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みなとみらいレポート第5回・広がる「みなとみらい」の完成はいつ?

みなとみらいレポート第5回・広がる「みなとみらい」の完成はいつ?

ココがキニナル!

完成に近づいていくみなとみらい21。どんな街になっていくのかキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:はまれぽ編集部

アパホテルの「ベイタワー」も登場
 


2017(平成29)年に建設が始まったばかり

 
北仲タワーの北側、万国橋のふもとで建設が始まろうとしているのが、「アパホテル&リゾート」の「横浜ベイタワー」だ。
 


水辺沿いの立地を贅沢に使ったホテルになりそう

 

位置関係はこの通り(Googlemapより)

 
ホテル単体では日本最大級となる2311室を備え、35階建のタワーホテルとなる予定。比較的単価の安いビジネスホテルを運営してきた同社だが、近年はタワーホテルの運営に着手しており、「横浜ベイタワー」でも「高稼働・高単価を目指していきたい」との方針だ。
 


2019年9月の竣工を予定している

 
 
 

「合同庁舎」はもったいない?



アパホテルがある位置から「万国橋」を渡ってすぐの場所にあるのが、「横浜第1港湾合同庁舎」だ。国の機関などが入居するこの施設は取り壊し・建て替えを控えており、このみなとみらい9街区に建設予定なのが「横浜地方合同庁舎(仮称)」だ。
 


ホテルだけでなく、商業施設や観光地にも近い
(Googlemapより)

 
この施設は、現在この場所にある「横浜第1港湾合同庁舎」内の横浜税関、横浜保護観察所などのほか、周辺にある税務署、検疫所、海上保安部、通商事務所、港湾事務所、職業安定所などの機能を集約した施設になる予定。
 


現在の施設の様子。ここに各機関を集約することになる

 
本来、このエリアで横浜市が定めた地区計画では、「国際的な商取引や交流拠点」「市民の憩いや楽しみの施設」「周辺地区と調和した宿泊施設」「国内のクルーズ需要に対応したターミナル施設」などの建設が望ましいとされてきた。

この場所に合同庁舎ができるのは、率直にいって「もったいない」。
そこで市は「合同庁舎」の建設に当たって、1階部分はにぎわい機能を持たせた施設にすることなどを要望してきたという。だが、国有地である以上、建物の詳細は国が決めることになる。
 


横浜赤レンガ倉庫(手前)も近く、ポテンシャルは高い土地

 
国交省関東地方整備局が、2017(平成29)年11月に入札に向けた施設の条件などをまとめた「業務要求水準書(案)」では、「近代港湾発祥の地としての歴史性や水際に位置している立地性を活かし、景観の形成や地域の活性化に積極的に貢献することを期待されている」と、地元・横浜市に一定の配慮を見せた。
 


どんな施設になるかの検討はこれから

 
建設は事業者が整備と運営の両方を行う「BTO方式」で行い、2018年4月にも入札を行う予定。
地域の活性化に配慮した施設になるかどうかはまだ分からない。