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ココがキニナル!

岩井のごま油をロスの日系マーケットで見つけました。横浜の歴史ある会社のようですが、横浜出身の私は今まで知りませんでした。商品の特徴、歴史などを調べていただけると嬉しいです。(M@LAさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

岩井の胡麻油は、昔ながらの方法でじっくり時間をかけ、職人の匠の技によって伝統の味が保たれていた。

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2012年12月20日

ライター:吉澤 由美子

熱帯サバンナ原産のゴマは、5千年以上も前からエジプトで栽培され、トルコからインドに、そして中国へと広まっていった作物。

日本にもかなり早い段階で伝わっていたらしく、縄文時代の遺跡からもゴマが出土している。平安時代に記された「延喜式」には、ゴマは料理や菓子に、ゴマ油は食用、薬用、灯火用に使用されていたと書かれている。

ゴマ油は古くから日本人になじみ深い存在だった。

また最近では、ゴマに含まれるセサミンやセサモールが、生活習慣病を引き起こす原因と言われている活性酸素を除去する効果を持つなどが知られるようになり、さらに人気が高まっている。

そんなゴマ油を製造する老舗メーカーが横浜にある。これはぜひお話を伺いたいということで、神奈川区山内埠頭のコットンハーバーにある「岩井の胡麻油株式会社」に向かった。


コットンハーバーにある岩井の胡麻油


岩井の胡麻油の歴史や現在の商品ラインナップについて教えてくださったのは、代表取締役社長の岩井徹太郎さん。


ゴマ油について情熱たっぷりに詳しくお話くださった岩井社長




岩井の胡麻油創業と歴史

1857(安政4)年、千葉県佐倉市で搾油業を創業した岩井家。3代目が、明治維新を迎え開港景気に沸く横浜を訪れ、国内外の物資が豊富に集まって華やかに賑わうさまを見て「今後事業を拡大するなら横浜だ」と確信し、神奈川区御殿町に搾油工場を設立したのが1893(明治26)年のこと。


明治時代の搾油風景


あまり知られていないことだが、胡麻はほとんどを輸入に頼っている作物。港が近く、原料の入手もたやすい横浜は、工場を作るのにぴったりの場所だった。

1900(明治33)年には会社組織となり、以後、横浜でゴマ油を作り続けている岩井の胡麻油。創業155年を越え、横浜市に移転してからの歴史もすでに120年近いハマの老舗だ。


昔のポスターなどが入口に飾られていた


大正時代には、胡麻油の家庭用化粧小缶が大正博覧会で金賞を受賞。それを記念したゴマ油の缶は、今も現役で使われ続けているデザインだ。


モダンで印象的なデザインは今も古びない


工場の場所は、御殿町、青木町、星野町、そして2005(平成17)年には現在の橋本町と神奈川区内での移転はあったが、一貫して昔ながらの製法を用いた高品質のゴマ油を作り続けている。


敷地の緑化や地域貢献など幅広い活動で受賞や認定を受けている本社工場


作っているゴマ油は、昔ながらの製法で作られたもの。


昔使われていた機械が飾られていた


焙煎や搾油などの工程がコンピューター制御となった今も、味を決める大事な見極めは職人が耳と目と舌で行い、その都度微妙な調整を行って品質を保っている。


大正時代から1967(昭和42)年まで使われていた「玉締搾油機」


「焙煎、圧搾、濾過(ろか)というゴマ油作りの基本コンセプトは昔のまま。機械は新しくなっていますが、作り方は変えません」と岩井社長。
 


定番の「金岩井純正胡麻油 金口」


味見してみると、香り高さ、コクがあるのに軽い後味などそのおいしさに驚く。

岩井社長は、「ウチの商品は、一般的に流通しているものより少し高い。でも、試食販売をすると強いんです。10人が試食すると6~7人が買ってくださる。スーパーやデパートの方は驚かれますね」と教えてくれた。
 


横浜開港祭限定で発売が始まった横浜特選純正黒胡麻油と横浜胡麻辣油


次は、このおいしさを生み出すゴマ油の材料や作りかたについて、詳しく教えていただくことに。


ゴマ油、その基礎知識をご紹介!・・・次のページ≫
 

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