊客で混雑する日には不自由しそう、と思ったら入口付近に希望時間を書き込む予約ボードがあった。
トイレ
トイレは通路の奥右手、シャワールームの対面にある。内部はかなりきれいに清掃されていたが男女共用だ。
共用キッチン
電子レンジやコンロなどの最低限の器具が揃っているので、長期滞在の場合などはここで調理も可能だろう。
食事に出かけてみた
21時頃、食事がてら寿地区の散策をしてみた。まず思ったのは、人が少ないということ。危険(?)なこともなく、近くの食堂「めし にのみや食堂」に入って定食を食べてみた。まわりで食事をしている人たちは、晩酌をしながらテレビを見ている。悠々自適という感じ。
人通りがない
食事の後に、深夜に周辺を歩いてみたが、人は誰もいなかった。寿町の住人の高齢化が叫ばれて久しいが、こういう所でもそれを実感できる。
翌朝、5時前にドヤ街を歩いてみた。すると、深夜とうってかわってかなり人がいる! みな街のいたる所で楽しそうにお喋りをしていた。
また来てみたい
取材を終えて
かつてのドヤ街は、周辺と隔離された世界だったのだろう。しかし、現代の寿町は、国内外の人を迎え入れることで少しずつその姿を変化させている。
社会構造や住人の高齢化に伴い今後ますます空室が増えるであろうドヤが、バックパッカーなど向けのヤドに進化していく事は必然といえるかもしれない。
―終わり―
◆ヨコハマホステルヴィレッジ
住所/〒231-0025 神奈川県横浜市中区松影町3-11-2 三和ビル1階
電話番号/045−663−3696
http://yokohama.hostelvillage.com/
なかさん
2016年12月04日 11時39分
今回は短期滞在のところなので比較的綺麗で宣伝にも貢献できるような記事ですが、長期滞在のところはもっと汚く生活保護を受けながら仕事をしない(出来ない人もいるけど)人で埋まっていて宿もそんな環境だから空きはない方が稼働率がいいので短期滞在には積極的ではないと思います
華山舞之介さん
2016年12月04日 10時32分
最近のはまれぽって、「編集部厳選」とか「名作うんちゃら」とかばっかりで、新しい記事がありませんね。自分達の記事を「名作」とか言っちゃう辺りがとても痛いです。まともに記事も書けない、おふざけレポーターみたいなのを起用したり。酷いですね。限界ですか?
bubukaさん
2016年12月04日 00時45分
旅行会社のサイトとかに寿町の格安宿が掲載されているが周りの環境をしっかり書いて欲しいよ。何も知らない地方の女友達が女2名で薄いミニ姿で泊まった時はびっくりした。