横浜ベイサイドマリーナで今年もタモリが熱狂!「タモリカップ2015」ジャパンファイナルツアー横浜大会をレポート!
ココがキニナル!
東北大会が嵐のコンサートで中止になったことで話題になったタモリカップが今年も9月12日に横浜大会が開催されるようなので取材をお願いします。(コビン・ケスナーさん・秋沙さん)
はまれぽ調査結果!
昨年をはるかに凌ぐ熱気は雲を吹き飛ばし奇跡の快晴となった。そして朝8時から飲み続けたタモさんのコンガの演奏は今夜も最高だった
ライター:永田 ミナミ
森田水軍カレーをいただく
さて、盛り上がる会場内を散策していると
見覚えのあるブロンドヘアを発見
あの、何度か遭遇した「はやとり」のメンバーである。こう何度も会うと運命を感じる気もするが、ブロンドヘアとまばゆいばかりのスパンコールのボディコンシャスが目を引くからという気もする。
声をかけてみると「“あらこ”よお」と名前を教えてくれた
あらこさんは、このキャラクターと衣装と口調がすっかり板についていたが、不動産業を営む一般的な男性だそう。実は海上で見かけていたときは男性かな、それとも体を鍛えた女性かなと思ったりしていたのだが、それには理由がある。
あらこさんは圧倒的な美脚の持ち主なのだ
あらこさんの「あんたたちもうここで飲んじゃいなさいよ」という誘惑にすぐに負けそうになったが、何とか正気を保ち「タモさん特製のバーベキューソース、味見させてください」とお願いしてみると「まだ肉焼いてないわよ」と言いながら快諾してくれた。
ありがとうございます
ひとまずストレートでいただきます
昨年は焼けた肉とともに味見させてもらったが、ストレートで飲んでみると尖ったところのないまろやかなソースの優しさと深みのある味わいがよく分かった。
「じゃあ肉焼くわよう」と機敏なあらこさんの優しさ
すると、ほかのメンバーの方が「とりあえずカレー食べなよ」と差し出してくれたのは、あとで行列必至と覚悟していた、タモさん特製の「森田水軍カレー」ではないか。何と嬉しいことか。
この味。外連味のない、それでいて洗練されたこのカレーはタモさんそのものだな
お酒まで分けてもらっちゃったりして、すっかりご馳走になって感謝感謝
肉が焼けていく音と匂い、そして「ここで飲んでいきなよ」「ここで飲んじゃいなさいよ」という誘いに今度こそ負けそうになったとき、ステージから垣花正(かきはな・ただし)アナウンサーと内田恭子さんの声が聞こえてきた。
バーベキューを楽しみながらの表彰式の始まりである
たまごかけごはんは、表彰式の前に
喉から手が出てトングをつかみそうになるほどの肉への思いを振り払い「はやとり」のみなさんにお礼を言ってステージのほうへ。
やがてステージにガールズブラスユニット、お馴染みのマリンセイラーズが登場
そして森田名誉会長が登場
昨年の優勝艇「Laetitia Deux」から優勝トロフィーが返還され
「Laetitia Deux」艇長の五十住さんによる乾杯で授賞式が開会
発表の前にタモリカップグッズの紹介や
バーベキュー肉を提供した米久のみなさんによる「ごてあらポー」ダンスがあり
マリンセイラーズの演奏が続いたので
行くなら今しかない、と「都路のたまご」のたまごかけごはんのもとへ
すると何と嬉しいことに土屋さんとも再会できた
そして間一髪、間にあった。何てこった、揚げ玉を乗せちゃうという食感の工夫
それにこの専用しょうゆをかけちゃうなんて絶対おいしい
という確信めいたものを持っていざ頬張ると
ほら、実際おいしい。とても美味しい
サクサクした揚げ玉にとろりと絡む生卵が生み出す夏の終わりのハーモニー
タモさん監修の煮卵も味がほどよくしかししっかりと染みている。ああ美味しかったと身も心もすっかり満たされたころ、授賞式が始まった。
パンフレットのレース予想仕立てのエントリー表で1位艇をチェック
表彰式では各クラスの1~3位が発表された。今回参加の189艇はイグアナA~Eクラス、いいともA~Kクラスと16クラスに分けられているので、48チームが発表され、各クラス優勝チームがステージ上で優勝カップを受け取った。
そして、今回の総合優勝チームはわれわれもゴールシーンを目撃した、イグアナAクラスで1位のあの「Lucky Lady VIII」であった。
さすがの圧倒的な強さであった、歓喜のトロフィー授与と記念撮影のあとは
総合優勝チームのみが許されるシャンパンファイトに酔いしれるのだった
ちなみに総合優勝発表前に発表された、内田恭子さんが独断と偏見で選んだパフォーマンス部門の「ウッチー賞」ではエントリーナンバーを間違えるという楽しいミステイクも。
違うチームにトロフィーを渡してしまったことが分かり司会者の2人が慌てる横で
