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横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

横浜で穴場の喫茶店を教えてくれませんか?

ココがキニナル!

横浜で、ゆっくりお茶が出来る、穴場の喫茶店があったら、教えて下さい!(ともちゃんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

エスプレッソなら関内「café emo.espresso」、紅茶党の人には山手「エレーナ」、個性派には、スピリチュアルなママのいる石川町「純喫茶モデル」がおすすめ!

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ライター:北條 明子

「早い、安い、味も結構いける」ファストフード的コーヒーショップが日本全国で台頭し、横浜でも同じ顔の店がたくさんある。

時間潰しをしたいときには重宝するけど、たまには自分だけの穴場的喫茶店で、ゆっくりとコーヒーを啜ってみるのもオツなもの。そこで、今回は、穴場になりそうな喫茶店をリサーチしてみることにした!



はまれぽ流・穴場の喫茶店の定義を決定!



しかし、穴場って一体どんな店だろう?
色々と考えた結果、以下の3項目を定義とした。

① チェーン店でなく、個人経営の店。
② 店主に味があり、世間話の一つや二つしてみたくなる。
③ コーヒー(もしくは紅茶)が美味い。


取材班は、この3つを穴場喫茶店の定義として、いざ、リサーチを開始。
ネットで検索しまくった結果、横浜市内で雰囲気の異なる3つの喫茶店を選び、いざ実地調査へ!



「café emo.espresso」は浜っ子マスターが究極のエスプレッソを出す店



一店目は、関内駅近くのエスプレッソ専門店「café emo.espresso」。
 


可愛い水色のドアの先にエスプレッソの香りが漂う


この地に開店してもうすぐ3周年。元々オーナーの西野氏は26歳の時、石川町でショットバーを開き、15~16年バーテンダーとしてシェイカーを振っていたが、その店を色々な事情で閉店。

そのとき、自分の大好きなバイクやエスプレッソを結びつけて何か出来ないかと考えて、ひらめいたのが今の「café emo.espresso」。そこで、ハマカジュアルが似合うオーナー・西野氏(46)に話を伺った。
 


バイクとエスプレッソを愛するオーナーの西野氏


―店のこだわりは?

店を開くにあたり、バイカーたちが安心して立ち寄れるようにバイク用駐車場が近い店舗物件を探し、1年半かけ理想の店を見つけました。あと、イタリア製「ラ・チンバリー」というエスプレッソマシン。フェラーリと異名をとるほど凄いマシンで、一台300万くらいするけど味は最高。いつも気合入れてお客様にお出ししています。
 


店の人気メニュー「カプチーノ」(500円)は泡の中心に「emo」のeマーク!味もクリーミーで美味


常連さんに話を伺ったところ、去年に偶然来て「気持ちいい店だな」と思い、それ以来よく来るそうだ。
エスプレッソや他のメニューも美味しいが、常連になった一番の理由はマスターの人柄が大きいという。

なるほど。EMOの魅力はやはり1杯入魂のエスプレッソと、お客さんを飽きさせない西野さんの人柄の賜物だろう。
本物のエスプレッソと気持ちいい時間を楽しみたい人にはおすすめの穴場だ。



山手の高台にある「エレーナ」では絶品の紅茶を楽しむ

次に向かったのは、横浜山手本通りにある老舗喫茶「エレーナ」。

開店は1975年、今年8月で36周年を迎える。高台からの景色が美しい店内は、平日午後にも関わらず若い家族連れやビジネスマンがいてなかなかの繁盛ぶり。週末には横浜散策の観光客も足を運ぶそうだが、平日は地元の人たちも気軽にお茶を飲みにくる。しかし店内はガヤガヤしておらず、静かにお茶を楽しみたい人にはおすすめだ。
 


「エレーナ」は近隣の住民から長く愛される名店


店を切り盛りするのはオーナーの服部静雄氏。

メニューは店の主力となる紅茶や珈琲だけでなく、季節によって種類が変わるパフェやサンドウィッチなどの軽食もある。
まず、一番おすすめというダージリンストレートティーを飲む。カップを覗くと、色は紅茶というより麦茶に近い。
 


オーナーの服部静雄氏。彼の入れるこだわりのストレートティーは絶品


―色が薄いのに味に深みと渋みがあり、凄く美味しい!

服部 知らない人は色だけ見て驚いて、飲んでまた驚いてくれますね。この茶葉はインド、ヒマラヤ山脈産の「オータムフラッシュ」。実はとっても高級な茶葉で、他の喫茶店だと1500円くらいしちゃうから、商売で使えない。うちは美味しい紅茶を提供したいから使っちゃうけど(笑)
 


店一押しのダージリンストレートティー(700円)は飲むと見た目の印象が変わる!


横浜の美しい景色と服部さんの素敵な笑顔が見たくて、また息を切らしながら高台を登ってきてしまいそうだ。