「カラオケで100点取ることはできるのか」。
どこかで聞いたことのあるセリフが書いてあったのは、編集部からの取材依頼メールだ。

はまれぽ2周年記念イベントの、横浜市歌カラオケ大会に参加し、まぐれで優勝してしまった記者。「どのくらいまで点数を上げられるか調査してみよう」という編集部からの指令だったが、よくよく詳細を確認すると、100点を出すまで何度でも歌い続けるというものだった。

鬼！　と思ったが、編集部から千葉、鈴木も参戦し、「助っ人も呼ぶから、一緒にがんばろう」と乗せられてしまった。



そもそも100点を取ることはできるのか

言葉では簡単だが、そもそも100点なんて取ることができるのだろうか。
JOYSOUNDシリーズ・UGAシリーズを扱う株式会社エクシングの宣伝広報部・島村さんに伺うと、「歌唱力を磨くことで、100点獲得は夢ではない」という。

事実、「全国のJOYSOUNDユーザーの中には100点を獲得したという猛者が何人もいらっしゃいます」とのこと。確かに、JOYSOUND.comのサイトから見ることのできる「全国うたランキング」上位のユーザーの中には、プロフィール欄に「ベストスコア　100.000点」と書かれた猛者がちらほら・・・。
　

全国うたランキング上位の肩書きは「国民的歌手」

では、具体的にどうすれば高得点を取ることができるのか。
さらに島村さんに質問をぶつけると、やはり「音程に忠実に歌うことが高得点獲得への近道です」と、ごもっともなお答え。

「カラオケの採点では、カラオケ歌唱を補佐する『ガイドメロディ（主旋律の音階）』をお手本としています。それに加えて、『ビブラート』や『しゃくり』などの歌唱テクニックを適度におりまぜて歌うことも、大切なポイントです」

もし音程が取りにくい場合は、「ガイドメロディ」の音量を大きくしたり、「分析採点」機能を使って音程のずれを視覚的に確認したりするといいそうだ。
　

100.000点への道のりは険しそう・・・

また、マイクの構えも重要とか。「カラオケのマイクは『単一指向性』といって、正しい方向以外の音を拾いにくい構造になっています。マイクがしっかり声を拾うように、マイクの頭に向かってまっすぐ声が入るように構えましょう」とアドバイスしてくれた。

なんだか、100点取れそうな気がしてきた・・・。
編集部の無茶ぶりをはねのけ、横浜市歌で100点取ってやろう、という意気込みで、いざ取材へ！



目指せ！　100点満点！

今回、取材に協力してくださったのは、「カラオケ館野毛店」。
20名程度で楽しめるパーティールームを使用させていただいた。感謝！
　

京急日ノ出町駅より徒歩3分、JR桜木町駅より徒歩5分
　

大人数で盛り上がるにはもってこいの部屋

今回は、長時間歌い続けると喉が枯れる、声量が落ちる、集中力が切れるなどが考えられるので、制限時間を6時間とし挑戦する。

もちろん機種は、横浜市歌が入っている「JOYSOUND f1」。この機種は、カラオケ機械に設置されているカメラで動画が撮影でき、他ユーザーの投稿した映像と最大5画面でコラボレーションができる。また、自分の歌声をその場で再生したり、保存して自宅のパソコンで聞き直したりすることもできる（「うたスキ会員」になるとできる機能を含む）。

採点コンテンンツも複数あり、「分析採点Ⅲ」は音程、テクニック、熱唱度、安定感、リズムの項目を細かく分析してくれる。歌唱中も、画面に音程を表すグラフが出るので、音のズレを随時チェックできる優れものだ。