【新春特別合作企画】横浜市内に猿が出たらどうなる?
ココがキニナル!
ライター・永田は庚申塔の三猿の「言わざる」に頼んで「猿田坂・猿坂」を散歩。ライター・高橋猿は何かを勘違いし横浜中華街でコスプレ撮影、ライター・万田猿は空気を読まずワイは猿や!と伊勢佐木町で絶叫
ライター:はまれぽサルユニット
名実ともに“キカザル”になるため、中華街へ!
「あ! “キカザル”だ!」
道行く人はみんな、私に気づいてはそう言って去っていく。でも“キカザル”がどういう意味なのか、私は知らないんだ。別にいいや、と思ってた。
ある日、固まっていた身体が自由に動かせるようになった。新しい年は、私たちにとってお祭りのような年なんだって。
(画:寿あま)
こうなったら、ちゃんと“キカザル”の意味も知らなきゃ! 偶然通りかかった、見知らぬチャンネーに聞いてみよう。
(画:寿あま)
発音は『NHK日本語発音アクセント辞典』参照(画:寿あま)
そうか、「着飾る」ってことだったんだ~。それなのに私、なんにも着てないじゃん!
そもそも「なにかを着る」って概念がなかった! 大変だ~!!
着飾りに行かなきゃ!!!
中華街「横浜大世界」2階にある
「笑顔変身写真館」の
「チサキング」さん! 助けて~!
2005(平成17)年ごろから横浜大世界に出店している「笑顔変身写真館」では、200着以上のチャイナドレスや民族衣装が着られるんだって。
撮影プランは、撮った写真がL版プリントで1枚もらえる気軽な「観光記念パック(1800円・1名)」から幅広く用意(表示価格はすべて税込)。
友達同士でおそろいも楽しめる!
私が行ったときは、衣装をレンタルだけして「横浜大世界」館内を歩ける「館内レンタルパック(1000円・1名・1時間)」を楽しんでいる女の子グループ2組、カップル1組に会ったよ。
今回は、2015(平成27)年11月から始まったばかりの「中華街お出かけレンタルプラン(3000円から・1名)」で街に出て、固まった身体をほぐしに行くよ~!
試着中。どきどき
初めて着た!
胸元が特徴的!
東南アジアの少数民族、傈僳(リス)族の民族衣装は楽しげ!
残念ながら、民族衣装は館外でのレンタルはできないんだって。
ちなみにサイズ展開は子ども用、SS~8Lまで幅広く、館内であればチャイナドレスも性別問わず楽しめるよ!
青のロングチャイナにする!
「髪飾り&ヘアセット(500円・1名)」もお願いして(撮影プランの場合は無料)
着飾って正真正銘の“キカザル”になった!!
「・・・うよ、違うよ! 待って! “聞かざる”っていうのは・・・」
あれ、さっき来た編集部・山岸が、一生懸命なにか言ってる。
長い間、耳を塞いでいたせいで、なんだか聞こえが悪いんだよね・・・
まあ、気にしないでいいや
動けるって
すごいんだなあ!
街へ出ると、仲間がいっぱい
関帝廟通り「アジアン雑貨・龍」には、金色のご先祖様!
行列に誘われて「太郎殿(たいろうでん)」にも来たよ
桃まん大好き! なぜか大好き!! でもこの黄色い・・・
かに焼売(税込180円)に惹かれる・・・
(⊂(@`⊥´@)⊃)!!
かに焼売を前に、なんだか一瞬“敵意”が湧いた。
「桃」まんといい「かに」焼売といい、なにかあったっけ・・・?
かに・・・かに味噌・・・
江戸清「湯杯小籠包・かに味噌(税込300円)」・・・
わかんないや
かにっておいしいなあ。江戸清の肉まんもおいしいなあ。
今日は、本当の“キカザル”になれてよかった。
「かに」に惹かれちゃう理由は、今度永田猿に聞いてみよう。なんでも知ってる猿だからね。
これはザル
これは振りザル
あ! 「笑顔変身写真館」にドレスを返しに行かなきゃ!
お出かけプランの場合は、午後5時30分までに返却できればフリータイムで借りられるよ。
ちょっと前までは普通の猿だったのに、不思議な気持ち。
今年1年、キカザルとしてがんばろう~
そういえば、万田猿は元気かなあ。写真館に、似たお面があったんだ。
これ!
連絡、とってみよう。また変なことしてないといいんだけどな。