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横浜駅西口はどう変わる? 神奈川のサグラダ・ファミリアの現状は?

横浜駅西口はどう変わる? 神奈川のサグラダ・ファミリアの現状は?

ココがキニナル!

「西口の再開発」についてどうなるのか気になる/横浜駅「中央西口駅前広場」と「きた西口駅前広場」ですが詳しい情報が知りたいです。特に殺風景な「きた西口」がどうなる(kodama_koさん、soraさん)

はまれぽ調査結果!

横浜駅西口は、東京オリンピック前にJR横浜タワー、JR横浜鶴屋町ビル、駅前広場の一部が開業予定。オリンピック後には、2021年度中に駅前広場の残り、2022年度中に44階建て超高層ビルが竣工する予定

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ライター:池田 恵美子

歩行者デッキで繋がるJR横浜鶴屋町ビル



JR横浜タワーと歩行者デッキでつながるのが、もう一つの棟(鶴屋町棟)のJR横浜鶴屋町ビルだ。
9階建てのこちらは、CIAL 横浜 ANNEX(1階~3階)、ジェクサー・フィットネス&スパ(2階~3階)、JR東日本ホテルメッツ 横浜(3階~9階)、駐車場で構成。ほかに駐輪場と自動二輪駐車場、保育所(3階)も整備される。

 

「JR横浜鶴屋町ビル」の完成イメージ(画像:JR東日本)
 

左側の建物が「JR横浜鶴屋町ビル」(画像:JR東日本)
 

こちらは、現在建築中の「JR横浜鶴屋町ビル」(7月21日撮影)
 

国道1号線に近い、こちらのビルには駐車場が入る。商業施設も増えることになり、車での利用も楽になりそうだ。

 

北側の赤枠あたりに「JR横浜鶴屋町ビル」ができる(画像:横浜市発表資料より)
 

そして、2022年度を目指してJR横浜鶴屋町の隣接地に建つのが、横浜きた西口鶴屋地区市街地再開発準備組合が事業主体の超高層ビルだ。

 

超高層ビルの完成イメージ(画像:横浜市発表資料より)
 

高さは最高部190メートルで、複合施設(1階~4階)、ホテル(7階~13階)、共同住宅(14階~43階)、最上階の44階が展望台「グローバルスカイコモンズ」となっている。横浜駅周辺で最も高いビルになるが、この展望台は一般市民にも開放されるという。どんな景色が見えるのか、今から楽しみだ。

 

超高層ビルが建つ予定地。最上階の44階は展望台になる予定(7月21日撮影)
 

この超高層ビルは、全国初の住宅容積率の緩和を活用した国家戦略住宅整備事業。横浜市は、みなとみらいなどへのグローバル企業誘致を積極的に進めており、企業誘致に不可欠な都市住宅が、住宅戸数約450戸のこの超高層ビルといえる。
これら3棟は、すべて歩行者デッキでつながることになっているので、施設移動は負担なく、横浜駅まで歩けるようになる。



中央西口駅前広場の屋根整備、イメージは海



横浜駅西口再開発のイメージが湧いたところで、投稿にある横浜駅西口駅前広場がどう変わるのかを見ておこう。
横浜駅の西口広場は、「中央西口駅前広場」と「きた西口駅前広場」の2ヶ所で、7月上旬から工事が始まっている。
中央西口駅前広場は、地下街事業者の相鉄アーバンクリエイツが整備主体となり、駅寄りの土地所有者のJR東日本と連携しながら屋根設置や舗装更新などが順次進められていく。設計は松田平田設計が担当。

その工期は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック前の「Ⅰ期工事」と、オリンピック後の「Ⅱ期工事」に分けて進められており、工事終了は2021年度末になる見通し。第Ⅰ期の工事費用は約18億円を見込み、第Ⅱ期の工事費用は、7月時点で確定していない。

 

位置図及びイメージパース(横浜市の資料)※クリックして拡大
(画像:横浜市発表資料より)
 

横浜駅西口の「位置図及びイメージパース」を見ると、東京オリンピックまでの「Ⅰ期工事」(屋根設置など)は、「位置図及びイメージパース」の赤色部分で実施される。横浜タカシマヤ寄りの西口交番側から始まりモアーズ側へと進んでいく。
オリンピック後に、緑色部分の「Ⅱ期工事」(屋根設置など)が行われ、完成は2021年度末になる見込み。

 

「中央西口駅前広場」には海をイメージした屋根が設置される(画像:横浜市)
 



きた西口駅前広場の整備



きた西口駅前広場の整備も進んでいる。
投稿にあるように「殺風景」なきた西口駅前広場に、U字型の屋根が設置され、エスカレーターを改修し、階段が設置される。駅入り口の上部辺りにできる歩行者デッキへつながる予定だ。

 

横浜駅「きた西口駅前広場」の完成のイメージ(画像:横浜市)
 

すでに、広場にあった喫煙所は撤去された。傍らを流れる帷子川分水路(かたびらがわぶんすいろ)に沿ってベンチなども置かれ遊歩道的になるそうだ。

 

殺風景な横浜駅きた西口(7月12日撮影)
 

きた西口の喫煙所はすでに閉鎖された(7月12日撮影)