2020年までに進化する! 本郷台の「南小菅ケ谷住宅」跡地をレポート!
ココがキニナル!
以前記事になっていた、本郷台の南小菅ケ谷住宅跡地の再開発事案ですが、2018年2月着工という情報もあるようです。実際にどんな計画が出され、どうなっていくのか。続報をお願いします。(やしーさん)
はまれぽ調査結果!
南小菅ケ谷住宅跡地は、民間事業者への入札を終え、マンションと複合公共施設(地区センター、区民活動センター、地域ケアプラザ)や店舗の建設が予定され工事が進行中!
ライター:小林真由美
近隣住民や商店街の人の声は?
これらの工事や町の変化を、近隣住民や商店街の方はどう思っているのだろうか?
住宅跡地と駅前をつなぐ「けやきロード商店街」にも行ってみることにした。
まずは、2014(平成26)年にはまれぽに登場していただいた「フローリスト本郷台 花う(はなう)」さんへ。
笑顔が爽やかな脇田裕樹(わきた・ゆうき)さん
「住宅の跡地にマンションや公共施設が建設されることは聞いています。幅広い年齢層の方はもちろんですが、特に若い方々が住んで商店街がもっと活気づいたらうれしいですね」と話してくれた。
次に、住宅跡地の向かい側にある店舗のひとつ、青果店の「株式会社コウナン」さんへ 。
湘南野菜をはじめとする新鮮な果物、野菜が豊富に並ぶ
店舗オーナーは、住宅の取り壊しが終わったと同時にまちの風景が変わったという。
「公務員住宅の皆さんが退去されて、この辺りは一気に寂しくなりました。お客さんが減ってしまったのもありますが、小さいお子さんも多かったから夕方になるとにぎやかで良かったんですよ。マンションが出来るのが待ち遠しいですね」
近隣にお住まいの方にも、再開発についての期待や本郷台の魅力を聞いてみた。
いたち川では「空飛ぶ宝石」とも呼ばれる鳥、カワセミに出会うことも!
いたち川のベンチでくつろいでいた70代の女性お二人は、本郷台に住んで40年。ここで待ち合わせをしてお茶を飲むのが日課だとか。
「このあたりはのんびりしていて、住みやすいわよ。スーパーや商店街もあるから買い物にも困らないけど、強いて言うなら喫茶店が少ないの。そんなのが出来てくれたらうれしいわね」と話してくれた。
また、いたち川沿いを散歩していた40代の男性は「自然が多くてのんびりしているのが本郷台の魅力かな。日常的な買い物は駅前で出来るし、区役所や病院、図書館、スポーツセンターと公共施設がまとまっているのも便利。住宅跡地の近くに住んでいますが、特に騒音などの問題も感じませんね」と便利な場所にありながら自然が近い住環境に十分満足しているようだった。
取材を終えて
栄区の唯一の駅である本郷台。その駅前周辺を含めた今回の南小菅ケ谷住宅跡地の再開発は、行政と民間事業者、地域住民が一体となって取り組んでいることを強く感じた。
それは、ただ新しいマンションや公共施設が建設されるというだけでなく、この先10年、20年後の栄区をさらに魅力あふれる地域にするために、豊かな自然とそこに住む人々の声を大事にしながら進める開発だった。
今後も、まちづくりのモデルとなるような開発に期待しながら、2020年に向けて進化するまちの様子を見ていきたいと思う。
―終わり―
jjjさん
2018年10月04日 18時27分
栄区はスタバが市内で唯一無い区、カフェや美味しいパン屋さんが出来ると嬉しい。去年のdocomoのcmで高橋一生さんがロケをしてました、娘の帰り編は本郷台駅前です。今年は土屋太鳳さんの映画のロケもあったのでどんどんメジャーになってくると良いなぁ。
三日坊主さん
2018年09月29日 22時45分
公務員団地を潰すんは仕方ないのかも、だけど……比較的安価な住宅に住んでいた人達はいったい何処に転居したのだろう?
何人が新しい建物に戻って来るんだろう?
気になる。