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今山下公園とベイクォーターを結んでいるシーバスですが、前は東口のどのあたりに乗船場があったのでしょう?またシーバスの航路も変わっていますか?シーバスの歴史について教えてください(かもめさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

ベイクォーター完成以前から横浜駅東口の乗船場は今と同じ場所にあった!昭和61年の運航開始時と同じ航路が現在でも使われている!

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2012年07月17日

ライター:田中 大輔

横浜駅東口や山下公園から発着している海上連絡船シーバスは、気軽に横浜港の景色を楽しめる、港町ヨコハマらしさ溢れる乗り物だ。
そのシーバスの乗船場のひとつ「横浜駅東口」はベイクォーターに設けられている。

では、2006(平成18)年にベイクォーターが造られる前はどこから発着していたのか。
今回は、シーバスの歴史と併せてその疑問の答えをお届けしよう。



まずはベイクォーターへ

現在、シーバスには4つの乗船場がある。山下公園、ピア赤レンガ、みなみらい21「ぷかり桟橋」、そして横浜駅東口だ。
そのうち、横浜駅東口と山下公園が、電車で言うところの終点駅で、間の2つも含めて停まる各駅停車便と、両端の乗船場を直接つなぐ直行便の2種類が航行している。

今回話題の横浜駅東口乗船場があるのは、ベイクォーターのもっとも海側の場所。
 


そごう側から撮影した乗船場。写真右下にシーバスが見える


横浜そごうの方面から来ると、かもめ歩道橋を渡って右側に降りた辺りにある。
すぐ近くには乗船券売り場もあり、ここで切符を買って船に乗り込むわけだ。
 


桟橋に降りる手前にチケット売り場も


今ではすっかりおなじみのシーバスだが、ベイクォーターよりも前からあるとすれば、乗船場はどこにあったんだろうか。



シーバス誕生までの歴史

シーバスを横浜市営の船だと思っている人も少なくないようだが、実は株式会社ポートサービスという民間企業が運営している。
こちらのポートサービスは、山下公園から出ているマリーンルージュやマリーンシャトルを運営している会社でもある。
 


ポートサービスの入る産業貿易センタービル


今回は、本社を訪ね観光事業部に勤める井上さんにお話しを聞かせてもらった。

実は、たまたまだったのだが、取材にうかがったこの日が会社の創立記念日とのこと。
今年で59周年を迎えるそうで、創業は1953(昭和28)年。
 


高校生時代には切符切りのバイトもしていたという井上さん


そんな昔からシーバスや観光船があったの? と思ってしまうが、そうではない。
「もともとは港湾交通船をやっていたんです」と井上さん。

その当時は桟橋などが少なく、大きな船は港の沖に停泊していた。その船と陸を行き来して船員さんの足になっていたのが港湾交通船なんだそうだ。

つまり、観光客向けではなく、船乗りのための船を運航していたわけだが、昭和30年代ごろにある学校から「生徒たちに見せてやりたいので、乗せてもらえないか」と頼まれたんだとか。

この申し出を受け入れ、特別に学生たちを乗せて、港や船の役割を説明しながら一種の社会科見学のような感じで港を40分ほどかけて一周したんだそうだ。
 


そのときの航路が現在のマリーンシャトルの航路の元になった


これが口コミで広まったようで、「乗せてほしい」という人が急増。これがきっかけとなって観光船の仕事に移っていき、シーバスの誕生につながっていったという歴史があるという。

1959(昭和34)年就航の観光船「よこはま」を皮切りに、「かながわ」、「しんよこはま」と次々に観光船をスタート。1979(昭和54)年には「あかいくつ号」がデビューした。この「あかいくつ号」は、氷川丸やマリンタワーと並んで、当時の観光のシンボルになるほど人気を集めたほど。
横浜の観光船としては、ポートサービスが一番の老舗なんだそうだ。



横浜駅東口の乗船場は以前どこにあったのか?次のページ≫
 

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