「はまぎん こども宇宙科学館」のキニナル解説員のお姉さんってどんな人?
ココがキニナル!
「はまぎん こども宇宙科学館」のプラネタリウム解説のおねえさんを調査してください。どういう経歴の方か、その解説はどこから来るのかいつも子供と気になってます!(まさきち557さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
科学館に通いつめた縁で解説員になった、亀岡さんの解説だった!子どもにも分かりやすく楽しんでもらうための工夫が独特な解説を生んだ!
ライター:田中 大輔
さそり座のアンタレスや、七夕の彦星・織姫を含む夏の大三角は、天文ファンでなくておなじみの天体だ。
そんな有名な星やその並びを「梅干し」や「チーズケーキ」と例えるプラネタリウム解説員が「はまぎん こども宇宙科学館」にいるというのが今回のキニナル。
ちょっと不思議で独特の言い回しだが、いったいどんな人が解説をしているのだろうか。
いざ「はまぎん こども宇宙科学館へ」
まずは取材をお願いするべく、「はまぎん こども宇宙科学館」に電話をしてみることに。
対応してくれた広報担当の渡邊さんに事情を伝えたところ、「あぁ、亀岡さんですね」と即答が!
どうやら館のスタッフにもおなじみらしいこの解説。取材OKをもらい、亀岡さんに会うため洋光台へと足を運んだ。
JR根岸線の洋光台駅から歩いてすぐのところにある「はまぎんこども宇宙科学館」
「はまぎん こども宇宙科学館」は横浜市の施設で、昨年4月から3社合同の指定管理者が運営を任されている。また、横浜銀行がネーミングライツを取得して現在の名前が愛称になった。
地上5階、地下2階の広々とした建物にはプラネタリウムだけでなく、フロアごとにテーマ分けされた展示が所せましと並んでいて、宇宙について楽しみながら知ることができる。
名前に“こども”と付いているが、大人でも十分に楽しめる
見るだけでなく、実際に体験できる展示も多い
取材に訪れた日は平日とあって一般のお客さんは少なかったが、小学校や中学校から団体で来ることも多いそうで、この日も団体でやって来ていた小学生の姿を見かけた。
“オ”から始まるおじさんの星座!?
さて、ウワサの亀岡さんに直撃する前に、実際にプラネタリウムを見させてもらおう。
1階にある「宇宙劇場」がその会場。直径23メートルのドームは全国的に見ても大きな施設ということで、迫力ある映像も期待できそうだ。
「宇宙劇場」への入口。この日は高校生の団体も
筆者が観覧したプログラムは、前半にブラックホールをテーマにしたアニメが流れ、後半に解説員が“今夜の星空”を説明してくれるという内容。
後半のパートで亀岡さんの名調子が聞けるということでワクワク。
アニメが終わると、頭上一面に星空が広がる幻想的な雰囲気の中、亀岡さんの解説が始まった。
横浜市では唯一のプラネタリウム施設
この日の解説では、キニナルにある「梅干し」や「チーズケーキ」は登場しなかったが、なるほど確かに面白い。
あまりに速いスピードで空を駆け巡り、下半身をどこかに置き忘れてしまい上半身だけが星座になったペガスス座のエピソードを「ペガススはスットコドッコイ」と言い放ったり、三ツ星でおなじみのオリオン座を捕まえて「“オ”から始まるおじさんの星座」と紹介したり。
思わず吹き出してしまうユーモアあふれる解説が繰り広げられた。