相鉄・JR直通線と相鉄・東横線直通線開通事業の遅延状況と今後の予定は?
ココがキニナル!
平成27年4月相鉄・JR直通線開業予定/平成31年4月相鉄・東急直通線開業予定。この工事の進捗状況と開通後の運賃は?パナソニック跡地が新綱島駅って本当?(yokohamatsuさんほか多数)
はまれぽ調査結果!
JR直通線平成30年度内完成開業見込み。東急直通線は平成31年4月開業。新綱島駅はパナソニック跡地ではなく東急綱島駅から200m離れた場所に設置
ライター:ほしば あずみ
1年5ヶ月ぶりに工事現場へ(つづき)
シールドマシンの「運転席」にも案内してもらった。
「運転席」と聞くと、いくつもの操作レバーや計器が並ぶ様子を想像するが、実際はコンピュータ制御。
シールドマシン先端にたどりつく途中の小部屋が「運転席」だった。まさにコックピットの佇まい。
左側でシールドマシンを、右側で流し込むコンクリートを制御する
取材時は掘削していなかったが、このベルトコンベアで土が運ばれていく
片側6個ずつ計12個のコンクリート制御部分
巨大な生物の体内を見学しているような感覚になってくる。
シールドマシンは先端のカッターが回転し、掘り出した土をボディの中へ収めながら進む。岩盤などの状態によるが、調子が良い場合は一晩で約10m進むこともあるそうだ。掘った直径から約30cm内側に鋼鉄製の枠を取り付け、その隙間にコンクリートを流し込むことで、掘削と同時にコンクリートで固めながら掘り進むことができる。
全貌が収まりきらないシールドマシンの先端部分
このシールドマシンが掘ると同時に固めた厚さ約30cmのコンクリート壁の内側に、防水シートで加工をし、さらに厚さ30cmのコンクリート壁を重ねるそうだ。
駅ホームが姿をあらわしはじめていた
一方、全長約210mの駅ホームも、3分の1程度が完成し、その姿を見せはじめていた。
前回はH鋼が無数に打たれていた駅ホーム予定地
新横浜方面へ向かって。線路を敷設すれば今にも電車がやってきそう
タイルを貼るなどの、「お化粧」工程がまだ残っているが、すでに新しい駅ホームがイメージできるまででき上がっていた。
階段もスロープ部分は完成
3年後の駅階段を想像しながら地上へ
約2年後に2階建ての駅舎が建つ予定
取材を終えて
羽沢駅(仮称)工事現場では、5人3交代制で24時間工事が進められていた。土の搬出やそのほかの要員も合わせると、70人余りが日夜働いて完成を目指しているそうだ。
開業が遅れてしまうのは残念だが、これからも無事故のまま完成の日を迎えてほしい。
なお、相鉄に特急が導入されるという噂については近く発表が行われるとのこと。
その際に改めてお知らせしたい。
ー終わりー
狐猫さん
2014年03月11日 22時49分
3月10日に「http://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/140310_01.pdf」という発表で4月27日から特急が走り出します。
そうてつボーイさん
2014年02月05日 16時13分
半年経っても相鉄特急の発表がないんですが… どこからの情報だったのでしょう?
nerusonさん
2013年09月03日 08時18分
新横浜よりに渡り線を置いて平面交差すれば暫定開業も可能と思うのですが。そのような質問の準備はなかったですか?オフレコでjr東の圧力がなかったかなど、遅れの真相にも迫ってほしかったです。