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新山下の「海の駅」って何?

ココがキニナル!

「道の駅」は有名ですが「海の駅」はご存知でしょうか?山下町にも「よこはま・しんやました海の駅」があるようです。新しいお店(モンベル?)も出来るようですが詳細が気になります(あびゃびゃびゃさん) 

はまれぽ調査結果!

「よこはま・しんやました海の駅」は、マリンレジャーやグルメが楽しめる場所で、アウトドアブランド「モンベル」直営店オープンは5月下旬予定。

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ライター:楪 ゆう子

海に親しむ施設として


  


タイクーンの隣で工事中の「モンベル横浜しんやました店」
 

その特徴を荻原さんに伺うと「『モンベル 横浜しんやました店』では、全国屈指のカヌー・カヤックの展示数を予定しています。両方とも日本においてあまりメジャーではありませんが、手頃な価格で楽しめて、大きく転倒しない限りは汚れたり濡れたりすることもありませんから、大人も子どもも気軽に楽しむことができるマリンスポーツなのです」とのこと。
 


横浜港を囲む内湾地域の再開発が始まっている
 

さらに「あらたな開発が進む横浜の『海の駅』として、“水際を活かした遊び”の楽しさを、たくさんの人たちに伝えていきたいですね」と話してくれた。
 


北米で人気のアクティビティ、フィッシングカヤック
 

海沿いの巨大「モンベル」でマリンスポーツのウインドウショッピングを楽しみ、美味しい食事でお腹もいっぱいなんて最高の休日だろう。
 


カヤックは値段も手頃なものから始められる
 

「モンベル 横浜しんやました店」は、60艇以上にもなる日本最大級のカヌー・カヤック取り扱い数を予定するほか、海外モデル商品のコーナーもあり、品ぞろえが充実しているので眺めるだけでも楽しい。
 


日本最大級の在庫を予定しているカヤックコーナー(※画像はイメージ)
 

廃番になったり、色・デザインが変更となったりすることで、カタログから外されたアウトドアウェア、アウトドアギアなどをディスカウント価格で販売する「ファクトリー・アウトレットコーナー」も常設予定。ファミリーで訪れて、ママは掘り出し物探しに夢中になるのもいいだろう。

さらに、今後のタイクーンのあり方について荻原さんに問うと「『レストラン・タイクーン』だった箇所は、今後も飲食スペースとして、船を留めて食事を楽しめる場所であり続けるでしょう。昨年20周年を迎えた『Bay Hall』もライブハウスとして変わらずやっていきます」
 


伝説の名ライブを生みだしながら20周年を迎えたBay Hall
 

「ひとつ隣のウエディングパーティースペース『UNION HARBOR』では、新郎新婦がボートで入場、ゲストをみなとみらいまでクルージングで送り届けるなど海を活かした演出が好評です」とのこと。

まだまだ期待できそう!
 


ひろしま元祖「ミルキー鉄男のかき小屋 by TYCOON」



さて。いよいよ“海の幸”をいただこう。

筆者と編集部・山岸、ついに念願のかき小屋にIN!
 


店内に掲げられた横断幕で「かき小屋」をアピール
 

地酒、焼酎はもちろんワインとシャンパンのライアップがすごい
 

屋外には手軽に買えるアルコールの自動販売機も
 

カウンター前に新鮮なホタテ、サザエ共に一個300円
 

メザシ・ハタハタ・シシャモ各400円、フグ・ホッケ600円、キンメ650円
 

エビ1尾300円、アナゴ600円、イカ600円
 

海鮮串1串300円/イイダコ・赤ニシ・ツブ貝
 

セルフサービスで購入できるという海鮮メニューに目移りしながら“焼きがき一盛り1kg”(1500円)をごちそうになった筆者と編集部・山岸。
 


ひろしまO・Rシステム株式会社の木伏昌弘さんにおまかせ
 

おしゃれなタイクーンのテラスに、ビール瓶ケースをひっくり返した椅子に木のテーブルといった、かき小屋らしいドヤ風情のBBQエリアが登場。
 


専用のアルミ蓋で殻がはじけ飛ぶのをガード
 

ここにセルフコーナーで購入した材料を持ち込んで調理するわけだが、広島産の新鮮なカキは、殻が手のひらに収まりきれないほどの巨大さ!
 


片面を3分ほど焼き、ひっくり返してまた3分ほど待つとぷっくり食べごろに
 

身をナイフで切り開いて
 

おぉ・・・このプリップリの弾力、このジューシー感
  

最初はポン酢も醤油もつけず、焼いたそのままの味を堪能。
 


口の中にジュワ~と広がる天然潮味のカキ汁が旨すぎてもう笑うしかない
 

こんなに美味しくて一個150円程度で良いのでしょうか?
 


