中学硬式野球の神奈川最強決定戦!「第1回DeNAベイスターズカップ」、初代王者に輝いたのはどこ?
ココがキニナル!
DeNAベイスターズが主催する神奈川県中学硬式野球の王者を決める、「第1回DeNAベイスターズカップ」。その白熱した試合の様子をお届け!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜スタジアムに8チームが集まり、熱い試合が繰り広げられた。第1回大会優勝には、中本牧リトルシニアが輝いた!
ライター:田中 大輔
中本牧vs横浜南、初代王者はどっちだ!
(続き)
試合が動いたのは5回表の中本牧の攻撃。
二死ながら一二塁に走者を置き、6番・高橋くん。鋭く振り抜いた当たりはライトへのタイムリーヒットとなり、中本牧が1点を先制する。
高橋くんの一振りで試合が動き出す
すると、ここから中本牧打線が爆発。
集中打を浴びせ、この回一挙に8点を挙げた。
打線がつながり一挙に大量得点を挙げた中本牧
とはいえ、決勝戦はコールドなし。南ボーイズだってあきらめない。
6回裏に怒涛の反撃を見せ、7点を返し1点差に詰め寄る。
ここまで来て簡単にあきらめるわけにはいかない!
ここまで辛抱強い試合で勝ち上がってきたチームらしく、最少得点差で最終回に持ち込んだ。
7回表の中本牧の攻撃。
中本牧も円陣で気合いを入れ直す
先頭の木下君が二塁打でチャンスを作ると、持ち前の強力打線が止まらなくなる。
必死の継投で抑えにかかる南ボーイズから、再び7点を取り返し15対7と相手を突き放した。
7点取られたら7点返す。すごい勢いの攻撃
それでも追いすがる南ボーイズ。
最終7回裏、満塁から代打・山ノ井君の走者一掃のタイムリー三塁打などで意地の反撃。
ベンチ、客席も一体となって最後まで望みをつなぐ南ボーイズだが・・・
4点を返し最後の最後までもつれるゲームとなったが、中本牧の背番号1・渡部くんがなんとか反撃を断ち切りゲームセット。
エースが踏みとどまり、その瞬間へ
15対11で中本牧が逃げ切って、初代・DeNAベイスターズカップ王者にのぼりつめた。
中本牧リトルシニア、ベンチ前で歓喜の輪
取材を終えて
見応えのある決勝戦を制した中本牧リトルシニアの優勝で幕を閉じた、第1回DeNAベイスターズカップ。金ぴかの優勝カップは青いユニホームの元へ。
キラキラ輝くカップと金メダルが青に映える
準優勝の横浜南ボーイズには盾と銀メダルが贈られた
中学生とはいえ、高いレベルで揉まれる精鋭たち。
フェンス際まで打球を飛ばす選手もいれば、130キロ近いストレートを投げ込むピッチャーだっていた。
いつか、この中から甲子園に出場する選手やプロ野球選手が出てくるかもしれないし、プロにはならなくても大人になってハマスタでプレーした思い出を振り返ってくれれば、この大会をやった意味は大きいだろう。
DeNAベイスターズカップ、初代王者・中本牧リトルシニア。おめでとう!
来年以降の大会に出たい、と思う子が増えれば神奈川県の野球熱もさらに高まるはず。
生まれ変わったDeNAベイスターズが用意したこの大会が定着していけば、神奈川県の野球はもっともっと面白くなる。
―終わり―
HIDE.PDさん
2013年03月11日 15時54分
せっかくなので、出身のプロ選手とか紹介してくれたら、もっと楽しめるのになー、と感じた次第です。