「ええ、ただ今よりさっき行われたウッチー賞の返還式を行います」とタモさん
そして無事に返還され
あらためて本来のウッチー賞の受賞者「MAHALO」のもとへ
さらにそのあとのベストパフォーマンス賞では、受賞者がコメント時に過激なパフォーマンスを振り返って余計なことを言いそうになって、タモさんにマイクを取り上げられる一幕も。
大人って、大人って
兎にも角にもとても盛り上がったであった。
表彰式が終わって「はやとり」のテーブルの様子を見に行くと
「ブロンドがスパンコールに引っかかってしょうがないのよ」と脱ぎ捨ててあり
メンバーは次々と服を脱ぎ捨てて、パフォーマンスを再現しはじめるのだった
「レースとパーティはどちらもメインディシュ」という森田名誉会長の言葉そのままに、参加者は誰もが大いに楽しんでいた。
狂熱のライブ
そして表彰式が終われば、歓声とともにオルケスタ・デ・ラ・ルスの登場である。
「夏の終わり・海辺・夕暮れ・冷たいビール・サルサのライブ・・・これだけそろえば、答えは”狂乱”の二文字だ。私が言うのもなんだが、大人としての自覚を忘れないでほしいと願う」とはまたもや森田名誉会長の言葉だが、サルサのリズムは自覚を忘れないようにする前に、ここが日本であることを忘れさせてしまったのだった。
サルサに身を委ねた人たちの熱気と歓声は前回を上まわっているようにも感じられた
ステージ前でなくても、みんな思い思いの場所で思い思いにサルサを楽しむ
それが「海とヨットが大好きな仲間たちが集う、海の夏フェス」なのだ
さて、めくるめくオルケスタ・デ・ラ・ルスのライブが1時間ほどで終わると、会場全体が「アンコール」の声に包まれた。そして間もなく再び登場したオルケスタ・デ・ラ・ルスは「CAPTAIN-T with MARINE SAILORS!」と呼び込んだ。
「CAPTAIN-T」とはもちろん、タモさんである
実に楽しそうにコンガを叩きまくるタモさん
見ている人もその楽しさにつられて盛り上がりは限界を知らない
と写真の下でいくら言葉をならべても伝わりきらない「音楽は世界だ」と叫びたくなるもどかしさ。ということで狂熱のライブシーンをどうぞ。途中でシェケレを振るタモさんも収録。
まずはタモさんの登場からラストまでの幾つかのシーン(YouTubeにリンクしています)
続いて怒涛のコンガソロ。最後のシャウトも見ものです(YouTubeにリンクしています)
来週最終回を迎える『ヨルタモリ』でミュージシャンたちとセッションするタモさんもとても楽しそうだが、近藤さんでも吉原さんでもなく、100%タモさんとして全開で音楽を楽しんでいるのを見られるのもタモリカップの魅力のひとつである。
そして盛り上がりは最高潮のまま、楽しいサルサの夕べは幕を閉じた
オルケスタ・デ・ラ・ルスとCAPTAIN-T with MARINE SAILORSがステージを降りたあと、司会の垣花さんと内田さんがステージに。そのあと再びタモさんとマリンセイラーズが登場した。
タモリカップを締めくくる最後の挨拶はもちろんこの言葉である(YouTubeにリンクしています)
シーマンシップ溢れる素敵な大人たちの、素敵な大人たちによる、素敵な大人たちのための最高の夜は、こうして解散となった。
素敵な大人たちは祭りのあとの余韻を楽しみながら手際よく片付けはじめるのだった
取材を終えて
昨年とは打って変わって気持ちいい快晴の青空の下、太陽をたっぷりと浴び、穏やかな風と波のなかで開催されたタモリカップ2015横浜大会は、その天候のおかげで昨年はわからなかったレースの全体像やレースの見方が少し分かったような気がした。
海を愛する大人たちの楽しい夜のバーベキューパーティーは昨年よりも200人多い、約2500人が集い踊った。タモさんが持つ引力はどこまでも人を惹きつけてやまないなと思う夏の終わりの夜であった。
そして来年は晴れたらこまめに日焼け止めを塗ろうと誓う夏の終わりの横浜駅であった
―終わり―
マッサンさん
2015年09月18日 14時50分
豪勢なイベントだなぁ。タモさんが赤塚不二夫さんに似てきたよ。これでいいのだ!
マイクハマーさん
2015年09月18日 05時08分
船はいいよなー、ボートにあこがれて21年前に免許を取ってそれっきり、いつか小さな船でも持てるようになったらなー。
湯豆腐さん
2015年09月18日 00時19分
臨場感が伝わってきて読み応えのある楽しい記事です。編集上の問題があるようで、「まずはタモさんの登場から」の行、Youtubeリンクが壊れています。また、テキスト全体に無意味な空白文字がところどころ混じっていますね。