この残った汁がまたおいしい
 

もちろんズズッと飲み干すでしょう
 

広島特産のレモンは香りも味もとにかく濃い
 

レモン汁を焼きカキの身に絞ってアチアチをフーッフーッと・・・
 

Yes! Yes! Yes!
 

言葉にならないうまさ・・・。だ、誰か泡立つ生ビールを・・・ギブミー生!!

さらに、味付けはオリーブオイルとニンニクのみのシンプルなアヒージョが焼き網の上に。
 


牡蠣のアヒージョ(バケット付き/800円)
 

グツグツ泡立つオイルがたまりません。これを炭火でこんがりと炙ったバケットに乗せて・・・。
  


オイルたっぷりのカキをライドオン!
  

これまたアッチ~からフーッフーッとして
 

ガリッとパリッとムニッと!!!!
 

最高のロケーションもそこそこに、ひたすら食べまくった筆者と山岸。カキの旬は2月頃だとも言われているが、実は海水が温かく滋養に富む中で産卵の準備に入った今こそが、身が太り味が濃縮されてクリーミーになる食べどきなのだという。
 


横浜港を一望する景観も目に入らないほど美味しい牡蠣だった
 

この美味しすぎるタイクーンの『かき小屋』は、残念ながら5月8日(日)で終了。

その後はいったいどんなグルメが入る予定なのか、今からヨダレが止まらない筆者なのであった。
 


シーカヤック、いつか子どもたちと絶対に体験するぞ!! と決意の後ろ姿
 



取材を終えて



国が主体となって広報活動を推進し、ガイドブックやマニュアルまで出ている「道の駅」とくらべ、まだまだ認知度が低い「海の駅」。しかし、「道の駅」との同時登録が可能なように、陸からも訪れることができる施設がほとんどで、船舶所有者でなくとも十分楽しめる施設なのだということが分かった。

大岡川の桟橋に「川の駅」が作られ、SUP人口が増加するなど、市をあげて”親水振興”が盛り上がる今。横浜から発信する「海の魅力」が日本中に広がって、すべての人にマリンアクティビティーが届けられるようになれば、人と海の共存はもっと容易になるのかもしれない。
 

―終わり―

ひろしま元祖 ミルキー鉄男のかき小屋 byTYCOON
TYCOON(タイクーン)

住所/横浜市中区新山下3-4-17

2015年11月3日(祝)~2016年4月3日(日)
延長期間 = 4月6日(水)~5月8日(日)
※延長期間中は以下の営業時間
平日(月~金)
1部:11:00~15:00
2部:17:00~22:00(LO 21:00)
 
土曜日、日曜日
11:00~22:00(LO 21:00)
定休日
不定休
※雨天・強風の場合、屋外席が使用不可となる可能性あり
お問合せ
090-5690-0088
 
モンベル 横浜しんやました店
住所/横浜市中区新山下3-4-19
営業時間10:00~20:00
不定休
※5月下旬オープン予定
 

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  • 道の駅自体もピンキリだけど、その道の駅の成功にあやかって○の駅などと名乗る、中には明らかに錯誤を狙ったとしか思えないようなものも横行している始末なので、海の駅が一応国交省のお墨付きを名乗るのであれば、その辺りはもう少し明確にした方が良いのではないかと思いますね。まあ現実にはお墨付きをもらっただけの任意団体に過ぎず、民業との癒着とまでは言わないまでもズブズブの関係が簡単に推測できてしまう辺りがなんとも。それで連休の最終日に当日終了のイベントの話題を突っ込んでくるとか、まさに「あのさあ…」の一言。山の駅とか浜の駅といった道の駅の類似品を探すのは、別な方向で(穿った意味で)楽しいですが。海の駅はそういうものとは違う、というなら、そこはきちんと強調しないとね。

  • 任意団体「海の駅ネットワーク」が事務局となって運営し国土交通省の海事局がバックアップしているとの事ですが、一定レベルで監督官庁が関わり続ける必要性を感じます。以前より改善はされたようですが今ではスッカリ浸透した「道の駅」。当然に多くの方はその土地独自の地域性をメインに設置されていると思いながら、休息・食事ダケに留まらずに観光土産も買い求めるも、中には「中国産」などを単にパッケージだけを地元産風にした商品も多くて唖然とした経験があります。地域により資源豊富とは限らずに地元産品ダケで商品群を網羅出来ない道の駅も多々ある筈ですが、せめて県内産に限定して品揃えをして貰いたいと感じます。今回の海の駅・・・道の駅以上に民間色満載のようで新たな商業施設オープン等と読むと便利な反面で地域性が失われるようで、わざわざ海の駅とする必要性もなく単なる商業施設で良いのでは?と感じてしまった次第です。

  • なんだ粘着されてるぞ。海苔巻き大臣。覚えたわ。喧嘩売ってタダで済むと思うなよ?

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