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横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

【2014ワールドカップ】崖っぷちの日本代表! 16強をかけたギリシャ戦が行われていた時の横浜市内の様子は?

ココがキニナル!

ともに初戦を落とし、0勝1敗の3位で迎えたギリシャ戦。平日の午前7時に試合が行われていた時の横浜の様子がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

泣く泣く仕事に向かう人、休みを取った人、試合を見てから仕事に向かう人など、さまざま。一方、ギリシャ料理店では敵・味方問わず大盛り上がり!

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ライター:はまれぽ編集部

駅前の映画館でパブリックビューイング!



向ったのは、休日は観光客らでにぎわうJR桜木町駅前。
 


午前6時30分では人もまばら

 
と思ったのだが・・・
 


思いもよらない人だかり!

 
商業施設「コレットマーレ」の中にある映画館「ブルク13」のスクリーンを使って有料観戦できるとのこと。
2000円でソフトドリンク(2300円で生ビール)が1杯付くという料金体系で、映画館のスタッフによると、一番早い人は午前6時ごろには駆けつけていたという。

ブルク13でも「午前中半休を取った」という会社員の男性2人が「きょう勝って、決勝トーナメント!」と意気込んだ。
 


絶対負けられない!

 


サッカーを愛するギリシャ人が営むギリシャ料理店で!



一方、対戦相手となるギリシャ関係者はどうしているのか。

事前にリサーチしたところ、横浜市内にはギリシャ出身のオーナーが経営するギリシャ料理を中心としたレストランバーがある。取材を申し込むと、快諾いただいたので、伺うことに。
 


中華街の一画にある「アテネ」

 
お話を伺ったのは18歳で船乗りになり、世界のさまざまな港を回ったが「一番好き」になった、横浜に住んで40年以上というジョージ・マルケジーニスさん。
小説家で日本研究家、のちに日本国籍を取得した小泉八雲(出生名:パトリック・ラフカディオ・ハーン)と同じギリシャ・レフカダ島の出身だ。
 


無類のサッカー好きでもあるジョージさん

 
ジョージさんは「アテネ」のほかに中区で「オリンピア」「ゾルバ」というギリシャ料理のレストランバーとショットバーを展開している。

ギリシャ料理は「日本人にとっての、しょう油のようなもの」というオリーブオイルをふんだんに使うのが特徴。3店舗とも味付けは現地のものを忠実に再現している。

ギリシャの代表的な料理「ムサカ(1200円)」は、ジャガイモ、ひき肉、ナス、ホワイトソースを重ね焼きしたもの。
 


間違いなくおいしい組み合わせ


ヤギ乳100%の「フェダチーズ(800円)」は強い塩味が特徴的。
 


「フェダ」はギリシャ産しか名乗ることができない希少なチーズ

 
こちらも人気の「タラモサラダ(900円)」。
「タラモ」とは「タラコ」と「ジャガイモ」ではなく、ギリシャ語で「魚の卵」を指すのだそう。
 


パンとの相性も抜群!

 
ドリンクも充実しており、300種類以上が楽しめる。
 


普段は落ち着いた雰囲気

 
ブドウの蒸留酒である「ウゾ(ショット、ロック、ソーダ割りともに)800円」は、ギリシャの国民酒で、冷やすと白く濁るという変化も楽しめる。
 


左がショット、右がロック。確かに色が全く違う

 
ギリシャワイン(グラス800円か1000円、ボトル4000円か5000円)はスッキリした飲み口。
 


料理に合う味わい

 
故郷より日本での滞在が長くなったジョージさんは、「ギリシャも日本も決勝トーナメントに行けるのがベスト。お互いにグッドラックだ!」と笑顔で話してくれた。