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南区永田町にあるトンネル内の絵はなんですか?

ココがキニナル!

南区永田町付近のトンネル内で子どもたちが絵を描いていましたが、あれはなんですか?(りょうさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

永田小学校6年生の生徒による卒業製作です。落書きだらけのトンネルを地域や保護者と協力し、明るい空間へ再生しました。

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ライター:川邉 絢一郎

絵を描いていたのは地域の小学生だった



横浜市南区永田北二丁目24番地先にあるトンネル内にて、なにやら絵を描いている子どもたちがいるらしい。ネットで調べてみると、どうやら横浜市立永田小学校の児童たちが絵を描いているらしい、との情報を得た。

そこで永田小学校へ壁画について問い合わせてみると、永田小学校6年生児童による卒業記念活動を兼ねた地域美化活動だということが分かった。なお、壁画はほぼ完成し、あとは実行委員の子どもたちによる最後の仕上げを残すのみという。

さっそく、我々取材班は作業日の日程を伺い、永田小学校児童の作業に同行した。



未来に続く虹の道



3月2日、14時過ぎに現地へ向かうと、8人の児童と引率の先生が刷毛を持ってトンネルの壁に向かっていた。なお、壁画の大きさは幅25m、高さ2mとかなり巨大なもので大変立派なものである。
 


作業が完了していないため、カラーコーンがおかれている


では、なぜ永田小学校の児童が卒業制作としてトンネルに絵を描くことになったのだろうか?

そこで、子どもたちを引率していた永田小学校6年2組担当の小川先生に直撃した。
 


引率していた小川先生


聞くところによると、今回の活動のキッカケとなったのは、永田小学校6年生児童による卒業制作を決める際の話し合いのなかで、子どもたちから「めがねトンネルを綺麗にしたい!」という声があったからだそうだ。

トンネル内はスプレー等による落書きが酷く、暗い雰囲気だった。

そんなトンネルを清掃することによって、日ごろお世話になっている地域や学校のための恩返しをしたいという思いからこの活動は2010年11月にスタートした。
 


ご覧のとおりの惨状だった


最初は清掃だけを行う予定だったが、先生方と地域の方との話し合いのなかで、トンネルの塗装も行うことになったとのこと。なお、壁画のテーマは全校へのアンケートで決定した『未来にかける虹』。大きく波打つ虹の道のうえに、子どもたちそれぞれの夢の姿が描かれている。
 


虹を蛇行させたのは協力した永田中学校美術部のアイディア