大さん橋の「象の鼻パーク」はがっかりスポット? 名前の由来とできた経緯を教えて!
ココがキニナル!
大桟橋の象の鼻パークは実際に見てがっかりという人が多いようですが、どうしてあの場所に造られたのでしょう?あの形(象の鼻)には何か理由があるのでしょうか。(はまっこさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2009年にできた象の鼻パークは地形から「象の鼻地区」と呼ばれていたのが名前の由来。ペリー来航の地!「がっかり」している人はあまりいない
ライター:大和田 敏子
象の鼻パークってどんなところ?(つづき)
通りがかる人にアンケートをお願いしながらパークの隅まで歩いてみることに。
市外からお越しの20代男性。「建築物や歴史的なものがあるし、休憩できて良い!」
「きれいなところです」と答えてくれた北京からの観光客の方
横浜在住の20代男性。「通りかかっただけですが、良いところですね」
芝生に石がベンチのように設置された「開港の丘」
帰りはプロムナードを歩いてみることに
プロムナードからは「象の鼻テラス」に降りられ、屋上にも上れる
キニナル・・・アンケートの結果は?
今回使用したアンケート用紙
アンケートに答えてくれたのは、20代~70代までの20名(男女各10名)。うち、横浜市内の方が15名、横浜市以外の神奈川県内3名、その他2名だった。
アンケート結果は次の通り(抜粋、順不同)。
「象の鼻パークに来てがっかりした」と感じる方もいらっしゃるようですが、この感想について、どう思いますか?
象の鼻パークにまた来たいと思いますか?
「がっかりした」に同意は1名のみ。理由は「名前負けしている」とのこと。「象の鼻」というよりも、「象」をイメージしていたのでスケール感に欠ける、という印象を持ったようだ。「がっかり」に同意しないものの、「名前負け」との意見はほかにも1名。また、「特になんとも思わない」「だいたいこんな場所だと思っていた」「目的地ではないので、がっかりすることはなかった」など、あまり肯定的でない意見もあった。
しかし、「子どもの遊び場」「周りに観光スポットがある中、ゆっくり過ごせる休憩場として」「景色がきれい」「アートイベントがある」「歴史的なものが見られる」といった理由で、高評価が大部分。高評価を反映して、象の鼻パークにまた来たいと答える方が多数を占めた。
象の鼻パークは、今日の目的地のひとつですか?
象の鼻パークが目的地ではなく、山下公園、中華街、赤レンガへ行く途中の通過点や一時休憩の場としている人も多いようだ。
象の鼻パークの名前の由来を知っていますか?
名前の由来を知らない人が多い。横浜市内の方が多数を占める中でこの結果は残念!
この機会にぜひ、象の鼻パークの名前の由来や公園の歴史を知りたい。
そこで後日、担当部署である港湾局にお話をうかがいに行くことに。