取材不可!? 横浜橋にある超有名天丼屋「豊野丼」に突撃!
ココがキニナル!
横浜橋商店街にあります、天丼屋さん「豊野」について取材をお願いします。特にマスターの人柄やネタへの拘りが聞ければ嬉しいです。(コビン・ケスナーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
豊野丼は一見頑固親父風だが、軽快なトークと心遣いでお客を楽しませてくれるマスターのいる店だった!天丼は素材が新鮮で量も多く、言うことなし!
ライター:松宮 史佳
実は“水を飲むのも涙が出る”扁桃(へんとう)炎になり、入院した松宮。退院後、ボーっとしていると、横浜橋通商店街の超有名な天丼屋「豊野丼(以下、豊野)を取材しろ!」と吉田氏からの電話。
これまでバンジーやわんこそばなど、過酷な取材が多かったが「ついに楽しい取材が来た」とよろこぶ。
調べてみると、豊野のマスターは「ザ・職人さん」という感じらしい。
恐る恐る電話をすると、「もうTVとか雑誌に出てるから」「ごめんね~」とマスター。吉田氏に報告すると「行くしかないだろっ!」との答え。「えー!」・・・でも「ごめんね~」の言い方はとても感じがよかった。可能性があるかもしれない!
超人気店「豊野丼」に突撃! 噂のマスターが登場!
取材当日。時間を間違え、15分遅刻した吉田氏。大盛り天丼に備えて朝食抜きの松宮。空腹のため、“大激怒”。早くも暗雲が立ち込める。
言い争いながら14時半、豊野へ
7席のカウンターはほぼ満席。ドキドキしながら店へ。
すると、メガネに短髪、黒いTシャツ姿の“ザ・職人”といったマスターが!
・・・これは「ものすごく話しかけにくい」。佇んでいると「はいそこ!」と端の席を指差し、テキパキ指示を出す。店には、ほかに若い男性スタッフの方が1名。
荷物はフックに
テーブルは長年使った油が染み込んでいて、時代を感じる。
対してコップはピカピカ
松宮と吉田氏は「豊野丼(900円)」を注文
すると、「みそ汁は?」とマスター。2人ともみそ汁も追加。
みそ汁「しじみ」!!!(100円)
「鯵天丼」横のよぉ~く“あじ”わってね!! に目が釘付け!
こんなところにもマスターのこだわりが見える。
店内には著名人のサインが多数
「きたなシュラン」の賞状&トロフィー
生花が飾ってあるのも今どきめずらしい
ほかのお客さんは天丼に対峙し、黙々と食べている。だが、気づまりする雰囲気ではなく、“目の前の天丼に集中している”感じ。
ここで「豊野丼」が登場! とにかくすべてが超特大! しいたけは“生涯で見たことがない”ほど肉厚。3本の海老は衣が薄く、身が大きくてボリューム満載。プリプリとした食感が絶品!
・・・しじみのみそ汁もすごい。「これでもかっ!」という量が入っている!
中には、しじみがいっぱい! これで100円とは信じられない!
・・・これはもはや“天丼”ではない! “天どーーーーーん!!!”なのだ!
素材が巨大なのでいくら食べても「ご飯が見えない」。ご飯はかためでおいしく、大体茶碗2杯~2.5杯くらい。この豊野では“普通盛り=大盛り”。つゆは甘すぎずさっぱりしており、天ぷらにぴったり!
海老はとにかく大きくて「かぶりつく」感じ