横浜市内で迷子になった!地図なしで横浜駅にたどり着けるか?Vol.3
ココがキニナル!
見ず知らずの場所から歩いて目的地までたどり着かなければならないとき、地図を持たない状態ではどうなってしまうのかキニナル(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
川崎市との市境「鷹野大橋」をスタート。鶴見川に沿って海を目指す大胆な作戦で無事にゴールしたが、暑さ対策の大切さを痛感した。
ライター:はまれぽ編集部
地形から得た“ひらめき”
悠(ゆう)然と流れる鶴見川を見ながら「鷹野大橋」を渡る。その時、千葉の頭に“ひらめき”が。
「川に沿っていけば着けるんじゃないですか」
鶴見川は、鶴見区内を南東方向に流れて、やがて横浜港に注ぐ。そのまま海に沿って西に行けば横浜駅があるので、間違いではない。途中で国道1号に合流するし、鶴見区役所方面まで進んでも、その道程にはJR線や京急線の線路、国道15号など、目印になる路線がたくさんある。
「川に沿っていけば海に出られる」という大胆な発想
かつて「横浜市一周」の時に通ったサイクリングロードを、川沿いに東に進む。
やがて「末吉橋」にたどり着くと、案内標識を発見した
「鶴見駅」と書かれた案内標識を発見し、「向こうの道に行ってみましょうか」と提案する千葉。どうやら、代わり映えのしない川沿いの景色に飽きたらしい。
おとなしく川沿いを進めば迷うことはないのだが・・・
県道14号と並行する「末吉大通り」を南東に進み、1.4kmほど行ったところで「下末吉」という交差点に差しかかる。ここは、国道1号との合流地点。右折して南西方向に向かえば、横浜駅まで一本道だ。
「あ! 国道1号ですね」。道が国道1号であることに気付いた千葉。これでもう横浜駅まで一直線・・・と思いきや。
直進したぁぁぁぁぁぁあああ!!!
国道1号と気付きながら、とりあえず今進んでいる道を直進する。そう、千葉の駆動機構はミニ四駆のそれなのだ。
あっという間に「三角」交差点へ
ここで、何かに思いめぐらす千葉。「このまま道沿いに行って大丈夫かなぁ」。
「三角」交差点では、これまで歩いてきた「末吉大通り」と県道14号とが合流する。“道沿い”というのは、県道14号に移って東方向に左折する道順だ。それでも問題ないのだが、千葉的には進む方角が変わるのが気に入らないらしい。
頭にタオルを巻いて、直進方向にあたる細い道へ