検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 横浜家系ラーメン生みの親、吉村実に「はまれぽ」がインタビュー。絶賛公開中!
  • 横浜の花見スポット2019 ~シーン別桜の名所20選~
  • 横浜の家系ラーメン「全店制覇への道」家系家系図を作ろう
  • はまれぽ.comに、あなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

ココがキニナル!

横浜市内には多くの橋が架けられています。普段は何気なく渡っている「橋」に面白いエピソードはないのかキニナル!(トラズキノコさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

現在の「長者町通り」は「八丁縄手」と呼ばれ、「長者橋」と「車橋」が架かっていた。長者橋は江戸時代「土ハシ」「権兵衛橋」などと呼ばれていた。

  • LINE
  • はてな

2013年10月22日

ライター:橘 アリー

「八丁縄手」を結んでいた橋!

前回の「都橋」と同じように、今回も横浜市内に現存する45の関東大震災後の震災復興橋について歴史を探る。震災復興橋の多くは、横浜の埋め立て地の運河に架けられた橋で、今回は、その中でも歴史が古く、デザイン性に富んだ「長者橋」について調べてみた。

関東大震災で被害を受けた橋の多くは、現在の横浜の中区・南区の埋め立て地にあった橋である。現在とは違い、当時の埋め立て地は、もとは新田として作られたものなので地盤がもろく、その当時に作られた運河に架けられた橋も、道と道を繋ぐための目的の簡素な木製の橋が多かった。そのため、ほとんどが震災で崩壊・焼失してしまったようである。

今回調査した「長者橋」は、現在の京急線日ノ出町駅前から中村川方面まで伸びる長者町通りにある。
 


現在の長者町通りの様子


ちなみに、この「長者町通り」は、かつて東海道から横浜開港場へ早く行けるように作られた「横浜道」(現在の西区・浅間町交差点付近から吉田橋まで)と呼ばれた道で、1859(安政6)年に整備されるまでは「八丁縄手(はっちょうなわて)」と呼ばれ、東海道から開港場へ入る主要道として使われていた。
なお、縄手とは、田んぼの中にある真っ直ぐな道のことで、八丁とは870メートルの距離のことである。
 


横浜開港の直前の様子が載っている、図説「横浜の歴史」のページ


長者橋は、名無しの橋だった!?

「長者橋」の完成は1874(明治4)年。
周辺が1870(明治3)年に「長者町」という名前になり、4年後に「長者橋」と名付けられる以前は、特に名前の付いていない粗末な橋の俗称である「土ハシ(どばし)」や名無しを意味する「権兵衛(ごんべえ)橋」などと呼ばれていたようだ。

長者橋は、江戸時代には粗末な木の橋で何度か補修を繰り返しながら使われていたが、1895(安政6)年に横浜が開港して、「車橋」がある山手町(山下町)の居留地から来る馬車が格段に増加。その馬車の通行に耐えられるように1874(明治7)年に架け替えられることになった。

ちなみに、当時から「土ハシ」と呼ばれていて、その名前が現在まで受け継がれている橋が神奈川区幸ヶ谷にある「土橋」だ。
 


「土ハシ」と書かれている、1851(嘉永4)年の横浜村の地図
<クリックして拡大>


そんな「長者橋」も1923(大正13)年の関東大震災で焼失。その被害金額は当時の金額で1万2000円であった。
職種などによっても差はあるが、当時の大卒初任給は概ね80円で、現在は約20万円であることを鑑みると、現在の物価は昭和初期の2500倍になる。1万2000円の損失は、現在では、概ね3千万円というところになるだろうか。

復興による架け替えは、起工が1927(昭和2)年で、竣工は1928(昭和3)年と『横浜復興誌・第二編』に書かれている。
「長者橋」の総工事費は、当時の金額で10万653円。これも、現在に換算すると、概ね2億5000万円になり、まるで宝くじの賞金のような金額だ。
 


現在の「長者橋」の様子
 

現地の橋には、「昭和3年1月20日竣功」となっている


「長者橋」のたもとには、復興橋の特徴であるトイレがある。復興橋のたもとには「交番、トイレ、消火器具納庫」があるのが一般的だったが、東京に比べると横浜に設置された例は少ないようだ。
しかし「長者橋」や「車橋」のたもとには今でもトイレが設置されている。
 


