横浜「1000ぶら」商店街探訪vol.30 春の陽気に誘われて「和田町商店街」へ。新生活応援グッズを読者プレゼント!
 ココがキニナル!
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61年の歴史を誇る「和田町商店街」で、春と人のぬくもりを感じながら新生活応援グッズをチョイス。新生活を始めるアナタに計4点をプレゼント!
ライター:千葉 こころ
	今度こそ! 今度こそ!!
	
	所持金残り760円。購入商品・・・なし! これはマズいぞ。あせりながら歩みを進めていると、ふわっと鼻をかすめるいい香り・・・お茶だ! 吸い寄せられるように「平沼園」へ。
	 
	
	
	新茶の季節にはまだ早いけど。日本人はやっぱりお茶よね
	 
	
	チビっ子向けにお菓子もいっぱい!
	
	平沼にあった「平沼園」から暖簾分けされ、この和田町商店街に店舗を構えて40年ほどになるという同店。
	 
	
	
	とても穏やかな物腰の店主、野上三男(のがみみつお)さん
	 
	店内には20種類ほどの茶葉が並べられおり、その場で封入してくれるという。
	100グラム単位での量り売りで、200円から数千円の逸品茶葉まで幅広い品ぞろえ。
	 
	
	
	創業当初から今でも現役で働くはかり! 調整しながら大切に使っているのだそう
	
	同じ葉でも、摘む時期や製法によって味が変わってくるとのこと。
	「嗜好品だからね。自分好みの茶葉を見つけられたらそれが一番」と野上さん。
	 
	
	
	アナタの好みはど~れ?
	 
	最近はペットボトルの普及で手軽にお茶が飲めるようになったことから、煎じて飲む人の割合が急激に減っており、特に若い人で茶葉を買いに来る人はほとんどいないそう。たまに静岡や京都出身の学生が地元を懐かしんで買いに来ることがあるそうで、そんな時はとても嬉しいと野上さんは言う。
	
	煎じて飲む。味のみならず、煎じる間のあの清閑な時間もお茶の醍醐味。このすべてをふくむ美味しさは、ペットボトルでは決して味わえない。
	待つ間の贅沢な時間の流れ。香りに癒され、一口飲めば体中の疲れが抜けるような優しい味わい。
	新生活の緊張を解きほぐすのに、いいではないか! よし。新生活応援グッズの第1弾はお茶にしよう!
	 
	
	
	選んでもらった茶葉の中から
	 
	
	香りをもとに選び・・・
	 
	
	100グラムを購入!
	 
	
	ようやく1品目をゲット!
	
	315円の茶葉を購入したので残金は445円。ほかにお勧めの店はないか訪ねると、向かいにある金物店を薦めてくれた。
	 
	
	
	運命の出会い。いよいよラストスパートへ!
	
	野上さんにお礼を言い、「平沼園」のすぐ目の前、家庭用品を取り扱う「佐藤商店」へ。
	 
	
	
	右半分が佐藤商店
	
	以前は全面を店舗としていたそうだが、息子さんが事務所を興すことになり半分の間口へ。
	現在、店主であるお母様は体調を崩しているため、娘の後藤律子(ごとうりつこ)さんが店を取り仕切っている。
	 
	
	
	「いつもはお洒落なのよ~」 とても朗らかで笑顔が素敵な後藤さん
	
	店内には食器や鍋などのキッチン用品のほか、掃除道具や日用品などの生活必需品がそろっている。
	 
	
	
	何かが見つかりそうな予感!
	
	店内をくまなく見て歩く。予算は445円。
	急須では予算オーバー。湯呑みなら手が届くけど、ほかに何も買えなくなるなぁ・・・。
	 
	
	
	じゃあこれは? ライスカップ(150円)。買えるけど、応援グッズか?
	
	豊富な商品に目移りして、なかなか決まらない優柔不断な千葉。しかし真ん中の棚に目をやった時、ビビビっとくるものを発見!
	 
	
	
	お分かりですか? そう・・・
	 
	
	皆さまに愛されて100年! 亀の子束子(たわし)!!
	
	これだ~! 一気にテンションの上がる千葉。 しかし、よく見ると大きいサイズは450円。5円足りない・・・
	じゃあ1サイズダウンするか? いやいやでもなぁ・・・また迷いだす。
	そんな思いを知ってか知らぬか、後藤さんが意外なものを差し出した。「これなんかどう?」
	 
	
	
	なになに? ぼやけてよく見えない・・・ はっ!
	 
