マグロ解体、お魚教室・・・横浜市中央卸売市場の楽しみ方をライター井上がレポート!
ココがキニナル!
横浜市中央卸売市場は一般の人も食事をして楽しめるが、どうしたらいいのか分からず、ハードルが高そう。潜入取材して楽しみ方をレポートしてほしい(親父の海)
はまれぽ調査結果!
市場だからこそ実現する激旨1000円ランチは必食!第1・3土曜の一般開放日には、マグロ解体ショーや海鮮汁配布など無料イベントが催されている!
ライター:井上 こん
【イベント弐】マグロ解体ショー
午前9時15分、「八丁武(はっちょうたけし)」にて行われるマグロの解体ショーへ。そこにはすでに20人ほどのお客さんが今か今かと身を乗り出し熱い視線をマグロに送っていた。
ついに、匠がマグロ包丁を使い入刀
この日のマグロは約60kg。ゴリゴリの鱗がときおり舞う中、徐々に鮮やかな赤身が顔をのぞかせると共に、「おぉ~!」と感嘆の声をあげるオーディエンスたち。妙なテンションに包まれるマグロの解体場。
常連の筒井さんと
たまらないでしょ?
1メートルを超える包丁も
贅の極み。さばきたての赤身を食す
どのくらいの大きさかというと
井上の頭よりも大きい
役得! ご主人のご厚意でマイナス59度のマグロ保管庫を体験
【イベント参】お魚さばき方教室
9時半、10時から、1日2回開催されるのは「お魚さばき方教室」で、お店の方が店舗内で教えてくれる。1回の教室で生徒の定員は10名ほど。これも人気イベントなので、時間前から店で待つのがお勧め。扱う魚介は日によるそうで、この日は「ホッキ貝」。素人目だと見た目と大きさはハマグリに近い。貝が砂をペッと吐き出すところにナイフを入れ、貝を開くのだそう。
北寄りの貝だから、漢字だと「北寄貝」
遅れをとるまいと殻をこじ開ける
微笑ましい
意外と力を要すが、魚よりは簡単。今回の工程をまとめてしまえば「殻を開ける」→「身を2枚に開く」→「食べやすい大きさに切る」。たったこれだけ。それでも、魚離れが叫ばれる時代だからこそ、子どもにも良い体験になると思う。
炙って醤油を垂らしていただきまーす
自分でやれば旨さもひとしお
豪メルボルンからの観光客も