横浜にはセール価格で販売する工場直売はあるのか?
ココがキニナル!
よく、工場直売のようなつくりたてのスイーツやパンなどがセール価格で売っている店がありますが、横浜にはどのようなお店があるのでしょうか。(suzukaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
パン販売店サンジェルマンの「ブレッドボックス」、洋菓子店「アルベリ」、煮豆・惣菜店「南部フーズ」などの工場直売店があります!
ライター:松宮 史佳
「生産過剰品や規格外商品などが格安で買える」と最近人気の工場直売店。原稿料のすべてが食費(酒代も含む)に消えるほど食べることが大好きな松宮。横浜にはどんなお店があるのか取材することに。
「幅広いジャンルをカバーしろよ(by吉田氏)」ということで、キニナル投稿にあったスイーツやパンが売っているお店と、惣菜を売っているお店を探し、今回はパン販売店サンジェルマンの 「ブレッドボックス」、洋菓子店「アルベリ」、惣菜店「南部フーズ」を選び、工場直売店の魅力をお伝えする!
パン天国!「ブレッドボックス」
市営地下鉄ブルーラインで「北新横浜」駅へ
改札を出て「ブレッドボックス」を目指す。
サンジェルマンを通過し…
徒歩3分ほどで「ブレッドボックス」に到着。同店は川崎市高津区二子にあったが、工場の移転リニューアルにともない、2011年11月港北区新羽町にオープン。
混雑する「ブレッドボックス」
すぐ後ろには工場が
株式会社サンジェルマンは1994(平成6)年、前身の東横食品工業株式会社は1948(昭和23)年に創業。同社マーケティング部の上村良一さんによると、「ブレッドボックス」は「資源の再利用」と「地域貢献」をコンセプトにしているそうだ。
商品開発担当統括マネジャーの上村さん
店内に貼られたコンセプト
「ブレッドボックス」では、サンジェルマンの店舗から引き上げた商品 、工場で製造する過程で生じた生産過剰品や規格外品(形などが規定に達しないもの)などをサービス価格で販売している。
「ブレッドボックス」では「主に前日に製造し、消費期限内までは日数がある商品を販売しています 」と上村さん。
パンはすぐに売れてしまうので店員さんが随時追加
人気の「シェフのカレーパン」3個240円(通常1個160円)
パンの価格は通常に比べると「商品にもよるが、半額から1/6程度」。
一番人気の「エクセルブラン」140円(通常310円)
「エクセルブラン」は厳選したカナダ産の小麦粉を製粉所に依頼し、“サンジェルマンオリジナルブレンド”に製粉してもらい、食パンを焼き上げているそうだ。創業以来のベストセラー商品なので、「サンジェルマンの店舗では絶対に値引きをしない」という「ブレッドボックス」の目玉商品だとか。
そのほか、「ベリーベリーヨーグルト」などの菓子パン類も人気。
「ベリーベリーヨーグルト」3個240円(通常1個180円)
北海道十勝ミルクパン(通常1個150円)
近所に住むという女性は「エクセルブランをまとめて買いに来る」とのこと。「ブレッドボックス」はオープンして1年足らずだが、常に混雑しており、地域に定着していると感じた。