	
	か、亀の子束子がねじれてる~!
	 
	
	お洒落にもなってる!!
	
	いつの間に進化を遂げたんだ、亀の子束子。しかもお値段230円。215円もお釣りがくるではないか。もう何も迷うことはない!
	新生活、進化を遂げた亀の子束子で掃除に自炊、頑張ってちょーだいっ!
	 
	
	
	より愛されて、さらに100年!?
	
	そうと決まれば、次なる品はお掃除グッズに的を絞って探してみる。ほうき? ゴム手袋? あ・・・
	 
	
	
	バケツだ! しかも100円!
	
	入り口横にさりげなく置かれたバケツ。掃除はもちろん、取っ手の付いたデザインは部屋の小物整理にも使えそう!
	これで残金は115円。むむむ・・・こんな中途半端な金額を使い切ることはできるのか?
	
	棚の間もくまなく値段チェック。しかしなかなか115円は見つからない。
	あきらめかけた時、後藤さんから嬉しい提案が!
	 
	
	
	「これバラ売りしてあげるわよ。」 「なになに?」
	 
	
	掃除の必需品! ぞうきん2枚で115円!
	
	3枚入り180円のぞうきんをバラ売りしてもらい、亀の子束子230円、バケツ100円で合わせて445円!
	後藤さんの粋な計らいのおかげで、1000円ジャストで無事に終~了~!
	  
	
	
	取材を終えて
	
	気さくで温かみのある人たちとの出会いが詰まった今回の1000ぶら。
	時代の移り変わりと共に姿を変えながらも、さまざまな取り組みを続ける「和田町商店街」は、全ての人から「和田町が好き」という思いを感じる町だった。
	そんな地元愛と、和やかな触れあいを存分に楽しみ、すっかり和田町の魅力に魅了された千葉であった。
	ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
	 
	
	
	プライベートでまた来ます。 ルンっ♪
	 
	さて、お腹に入っただんご以外は以下の通り。
	 
	
	
	ライター・千葉流、新生活応援グッズ!
	
	ぞうきんとバケツで掃除をした後、煎じたお茶でホッと一息。最後に亀の子束子で湯飲みを洗って新生活の一日を終えてみるのはいかがだろうか?
	
	※文中の表示金額は全て3月取材時のもの
	
	
	―終わり―
	
	はまれぽ読者の方に新生活応援グッズをプレゼント!ご希望の方はお問い合わせフォームより、以下の情報を明記のうえご応募ください。
	・お名前
	・ご住所
	・連絡先(電話番号)
	※当選の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。応募締切2014年4月14日(月)まで
	
	
	■和田町商店街HP 
	和田町みらい通信 http://www.wadamachi.net/
	
	■村上書店
	住所/横浜市保土ケ谷区和田2-7-3
	電話番号/045-331-5501
	
	■工藤不動産
	住所/横浜市保土ケ谷区和田1-13-21
	電話番号/045-332-1231
	
	■盛光堂
	住所/横浜市保土ケ谷区和田1-18-11
	電話番号/045-331-2890
	
	■平沼園
	住所/横浜市保土ケ谷区和田1-17-1
	電話番号/045-332-4441
	
	■佐藤商店
	住所/横浜市保土ケ谷区和田1-14-19 
	電話番号/045-331-0706







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緑区ジュースさん
2014年04月27日 18時13分
親子3代で利用しています。盛光堂は餅の美味しさがどこにも負けない。お正月に予約して盛光堂の餅で迎えないと始まりません。ほかに、豆大福、あんなしの草餅、苺大福、団子類…オススメがたくさん!相鉄ローゼンが駐車場になってしまい、残念…学生用の雑貨や、持ち帰りが大変な日用品の店ができれば、繁盛するのでは…
猫侍さん
2014年04月01日 23時18分
記事にある平沼園は、店頭にあるキャンディー類がお買い得なのですよ!!コンビニやスーパーで160円以上する袋入りのハイ〇ュウも105円(税率5%時)なのです。そして子供連れで315円以上購入するとスピードくじを引かせてくださいます。あたりが出ると駄菓子の袋詰なんかがいただけて、なんだか申し訳ないくらいです。(泥棒に追い銭みたい!)うちは子供が幼稚園のころから10年近くお世話になってます!たまにはお茶も買わないと・・・とおもいつつキャンディーやコーヒー豆を買ってしまいます。
チズハムさん
2014年04月01日 19時15分
盛光堂のお赤飯は美味しいのに…