長者橋のたもとの様子。復興橋の特徴であるトイレがある


なお、横浜に設置された例が少ないのは、当時の横浜は、道路の一部を利用しながら河岸で小さな荷物の積み下ろしが行われていたので、その荷物の積み下ろしの邪魔にならないように、という理由からのようである。

ほかにも宝くじ売り場や、横浜を代表する作家の「長谷川伸(しん)・生誕の地」という碑も建っている。
 


「長谷川伸生誕の地」碑の様子



デザインが全部違う? 長者橋にみる「アール・デコ」・・・キニナル続きは次のページ!!≫
 

  • LINE
  • はてな

おすすめ記事

黄金町や日ノ出町、寿町など、なぜ縁起の良い名前が集まってる?

雨でも安心の屋内施設。安全に配慮した環境で、思いきり身体と頭を使って、夢中になれる遊びがいっぱい!

  • PR

かつて存在した幻の横浜市震災記念館とはどんな施設だった?

厳しい社会という戦場を生き抜く大人達の遊び場!巨大屋内型サバイバルゲームフィールド「ウーパー新横浜」

  • PR

まだまだあるぞ、秋ドラマのロケ地! ロケ地めぐり「秋のドラマ」編vol.2!

大人も子どもも遊びながら理系脳が活性。科学を身近に感じられるエンターテインメント性の高いミュージアム

  • PR

37年の歴史がある「はまかぜ」ってどんな新聞?

おひとり様のカフェ利用大歓迎。18種の個性豊かなお風呂に加え、有名店の味が楽しめる料理も自慢!

  • PR

新着記事

横浜でゾウと一緒に花見!動物と桜をファミリーで楽しめるスポット最新情報

    • 面白かった35
    • 面白くなかった1
    • コメント0
  • 2019年03月22日

藤沢駅南口に「ODAKYU 湘南 GATE」がグランドオープン!カフェやフードエリアが充実!

    • 面白かった61
    • 面白くなかった1
    • コメント1
  • 2019年03月22日
横浜家系ラーメン生みの親、吉村実に「はまれぽ」がインタビュー。絶賛公開中!
横浜の花見スポット2019 ~シーン別桜の名所20選~
横浜の家系ラーメン「全店制覇への道」家系家系図を作ろう
はまれぽ.com無料掲載のお知らせ

はまれぽ編集部のイチオシ

京都の自園で栽培した最高品質のお茶を横浜パッケージで! 忘れられない京都・宇治茶の味「又兵衛」

  • PR

気功で痛みを和らげる!? 「横浜元気整体院」のイタキモチイイ悶絶級の施術を徹底レポート!

  • PR

脳も体もリフレッシュ!  初心者からプロアスリートまでが集う「ヒロブラジリアン柔術アカデミー横浜」

  • PR

リフォームも、新築も。良い家をつくり、まもり続けて40周年、進化を続ける横浜市栄区の地域密着型工務店

  • PR

介護を軸に、新たなコミュニティ構築を模索する、中区石川町「ケアステーション・デイサービス ふれ愛」

  • PR

「通院」が「お出かけ」に! 「また来たい」と思える、地域のニーズをかなえた歯科医院「オリーブ歯科」

  • PR

年中無休体制、本当に「手厚い」ケアができる「ベルジェ動物病院」

  • PR

最先端の機器を使った治療と丁寧な説明。 地域の“目のかかりつけ医”をめざす「戸塚ヒロ眼科」

  • PR

裏横浜で絶品イタリアンをリーズナブルに味わえる「da TAKASHIMA(ダ タカシマ)」

  • PR

杉田駅直結! ジム&スタジオで体を動かし、岩盤浴で至福のリラックスタイムを「ロコスポーツ杉田」

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 綱島街道沿いにあった綱島温泉の石碑ですが、いつの間にか大綱橋のたもと(大倉山側 ・ファミマ脇)にひっ...

  • 先日、横浜の西口五番街にある『フリーダム横浜』という小さいゲームセンターが突然閉店を発表しました。音...

  • 鎌倉市が食べ歩き自粛条例を可決しました。市の意図と、地域住民の考え、観光客の声、店側の本音(客が減る...

あなたはどう思う?

「横浜スタジアム」のことをなんて呼びますか?

最近のコメント

アクセスランキング