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中華街にある韓流雑貨店、開店の経緯とは?

ココがキニナル!

中華街の大通りにある韓国雑貨の店が気になります。なぜ中華街なのに?開店の経緯など知りたいです。(maniaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

中華街の韓流雑貨店はエンターテイメントをテーマにした楽しいお店。中華街なのに?とお客さんが興味を持つことを見込んでこの場所に建てられた。

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ライター:中村 健人

店長さんに聞いてみよう



店長は韓国 忠淸北道堤川市(チュンチョンブクド ジェチョンシ)出身の全南柱(ジョンナンジュ)さん 28歳。6年前に来日し、一昨年2010年8月の開店と同時期くらいから働き始め、昨年6月に店長になったとのこと。
 


店長のジョンさんはとても親切な方だった


食品、家電、スターグッズなど、韓国製品の豊富な品揃えを売りにして展開している韓流百貨店は有限会社KIM’s CLUBが運営するチェーン店。中華街店の他にも東京都新宿区にある新大久保本店、インターネットでアウトレットサイトを展開しているようだ。

「韓国が不景気で若い人たちはみんな国外に出て行く中、自分は日本の文化が好きだったので日本に来た。」と流暢な日本語で話してくれる。中国人が多い近所のお店とも上手くやっているようだ。

同店のコンセプトはスバリ、「エンターテイメント」。
店舗ごとの違いを出すために、商品の基本的な仕入れは店長さんが行っているという。

 


日本ではまだ無名の韓流アーティストのグッズも多く扱っている


お客さんが飽きないように陳列スペースをフルに使ってたくさんの商品を並べているほか、新大久保にある本店や他系列のお店でも扱ってないようなものをわざわざ探して販売することが多い。

韓流スターのマグカップやペンケース、キーホルダーなど韓国のお客さんまでも珍しがるような商品もあるのだとか。



結局、なんで中華街に??



では、ここでいよいよ本題。

同店がわざわざ中華街で開店した経緯、それは韓国グッズを取り扱う競合店が少なく、かつ多くの観光客が訪れる観光地の空き店舗を探していた際、この2点の条件に当てはまったのが中華街だったんだそう。そして2010年8月に開店することになったというわけだ。

また、近くに吉本水族館などの人気観光スポットがあったことも決め手の一つ。
この立地に店を建てることで注目を集め、多くの観光客がもの珍しさに来店してくれるらしい。
 


二階につながる階段スペースも余すことなく利用


そんな同店の1日の来場客数は平均700~800人。
なお、来場するお客の大半は日本人とのこと。

実際買い物をしていたお客さんに話を伺ったところ、「このお店を知っているわけでも韓流に興味があるわけでもない・・・でも気になって入ってきてしまった」という人たちも非常に多い。

そんなお客さんたちも、韓国食品やコスメなど何かしらに興味を持ってちゃんとお買い上げして帰っていく。



まとめ



中華街の中で一際異彩を放つお店、韓国雑貨屋。
観光地としてこれからも発展していくためには、こんな一風変わったお店もいいのかもしれない。

皆さんも中華街を訪れた際は、一度お店に足を踏み入れてみてはどうだろうか。
知的好奇心を刺激するものがひとつは見つかるかもしれない。


―終わり―
 

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  • 中華街が池袋・大久保化しないか心配だ。

  • 階段って緊急時の避難路の役割があるんぢゃないのかな?そこに物(商品)を置かれると…買い物位は安心してしたいね。

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