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JRの初乗り運賃でどこまで行ける?ライター松宮が17時間半にも及ぶ130円の旅を決行!

ココがキニナル!

JR初乗運賃(130円)で東京近郊区間内を大回りして旅を満喫する人もいます。横浜市内の駅をスタートとゴールとした場合、一筆書きの要領でどのルートを通るのが一番大回りできるのでしょう(恋はタマネギさん)

はまれぽ調査結果!

新子安から東神奈川までを大回りし、一都六県687.4kmを17時間35分かけ「130円の旅」を決行!帰宅後は疲れ果てて17時間寝込んだ!

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ライター:松宮 史佳

一都六県687.4kmを“130円”で旅せよ!


 
7月某日の夜中。原稿を書いていると、久々に吉田氏より電話が!「お前もたまには夏休みを満喫しろ」とのたまう。「ついに旅費を出してくれるのか? 行く行く!」とよろこぶと、「130円くらい自腹で出せ!」との返事。意味がわからない松宮。

吉田氏によると、“JRの初乗り運賃=130円”で東京近郊区間内を旅できるという。「とにかく大回りで旅して来い」とガチャ切り。

旅の全貌が理解できないため、「JR横浜駅1・2番線がないのはナゼ?」で登場した知人の鉄道カメラマン(以下:鉄)に相談。すると、鉄は一気に説明してくれる。
 


東京近郊区間図


★東京近郊区間大回り乗車ルール★
・大都市近郊区間内は最も安い経路で計算した運賃で利用可能
・区間や駅の重複は不可(一筆書きのルールで)
・改札外に出ることはできない
・同日に戻って来る


「横浜市内ならすぐに終わるんじゃない?」と尋ねると、「横浜だけだったらね」と鉄。
でも東京近郊区間内だったら「何百キロも旅できるよ」との答え。

“ま・さ・か!?”

吉田氏に「・・・横浜市内だけだよね?」と電話で恐る恐る確認すると、「いや、横浜市内じゃなくて全部!」と“はまれぽルール”を一方的に告げ、「頼んだぞ! じゃーな!」と再びガチャ切り。

・・・ここで、はまれぽルールを確認。

☆はまれぽルール☆
・出発&到着は横浜市内
・都内に住む松宮と鉄が終電で家に帰宅可能なルートを使う
・上記ルールを踏まえて“大回りルート”を考案し、旅する


・・・とても“イヤーな予感”。東京近郊区間内を旅すると「何時間かかるのか」と鉄に質問すると、「大体15時間くらい」との返事。「一人でどうやって回ればいいんだろう」と途方に暮れる。

すると突然、「僕、130円の旅なら付き合うよ」と言い出す鉄。どうやら“その場のノリ”でかるーく言ったらしい。しかし、人生において“その場のノリ”は“すべて本気”な松宮。「今、付き合うって言ったよね」「絶対だよ!」と鉄に念を押す。

観念したのか、「ではルートを考えてみたまえ」と鉄。“みたまえ”って!!! ・・・実際に「言う人がいるのか」とびっくり!
 
 
 
試行錯誤で大回りルートを考案


ネットで調べたところ、「最長ルート」は以下の通り。
 


総乗車距離はなんと1035.4km! 


しかし、長すぎるため、終夜運行がある「大晦日のみ決行可能」らしい。

全国を旅する鉄道カメラマン、鉄のスケジュールに合わせて“7月20日(土)”に決行することに。

ルートを考えるが、「何をどうしてよいかさっぱりわからない」。見かねた鉄が最長ルートを参考にし、JTBの時刻表を見ながら10分ほどでルートを考案。


調べたルートに時刻を書き留めて手伝おうとするが、途中で分からなくなり、挫折


ボーっとしていると、「何もすることなかろ(九州弁)」とツッコむ鉄。
「・・・見守っている」と松宮。


これが今回の大回りルートだ!


スタートは新子安駅、ゴールは東神奈川駅に設定。“走行距離687.4km”、所要時間はなんと「17時間35分」の旅になると判明し、愕然。

「なんで(旅に)付き合うって言っちゃったんやろう」とボヤく鉄。「ちゃんと調べてからやるって言えばよかった」と松宮。

「その場のノリでOKしてしまった男」と「何も知らず(考えず)OKしてしまった女」。
2人は無事に旅を終えることができるのか!?
 
 
 

走行距離687.4km・17時間35分の旅がスタート



“130円の旅”前日の夜。「横浜の伝説、白塗りのメリーさんとは?」の原稿を終わらせてから「旅の準備を」と思うが、書いても書いても終わらない。そのうちに吉田氏から「まだ?」と何度も執拗(しつよう)な催促が!

・・・結局、3時まで原稿を書く。1時間ほど仮眠し、4時に起床。都内某所の自宅最寄り駅から5時14分の始発電車へ。蒲田駅から京浜東北線に乗り換え。眠い目をこすり、ボーっとしていると、リュックを背負った男=鉄を発見! 声を掛け、スタート地点の新子安駅で下車。


ほぼ徹夜のため、「目が開いてない」with伊達メガネ@新子安駅

  


6時ジャスト、長い旅が始まる


この日は涼しく、まさに旅行日和!


6時9分、新子安駅から京浜東北線・大船発大宮行(502C) に乗車し、東京へ
(以下画像は鉄が撮影)


車内は早朝にもかかわらず、釣りや旅行に行く人で混んでおり、驚く。

実は、松宮と鉄は仕事を含め「会ったのは5回ほど」。もし、話すこともなくなって17時間旅するのは「苦行の旅ですぞ」と鉄。“・・・ですぞ”って!

6時30分、品川着。間違えて降りようとする松宮に「何やってんの?」と鉄。「まだ何もやってないじゃん!」と言いながらも、「危なかった・・・」と心の中で呟く。

6時42分、東京着。次は京葉線に乗り換え。


10分以上歩くが、京葉線ホームは見えてこない


と、「ニューデイズで北海道フェアをやってるから」と店内へ。ちなみに「フェアは年2回」らしい。自分が興味あることは「とにかく詳しい」。1つの道を極めた人(オタク)は“キニナルものはすべて徹底調査するのだ”と知る。
 

 
 

 
6時55分、東京駅から京葉線・東京発蘇我行(619Y)に


十分な乗り換え時間があったので、座席をゲット。が、スーツケースを抱えた人々が次々と乗って来る。


北海道限定ビール「クラシック」を購入した鉄は・・・


「(通勤用のロングシート座席の)電車で飲むのはためらう」と言いながらも、「飲めば?」と言うと、早速飲み出す。「・・・結局飲んでるじゃん」とツッコむ松宮。

舞浜駅(千葉県)ではディズニーランドに行く人が大量に降り、電車が一気に空く。


市川塩浜付近を通過すると、「最初にできたアマゾンの倉庫がある」と教えてくれる鉄

 
京葉線には初乗車の松宮。「すごい揺れる・・・」と呟くと、もともと貨物線としてつくられ、「旅客に転用された」と鉄が解説してくれる。